ラベル MUSIC の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル MUSIC の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

20260730

夏の動向・2026

カルテHD スキンケアUV乳液(左)
ベルディオ UVマイルドジェルN(右)

コスメネタというと大抵日焼け止めの話になってしまう。真剣に選んでるのってほぼここくらいだからな~。私の場合、日焼け止めは肌の調子に直結するので頑張って選んでいます。それ以外が適当ともいう。
正直、一番好きなのは圧倒的に肌負担の少ないナチュラグラッセなのですが、日々結構な量使う消耗品なのもありお手頃な価格帯でも探したくなり。中でまあまあいいかなと思っているのがこの二つです。ちなみに今年のナチュラグラッセの夏限定はミント&レモン。上手いなあ。

カルテHDは、店頭でキンプリの永瀬くんのやつ?(それはヒルマイルド)とか思いつつなんとなく選んだのですが、結構よい。ツヤというかもはやテカリに近い感触なのですが、テカ!ツヤ!みたいな肌が好きな方にはおすすめかも。ツヤを減らしたい場合はティッシュオフしたり。
ベルディオは、この価格帯で吸収剤不使用で諸々無添加で石鹸落ちで、的な中だと一番出来がいいんじゃないかな? 妙に堂に入った製品だなあと思ったら老舗の近江兄弟社でした。メンタームね。


しかし、一昔前まではUV対策って美容の範疇という感覚があったのですが、今ももちろんある程度はそうなんですが、ここ数年で変わったなあという感覚もあります。美容以前に疾患予防としての行動になったといいますか。
紫外線量の上昇もあってか腕や脚は剥き出しだと日焼け云々以前に痛いですし、日傘も美容というよりもはや身を守る道具ですよね。札幌は大分ましとはいえ夏の気温は普通ではないし。それにより汗のかき方も昔と違う。私はアトピー持ちなので汗の肌荒れも悪化すれば死活問題でもあります。
気候も災害も、日頃から準備をしておくに越したことはありませんが、なかなか忙しない時代になったなあと感じる今日この頃です。





最近は男性アイドルだとM!LKが大ブレイク中ですが、EBiDANだとSUPER★DRAGONも好きです。曲がどれもかなり好き。スパドラというと「Untouchable MAX」とかもすごいし代表曲かなと思うんですが、新曲の「Call Me Asap」も好みで。
作詞曲家名を見たらNao'ymtであ~と納得しました。かつてNao'ymtが最初に大抜擢されたのが安室ちゃんの名盤「Queen of HipPop」だそうですが、当時めちゃくちゃ聴いたアルバムなんですよね。多分人生で最も聴いたうちの一枚。つまりこの人の音好きなんだな。
Call Me Asapは衣装もおしゃれで好きです。レトロな70年代風ですかね。ジャガードとかリボンタイの感じ。EBiDANは衣装が凝ったものが多い印象があります。原因は自分にある。(※というグループ名)のこれとかすごい好き。そういう基盤の上に、M!LKの山中くんデザインのメンカラー衣装もあるんだろうなあと。



おしゃれな男性アイドルつながりで、上でもたまたま名前を出したので(?)キンプリのMVなど。 
キンプリは今一番オシャレなアイドルなんじゃないかなあ。MVも凝っているし、衣装もいつ見てもゴージャス&モードな感じで面白い。アレッサンドロ・ミケーレの男子ドル版みたいな。この路線ってある程度王道を狙わねばならなかっただろう5人時代ではちょっと難しい方向性ではとも思うので、2人になって以降にこの路線を選択するというのは賢いなあと思います。個性になるもんね。

20260618

ベーシックとクラシック

ジャズ喫茶の「BOSSA」に初めて行きました。BOSSAは1971年創業の札幌のジャズ喫茶を代表する店なのですが、大人だけが行ける店だと思っていたので行ったことがなかったのです。いやあんたいくつやねんという話ですが、なんかそういうのってあるじゃん。老舗の蕎麦屋とか、洋食店とかね。子供の頃は年を取れば自動的に大人になれるものだと思っていたけど、実際に年を取ってみるとそうじゃないと分かるのだなあ。

でちょっと緊張しつつ初めて訪れたのですが、やはり素敵なお店だったなあ。雰囲気があるし、全然堅苦しい感じでもなくて。音楽はもちろん、インテリアもなんだか絶妙に良いんですよ。すごくお洒落を狙っているわけではないだろうにセンスが良いというか。自然に使い込まれていて。
私が行った時には常連っぽいおじいさまたちがワイワイと男子会されてました。それで緊張がほぐれて過ごしやすかったのもあるかも。コーヒーもピザも素朴でおいしかった。

私はジャズに特に詳しいわけではないですが、母親が若い頃からジャズを聴く人なので私も耳がまあまあ慣れてはいるかも。
思えば父と母の趣味が混ざってジャズとクラシックとカントリーとフォークと歌謡曲とロックがチャンポンに流れる家だった。で良くも悪くもクラシックでもアイドル曲でも全てが同じ地平で聞こえる耳に育ったような。聴き方が全てにおいてミーハーというか。ジャズも「コルトレーンが一番イケメンだな」とか思いながら聴いてるもんな。


もひとつカフェ。これはモリヒコのチェーン店舗の一つ「JB ESPRESSO MORIHICO. サイクルロード」。正式名称こんな感じなのか。JBとしか覚えてなかった。 
モリヒコは各々の場所に合わせたコンセプトの店を作るカフェですが、JBは多分モリヒコの中で一番くらいカジュアルな店舗なんじゃないかな。価格帯も雰囲気もスタバのような感じ。というかまさに「お洒落なスタバ」を狙ったのではないかと。
でちゃんと味もおいしいしインテリアも小綺麗で、うまいこと作るなあと思います。名物は鮮やかな色のソフトクリーム。モリヒコって、なんだかんだいって食べ物系の味がいつもちゃんと美味しいのがすごいと思う。

上の写真は壁の装飾が面白かったので撮ってみたもの。サイクルロードの横にある店なので、自転車の部品が飾られているんですね。


この世のあらゆるバレエシューズ・パンプス類がカポカポ脱げる宿命を負っております。かかとの形が貧弱なんだよね。あと幅が狭い(足幅B)。なので靴紐やストラップのない靴は試着必須、試着しても8割脱げる、みたいな世界なのですが、たま~に何の加減か普通に歩けるものもないではなく。
でこのところ、普段使いできるお手頃でシンプルな履きやすいバレエシューズが欲しくて探していました。我儘だなあ。試着必須だしネットで返品云々が面倒な人間なので実店舗で探しつつ。

ある日身近すぎるイオンのASBeeでプレーンなバレエシューズを発見。試着するととても履き心地が良い。正直かかとは完全に脱げないわけではないけれども、まあ許容範囲。余計な装飾のない見た目も気に入りました。バレエシューズはベーシックなデザインが好きかな。
てなわけで購入。ASBeeのオリジナル商品だと思われます。やっぱり靴ばかりは履いてみないと分からないなあ。

これで3万歩歩けと言われたら辛いなあという感じですが、8000歩くらいなら平気でしょうなという感じ。その辺へちょっと行って帰ってくるにはまったく問題なし。数年ぶりに普通に履けるバレエシューズをゲットできて嬉しいのでした。

20250902

アートの箱

札幌も例年よりは確実に暑い夏ですが、他の地域の気温の凄まじさを見るとこちらの気温くらいで文句は言えないのかしら、となるこの頃です。いやでもしかし暑いよなあ。今の札幌で昔の東京の夏くらいなのでは。
昔の北海道の夏なんて暑いどころか明確に寒かったですからね。中学生の頃に新聞のファッション関連の記事で「北海道は夏でも気温が上がらないので本州で売れるような涼しい服があまり売れない」みたいな内容を読んで、確かにそんなの着たら寒いよね~と思ったのを覚えてます。今からするともはや別の国の話のようだ。地球、ヤバいのね……。


上の写真は道立近代美術館です。「金閣・銀閣 相国寺展」を見てきました。内容をほとんど知らずに行ったのですが、伊藤若冲、また伊藤若冲、ついでに伊藤若冲、それから狩野探幽、で長沢芦雪、あと円山応挙、みたいな感じで私でも知っているような人の絵がガンガン出てくるので後半はほとんど疲れてました(笑)。いやもちろん作品は素晴らしかったんだけど。生の文化作品って連続で大量に見ると濃いよね。
国宝の天目茶碗も来ていたのですが、いわゆる一般的な茶碗の半分くらいの大きさだったのが面白かったです。茶箱用みたいな小ささ。歴史的な立派な茶碗ってちょっと困惑するくらい大きいものが多かったりするので、あの小ささはなんかかわいかった。


私は近代美術館の何が好きって建物自体が好きなんですよね。昭和中期に建てられた美術館としてはある種一般的な、ごく王道の建物だと思いますが、細部まで丁寧に作られていて綺麗だなと思います。資材もお金がかかった感じがするし、いつもちゃんと手入れされてるし。
ロビーは吹き抜けの回廊になっていてそこがとても好き。この二階部分には喫茶室もあります。やはり回廊型の本郷新美術館も好きなので、私はなんかそういう形の美術館が好きなのだろうか。
設計は太田實という人だそうです。今知った。




アリス=紗良・オット「ナイトフォール」

最近一番聴いているアルバム。AppleMusicをうろうろしていて見つけました。ピアニストのアリス=紗良・オット氏のことは一応知っていたのですが、きちんと聴くのは初めて。なんとなく聴き始めたのですがとても好みでした。
夕暮れ、光と闇といったものがコンセプトのアルバムで、確かに全体的に音色が暗くて静けさと重さがある。その暗さが良い!という感じ。選曲もシック。私の好きな(みんな好きな)サティのグノシエンヌも入っています。その表現もまた色彩が暗くて良い。私の今まで聴いたグノシエンヌの中で最もシリアスかも。
しかしアリスさん、ピアノがめちゃくちゃ上手い。いやプロのピアニストつかまえて何言ってんねんて話ですが、プロにしたってめちゃくちゃ上手い。めちゃくちゃ上手い人の演奏特有の、音色からサーッと脳内にひとりでに景色が広がるような感覚を味わえるアルバムです。

20241015

靴いろいろ

なんだか4枚撮り溜まっていたのでまとめて載せてみます。夏から秋の足元。今年は久しぶりにハーフパンツを結構着ました。元々ずっと自分の定番アイテムではあるのですが、好きな感じのものを入手できたので秋冬もタイツを合わせたり工夫して着ようかなと。

足といえば、夏に足の薬指にヒビが入ってしまいまして。しかも家の中で家具にぶつけて。超痛いわけでもなかったのですが、内出血していく指の付け根を見てこれ病院行かなきゃいけないやつだな……と。後日整形外科で診てもらったら案の定でした。己のうっかりによる骨ヒビのトホホ感はすごい。ちなみに、日本人は裸足で家の中を歩くので指の怪我の原因としてすごく多いのだそうな。
しばらく湿布とテーピングをしていただけで、今はもう痛みもなくほぼ完治しているのですが。未だに歩いているときに一瞬あっ大丈夫か?となるのが面倒といえば面倒かなあ。多分歩き方に変な癖とかがついてもいけないので普通にしていたほうがいいんですが。




 
キョンキョンの1987年のMV。衣装がヴィヴィアンのミニクリニです。あのミニーちゃんみたいな赤白の水玉のやつ。みたいなというか、実際ディズニーからのインスパイアでもあったはず。
当時のコレクションのデザインについては『VIVIENNE WESTWOOD ヴィヴィアン・ウエストウッド自伝』で詳しく読めます。ルックを詳しく見るなら『Vivienne Westwood Catwalk: The Complete Collections』。ヴィヴィアンについてなら知るならばこの2冊が大方のことをカバーしていると思います。後者は札幌の方は図書情報館にありますよ。貸し出し禁止なので逆にいつでも読める。コピーもできます。

この時代のキョンキョンの衣装は本当にお洒落だし、スーパートップアイドルだったので曲にしろMVにしろCDジャケットにしろお金も手間もかかっていて見ごたえがあります。私はこの時代のヒロミチさんのVIVA YOUが好きなのですが、つまり≒キョンキョンの衣装の時代、ということなんだろうな。



80年代のキョンキョンとヴィヴィアンといえば、映画「怪盗ルビイ」。監督はレミレミの旦那様こと和田誠。相手役はエミー賞俳優・真田広之。内容はあんまり印象に残ってないけど(笑)、衣装がひたすらお洒落でライトだけど全体にお金がかかっていてキラキラしていて、バブル時代の正しきアイドル映画という感じがします。
主題歌の「怪盗ルビイ」も歌番組での衣装がどれもかわいい。作詞は和田誠、作曲は大瀧詠一。YouTubeにいろいろ落ちてるので興味ある方は検索してみてください。


最近ふと思い出したのですが、私が初めてヴィヴィアンのロッキンホースというものを知ったのはおそらく、十代前半の頃に読んだananのキョンキョンの連載『パンダのanan』です。愛用中という私物のロッキンホースの写真を載せていて。この連載は90年代ですね。「セッシュウ・シューズ達」として紹介していたと思う。(※セッシュウ:踏み台に立って背を高く見せること。戦前のハリウッドスター・早川雪州が由来) 靴にしてはなんか変わった形だな??と思ったのを覚えています。

20240301

ふくろのもの

革の小さいバッグって好きなのですが、物はあまり入らないじゃないですか。小さいからね。 私は他に持ちたいものがある時はペラっとしたサブバッグを持つのが好きです。外付けHDDみたいな。ちょっと違うか。
サブバッグって実用のものだしなんでもいいっちゃいいんですけど、だからこそ敢えてイイ感じのものを選ぶと全体の具合も宜しいなと思います。細部の、靴下が良いねとかヘアアクセが気が利いてるねみたいな感覚に似てるかも。 
で十年かそれ以上かをかけてなんとなく集まったペラペラ系サブバッグ類の中でもお気に入りのものを載せてみようかと思います。


イギリスのペンギンブックスという出版社のトート。十年以上愛用してるかも。本の表紙そのままのデザインでとてもかわいい。しっかりしてるのでメインバッグでもいけます。が洗うと色落ちしてしまうのがネックで。古びた感じもそれはそれでいいんですけど、ピンとした状態が好きで数年おきにリピート買いしてます。カラバリも豊富。
 
古着屋で適当に安く売られているペラペラのエコバッグがけっこう好きです。ペラさゆえの味わい。大抵ドイツのものな印象があるのはやはりエコ大国ゆえなのか。
このタイプはほぼ絵柄の違いだけなので遊びで面白いものを選ぶかも。これもいい感じに気の抜けたイラストが気に入って買いました。動物園のかな。持ち手が短いのも肩にかけずに持ちたいときに何気に便利。
 
数年前のSPURの付録でオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーのコラボ。ビュリーが日本上陸した時だった気が。ヴィオラも描かれてます。かわいいんだけどなぜかほぼ使ったことがない。私の服にはかわいすぎるのかなあ。そのうちうまく合わせてみたいです。
 
BAGGUのシルバー。小さい方のサイズ。二年くらい前に購入して、一番出番が多いです。シルバーでどんな服にも合う・けっこうマチある・けど大きすぎない・畳むと小さい、でとても便利。なんか一つ良さげなの教えてくれ!という方にはこれをオススメします。
BAGGUとかSUSAN BIJLとか、バッグとしては全然安いけどエコバッグとしては若干値が張るかもな、くらいのものを持つと見栄えがぐっと違う気が。素材感ですかね。
 
これは基本メインバッグとしての使用なので番外編ですが、サブとして使うこともあるので。L.L.ビーンの超定番ボートアンドトート。誕生80年らしい。数年前に買いました。
ちゃんと使ってみて今更ながら永遠の定番アイテムである理由が分かった気がします。これ、何とも言えず便利なんですねえ。まず異様に硬い。で自立するし布としては特殊な硬さゆえ存在感がありメインのバッグとして使える。意外と軽い。なんでもポンポン入る。なぜか何の服でも合う。不思議。トートバッグの王様という感じがします。
あとL.L.ビーンだと大きくて柔らかい素材のグローサリートートもやはり便利だなあと思います。ひとつあれば普段のスーパーの買い物で困ることってほぼないんじゃないかな。



笠置シヅ子の『ジャングル・ブギー』って昔から好きなんです。曲は最初にスカパラのカバーで知った記憶があります。後から黒澤映画の劇中歌と知ったはず。
しかしその曲をがっつりと朝ドラで、しかも荻田浩一の演出で見られるとは思わなかった。不思議なこともあるものだなあ。

 

20240202

冬の路面電車

以前から行ってみたかった北欧雑貨のお店「ピッコリーナ」へ。個人的に好みのお店でした。古いものも新しいものもあります。
購入したのはキャンドルとヴィオラのポストカード。キャンドルがつるんとしていてなんかかわいい。買わなかったけどピンズも気になりました。

雑貨屋さんとかヴィンテージショップみたいなところって若いときに沢山行った杵柄情報ファイル(?)が頭の中にある分、新規開拓がどうも疎かになってしまう感じがあります。そして別にそれもまあいいかとも思うのですが。大人だからね。延々同じ喫茶店だけ行く人とかわりと好きです。
でも初めて行くお店の楽しさももちろんやっぱりあるので、適度に調べたり探したりしていきたいなあと思います。それは大げさに言えばその時代を見るということでもあるのかな。



ビルの2階とか3階にあって交差点に面している喫茶店がなんだか好きです。微妙な高さから見渡す街並みが、小さすぎず大きすぎず妙な臨場感があるからではないかと思う。これ、一昔前にドローンで撮影されたサバンナの野生動物の映像を初めて見たときの感覚にも近い気がする。えっ確かに上空だけどけっこう低いな?な感じ。
写真は三越3階の宮越屋珈琲のホットココア。と市電。札幌の市電は車両が昔から緑です。新型車両はモノトーンだったりしますけど、一応定番としては緑。


そういえば最近NCTの動画を見ていたらロケ地の一部が明らかに札幌で、画面を緑の市電が横切っていました(6:10~あたり)。NCTってグループのテーマカラーが緑(黄緑)なんですよね。おそらくそれもあってかも。そこの緑と緑が繋がるとはさすがに想像したことはなかったので不思議な感じというかなんというか。



韓国とかタイとか、日本国外のアジアの国で作られるMVや映画その他で北海道がロケ地のものはすごく多いなあと思います。ほんとに地元としか言いようのない場所も出てきたりしてヘンな感じもする(笑)。そこには海外から見たファンタジー的な目線があるのだろうし、それは住んでいる自分には正確にはわからない感覚なんだろうなあとも思います。
海外からは岩井俊二の『Love Letter』とかが大定番で人気なイメージ。今でも小樽の観光客のいくらかは岩井映画のファンだったりするのかな。日本人で言えば『恋する惑星』のファンが香港に観光に行くような感じでしょうか。

20231009

美女のドレス、美少女のドレス


サブスク時代になってから改めて曲を聴いたミュージシャンって結構いるなあと思います。名前は分かるけれどちゃんと聞くのは初めて、くらいの。
 
私にとってはDip in the Poolがその代表かもです。一応知ってはいたけれど世代ではないので詳しくは知らないというような存在。私より少し上のお洒落なお姉さん方が好きなイメージかな。
甲田益也子さんのデュオだということとかビジュアルとかは知っていました。そもそも甲田さんが今なお現役でトップモデルなのが多分すごいんだな。あのオーラも変わらずずっとすごいよね。

改めてちゃんと見て聞くと本当に美麗だなあと。こんな美麗なミュージシャンが存在していいのだろうか。いやモデルさんなんですけど。そして曲もやっぱり素敵。曲名からしてもう美ですもんね。「緑色スパンコールの鹿」に「疑似四角形」!
これらの旧譜をひとつひとつCD等で探してとなると私にはなかなか大変だと思うので、サブスクのありがたみを感じます。サブスクに関しては新曲や元々好きな曲より、超メジャーではない30~40年前の曲あたりが最もありがたみを感じるかもしれない。一番パッと探しにくいあたりというか。


甲田益也子さんが表紙の本って私何か持ってるかな?と考えたところこれがありました。『ATSUKI ONISHIのニット絵本』。1985年刊。メイクは渡辺サブロオさん。

これとか中野裕通『VIVA YOU おしゃれスタシオン』とかは今おそらくプレミアついてちょっと高くなっちゃっているはず。実際どちらもきれいな本だし、日本のガーリーファッションの歴史を辿る上ではまとまってる書籍としてはなかなか貴重なのでは。
ちなみに私は2冊とも誰も買わなかった十年以上前に定価以下で買いました。なぜならオタクだからですが。良くも悪くも調べ尽くして誰も買わない本に辿り着く、それがオタク……。

こっちは『VIVA YOU おしゃれスタシオン』の1ページ。87年刊。アリスのイメージだと思います。この時代既にアリスがガーリーファッションのアイコンだったことが分かります。かわいい本なんだよねこれ。

80年代以前のガーリー系のアリスといえば、KENZOはおそらくアツキやビバユーよりも更に前くらいにアリスの絵のついたアパレルを出しているんじゃないかなあと。詳しい年代までは分かりませんが、写真で見かけた記憶があります。

あとそういえば以前、丸山敬太さんがブログでティエリー・ミュグレーのアリスがテーマのショーについて言及していて、このへんも日本のDCブランドへの影響としてあったりするのかな?と思ったり。ミュグレーなのであくまで大人の女性の服でしょうけれども。
   <自分のファッション人生の中で、誰かの一番好きな作品をあげろと言われたら、DiorでもCHANELでもKENZOでもなく、Muglerの80年代の春夏、、不思議の国のアリスをテーマに繰り広げられた、ファンタジーショーの、ラストシーンのフラワードレス。小夜子さんやPatが着たぼかし染めのキッチュなお花そのもののドレスなのです。>
80年代のミュグレーとなるとさすがに詳しくは知らないなあ。薄い知識でフェティッシュや未来的なイメージがあるくらいで。このあたりのコレクションもいつか詳しく見てみたいです。

20230708

瓶詰標本

庭のドクダミでチンキを作りました。これは夏に使うために毎年作っていて今年で4年目です。ドクダミをウォッカに1か月ほど漬けるだけ。ちょっと面倒だとしたら瓶の煮沸くらいかな。それもただ煮るだけだしね。
今年はたまたま横に生えていたラベンダーもなんとなく入れてみました。入れる意味は見た目以外には特になさそう。私はこういうものを作るのが特別好きな人とかでもなく(嫌いでもない)、わりと完全に実用のためなのです。

これ、虫刺されにすごく効くんですよ。刺された箇所に塗っておくと翌日にはほぼ落ち着いているし跡もかゆみも残りません。何故こんなに効くんだ?単にアルコール分が高いから効いてるだけなのでは?と不思議になって一度ウォッカだけで塗ってみたこともあるのですが、効き具合が結構全然違って。じゃあやっぱドクダミで作らなきゃだめなのか……となり。

私は肌が弱くて、ひとつの虫刺されでも大きく残るとそこをトリガーにひどいことになっていく可能性はゼロではないんですよね。なのでトラブルを最小限に抑えてくれるものはありがたい。で毎年恒例で初夏に作るようになっています。

左は去年作ったもの。一年漬けるとこういう色になります。こっちも今も使えます。丸2年くらいは全然使えるらしい。ウォッカだからね。

ついでにこれは3年前に初めて作ったときの写真。本当はこういう風に花の部分を多く使うと見た目がきれいにできあがります。私は花の盛りにさっさと摘むタイミングを逃しがちで年ごとに葉の比率が増えてます。効能的には花でも葉でもどっちでも大丈夫。



 

 



電影と少年CQ。以前から存在はなんとなく知っていたのですが、最近曲やビジュアルを改めて見てかわいいなあと。衣装がクラシカルな少年&少女ですよね。かつ、今っぽさもちゃんとあって。



メンバーのゆっきゅんのソロ曲も以前から気になっていて、今年リリースされた「隕石でごめんなさい」がとってもツボでよく聴いています。宇多丸さんもお気に入りらしい。わかる。好きそう。

20230114

老舗と若者

純喫茶オリンピアに行ってきました。札幌に現存する、歴史あるいわゆる純喫茶というと一番目や二番目に名前が挙がるお店なのではないかな。 
私も存在は十数年前から知っていましたが実際に行くのは初めて。というのも土日が定休日なのです。でなかなかタイミングがないままだったのですが、やっと訪れることができました。経験上、こういうお店は行けるうちにとっとと行くのが吉とほんと思います。

入口から雰囲気充分。ザ・純喫茶という感じ。
ちなみに「オリンピア」とはオリンピックの年に開店したことからだそうですが、五輪は五輪でも札幌ではなく東京のほう。1964年だから59年前かあ。

 
ビルの地下にあるのですが、階段の上のこの店名と装飾がかわいくて好きでした。上に東京オリンピックのポスターが。

 
とっても王道の純喫茶で楽しいです。上の写真、昭和なインテリアの中で隅に「Wi-Fi」の文字があるのがなんか面白いなと。ちなみに繋いでみたら電波バリバリでした。 

興味深かったのが20代くらいの若いお客さんがかなり多かったこと。常連ぽい中高年の方ももちろんいるのですが、半分以上は若者だったかも。昨今のレトロ喫茶ブームもあるのだろうし、そもそも立地や値段も若い人にも気軽に入りやすそうだもんなあ。メニューも色々あるし。老舗というのはこうして続いていくのかも。

 
ザ・喫茶店のプリン。硬すぎず柔らかすぎず美味しかったです。



GuitarricadelafuenteというスペインのミュージシャンのMVらしく。とても綺麗なのですが、見たときに何とも言えず既視感がありまして。
しばし考えて思い出しました。ベルナール・フォコンの写真集だ。全体的な色合いとか、裸に金箔貼り付けてるのとか、廃墟っぽい部屋の中で寝てる感じとか。セーラー着てるし。時代がひとまわりというかふたまわりくらいしたのかしら。

フォコンで思い出した。こちらは日本のバンドのおそらくフォコン風。ガールズバンド・ZELDAのアルバムです。ちゃんと聴いたことないんだけど。ZELDA、すごくおしゃれで私が80年代に16歳の少女だったら憧れていただろうなあと思います。

20220806

こどもの革靴


偶然YouTubeで見かけて気になったピンクフロイドのMV。映像の質感からして有名どころの映画監督が撮ったものだろうなあと思ったら、やはり1982年のカルト映画『ピンク・フロイド ザ・ウォール』が元になったMVとのこと。監督はアラン・パーカー。成程。

曲や内容云々より、画面のインテリアや制服や建物や雰囲気が楽しいです。列をなして歩く子供たちの足元がみんな小さな黒い革靴。その大量の本格的な質感や形に、(一昔前の)ヨーロッパでしか撮れない映像だろうなあと思う。これを一気に用意できるのがイギリスならではというか。
ところどころフリッツ・ラングの『メトロポリス』っぽくも見えます。「マシンのように動かされる人間たち」描写って今も昔もメトロポリスが引用先の定番なのか、映像に詳しくない私でもそれっぽい演出やセットの他作品を複数回は見た記憶があります。ラングって単純に画面の格好良さを作り上げるのがすごく得意な人だったからこそ、今もクラシックとして君臨しているんだろうなと思う。映画ってつまり画だもんな。



たまにファッションの情報ってどこから得ていますか? と訊かれることがあるのですが、改めて考えると自分でもあれっどうだっけ? となると最近気づきました。多分十代の頃から目につくものを乱読する習慣がついていて、絶対的なコレという情報源は特にないはず。

ただ今も昔も雑誌は読む。あれこれなんでもパラ見します。喫茶店や(家庭画報婦人画報&premium暮しの手帖ブルータスetc.)、美容院や(お店がタブレットのdマガジンなので何でも)、本屋の立ち読み(今月のFUDGEのロンドンパリスナップ特集良かったです)、ウェブマガジン等々。つまるところ主に時間潰しなのですが。雑誌だしね。
この雑誌不況の世の中で私ほど雑誌をパラ見とはいえ読んでいる人もそういないんじゃないか。今はそれこそdマガジンとかあるし逆に色々見る人が増えてたりもしますかね。

とはいえ「情報の摂取」的な感覚はあまりないかも。大きな流れをなんとなく掴みつつ、きれいなグラビアを眺めているという感覚です。自分にとってはのんびり街を散歩しているようなものなのです。

そんな適当になんでも見る私のネット上のオススメファッション系をリストにしてみようかなと。
★AH.H
元ポパイのスタイリスト長谷川昭雄さんのページ。多分世界有数のお洒落なファッション・ページということになるのでは。
嶽本野ばらちゃんの連載を読んでいます。花形文化通信ってウェブに場所を移してもう何十年も続いてるんですね。『それいぬ』の文庫は今も本棚のどこかにあるはず。
愛読者とまで行かないですが公式サイトが充実しているので。メンズ雑誌ビギンの女子版がララビギンなわけですが、最近その更にメンズ版のメンズララビギンという雑誌が出たそうで。ややこしい。「コムデギャルソン・ジュンヤワタナベ・マン・ピンク」みたい(?)
ブログで紹介したことあると思う。一番好きなインテリアのサイトはこちらです。人選がガチ。特に武末ご夫妻と青野賢一さんのお家が好き。


あとたまに買う書籍系のファッションの本たちなども。
『ファッション・クロニクル』は発売前から気になっていてすぐ買ったのですがまだ積読状態です。カラー写真がいっぱいでかなり詳しそうなのでこれで2000円はお得なのでは。
右は『井上保美さんの365日着こなし見本帖』。井上さんは45Rのデザイナー。私の世代だと45rpm studioのほうが馴染みがあります。日本で最もセンスがよくお洒落な女性の一人ではないかと。
『AMETORA』はここ数年読んだファッション系書籍の中で一番面白かった名著。詳しさも筆致もボリュームも「わかるわ~!」感も全部がレベル違いという感じ。オススメです。

20211119

宇宙のランキング

セブンイレブンで売っていた北見産和ハッカのチョコミント餅なるもの。こういう地域密着しかもミントのスイーツってセイコーマートの専売特許かと思っていたけどセブンもやるのだなあ。味はセブンイレブンのスイーツらしい堅実でハズレのない感じ。ふつうに美味しいです。




2014年の記事なのでちょっと前ですが。オールタイムベストなので今もまあそんなに変わらないかな。顔ぶれもかなり定番の作品が並ぶ感じ。 

>1.「2001年宇宙の旅」(1968) 
>2.「ブレードランナー」(1982) 
>3.「エイリアン」(1979) 
>4.「未知との遭遇」(1977) 
>5.「エイリアン2」(1986) 
>6.「スター・ウォーズ」(1977) 
>7.「未来世紀ブラジル」(1985) 
>8.「メトロポリス(1926)」 
>9.「ターミネーター」(1984) 
>10.「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」(1980) 

SF映画のランキングだと「2001年~」て映画全体のランキングでいうところの「市民ケーン」くらい絶対1位付近にあるよね。「東京物語」とか? 未来世紀ブラジルは3位以内にはそんなにならないけど10位以内くらいには入るイメージ。
この手のリストを見るたびに思うのが、私はエイリアンを全然見ていないんだなということです。他はなんだかんだ見たorなんとなく流し見くらいはしてるのですが、エイリアンだけは全然縁がない。避けてるわけでもないし名作なのも知ってるんだけど。なぜだろう。こういうのって結局永遠に見なかったりするよな。一生の内には見たい気がする。

すごくSF映画好きというわけでもなく、好きな映画の中にSFものもまあまああるなあというくらいですが、やっぱりいいものはいいよね。この中だと2001年、ブレードランナー、ブラジル、メトロポリスが好きです。スターウォーズは森の中を空中バイクでヒュンヒュン飛ぶやつとイウォークが好き。
入っていないのだと「不思議惑星キン・ザ・ザ」と「銀河ヒッチハイク・ガイド」が好きかな。どっちもコメディだ。私はたぶんSFにはビジュアルとある種の自己ツッコミを含めた諦念みたいなものを求めているんだと思う。で結果的にコメディになる気が。
SF?に入るのかな、最近のだと「竜とそばかすの姫」のビジュアルが気になりました。見てないんだけど映画館のスクリーンで見てみたいなあ。



NCT127 'Regular (Korean Ver.)' MV 

KPOPのアイドルグループのMVなのですが、ソウルの街を猥雑な未来都市っぽく描いていて、これつまり少年版のブレードランナーだよなあと。こういう映像でブレードランナーの影響を全く受けていないものを探す方が難しいかもしれませんが。少年なので賭け事の代わりにゲームセンター、スポーツカーの代わりにゴーカート。
ダークなSF都市的なものを描くなら今は東京よりソウルや北京だし、アイドルでもJPOPよりKPOPの子に歌わせるよねというのもなんか分かる。JPOPなら今はもう少しライトでノスタルジックなシティーポップでしょうか。

20210719

異国の少年

K-POPには詳しくないけどBTSの新曲はわかるぞ!(曲がいいよねBTSって。というかガチのトップアイドルは大抵曲はちゃんとしている)という、よくいる日本人くらいの知識の私なのですが。

以前からちょっと思っていたのが、K-POPの子たちっていわゆる少年装的な衣装をたまに着ているよな?ということ。しかもアレンジした感じとかいうよりドストレートにクラシカル少年!な感じのを見る気がするなあと。


これはTXTというグループ。セーラートップスに半ズボンとハイソックスと革靴も合わせる徹底ぶり。BTSも以前似た感じのセーラーを揃いで着ていたと思う。 

これ、ジャパンカルチャーの「少年装」「少年服」とかの影響を結構はっきり感じる着方だと思うのです。二次元とかスーパードルフィーとか女子が趣味で着る少年服の雰囲気。四谷シモンさんの人形や「1999年の夏休み」に遡れるあの感じ。勿論それも元をたどれば欧米の昔の少年服や「ベニスに死す」だったりしますが、K-POPのこれは欧米そのものではなく明らかに日本を経由したセンスだと思う。
あとトム・ブラウンの影響もありそうだけど、トム・ブラウンがそもそも日本的なセンスを取り入れたアメリカ人でもあるだろうし(ややこしい)。

数年前に香港のDEMO.というブランドを見たときも思ったのですが、こういうザ少年服!な着方って日本のアイドルは逆にあまりしない気がします。なぜなら自国のサブカルチャーっぽすぎるから。するとしてももう少しひねりの入った少年ぽい服になると思う。ジャニーズとかでも。 
つまりK-POPの子たちは韓国ゆえにこういうジャパンカルチャー感をストレートに着られるという面白い現象が起こっているのだなあと。日本人がファッションでハーバード大のカレッジトレーナーを着てても何も思われないけど、アメリカだとハーバード卒じゃないのになんでそれを?ってなるみたいな感じだろうか(?)。

あとたぶん大きいのが彼らの容姿ですよね。スリムで手足が長くて頭が小さく色白で髪色も色々で人形めいているK-POPアイドルが着ると、まさにスーパードルフィー的に似合うから。中性的なのだな。



これとか靴下留めを着けている子もいる。そりゃ衣装さんも着けたくなるよなあ。違和感ないもんな。

こういうのを見ていろんな国のファンガールたちが真似をして少年装に目覚めたりするのかしら。それも楽しそうだなあ。というか真似をしている子なら既にいるよねきっと。



ついでに自分の持っているセーラーっぽいものを撮ってみました。15年くらい前?のX-girlのマリンなトップス。セーラーカラーも襟の白線もなくていわゆるセーラー的な要素がそこまでないんだけど、確かにセーラー的に見えるというちょっと面白いデザインかなと。X-girlですがいわゆるLAガーリー感というよりいかにも日本企画な服という感じ。けどこの制服カジュアルポップみたいな雰囲気はこれはこれで好きかも。
当時は夏によく着ていましたが最近はさすがに着ないなあ。かわいいし、今より更に年齢を重ねたら逆に着やすくなる気もする。

タグもマリンだったりボタンが貝だったりでかわいいです。

更にちなみに、X-girlの創始者にして60代でセーラートップスを少年のように着こなすキム・ゴードンはこちら。いくつになってもどこかそれこそ美少年のような人なのだなあ。

20210218

電気動画手帖

みなさんYouTubeって見ますか? 私はわりと見る方だと思います。主に服とかバレエとか古いロシアアニメとかチェコの人形アニメとかを見ています。自分て感じだ。モルカーも見ているよ。人形アニメだし。
モードやバレエは動画と相性が良いためかわりと昔から配信していた印象が。コロナ禍で有名なバレエ作品のアーカイブが世界中で公開されていたりもしました。

個人的おすすめチャンネルをピックアップしてみましたのでお家で過ごす春の夜長などにぜひ。代表として貼ってある動画は中でも私が気に入っているものたちです。


 

★ど真ん中でシャネル公式。やはりトップブランドだけに数もクオリティも充実していて、お金がかかっているのが分かるチャンネル。字幕も世界中の言語の用意がありもちろん日本語も完全対応。
↑のNo.5の歴史の動画等、美しいアニメーションでシャネルのアイコン的エレメントたちの歴史を辿る「insideCHANEL」シリーズがおすすめ。
最近だとNo.5の現ミューズであるマリオン・コティヤールが香水のラボを訪れる動画とか楽しかった。案内役は専属調香師のオリビエ・ポルジュ。今のシャネルの香水は全部この人が手がけています。
あ、あとキーラ・ナイトレイが若き日のココ・シャネルを演じたミニドラマが好き。店を訪れる美女たちをきっかけとして繰り広げられる、シャネル史がギュギュギュと詰め込まれた作品。面白いです。




★これまたど真ん中? フランス版VOGUEの公式。さまざまなパリジェンヌが部屋や私服を紹介する動画が豊富。VOGUEって各国にあるわけですけど、フレンチVOGUEのこのチャンネルは意識的に「海外(フランス外)の人たちの想像上のアンニュイなフランス女」みたいなところを分かっていて狙って作っている気がするのだな。おパリのOMOTENASHI。



★またフランス繋がりで、こちらは個人の方のチャンネル。パリ在住の日本人のライターさん。蚤の市や手料理やお部屋のインテリア等の紹介をされていて、選ばれるものや語り口が絶妙で見ていて楽しいです。



★日本のファッション系のYouTube動画だと、やはり業界のプロの方のチャンネルが見ごたえがあって好きだなあと。百々千晴さんは第一線のスタイリストさんなのでそりゃもうセンスが良いです。そしてご本人のキャラが面白すぎる。



★業界のプロの方、のモデルさん版。五明祐子さんは昔から活躍されているモデルさんで、私服がさらっとカジュアルで格好いい。雑貨屋さんで買ったカゴやLLビーンのトートはあらゆる服に合わせられるよ!という感じとか好きだなあ。シャネルのチェーンバッグがミニサイズとパッチワークなあたりとか。元ノンノモデルさんです。わかる。



★中国のいわゆる意識高い感じといいますか、ハイセンスなお家がたくさん出てくる「一条」という動画メディア。何がすごいってやはり大陸のスケールがすごい。どんな崖にどんな大きさの屋敷!?みたいな邸宅がガンガン出てきます。
かと思えば女性が一人で上海の古いマンションをお洒落にがっつりリノベーションしていたり、なんにしてもパワフル。



★昔から海外のニュースを見るのが好きで、NHKのBSの世界のテレビ局の報道を集めた番組とかよく見ます。BBC JAPANのYouTubeチャンネルはBBCのニュースを短くサクっと日本語で見られて便利。




★最後に私の趣味で(いやこのブログ全文私の趣味でしかないですが)ユーリ・ノルシュテインのアニメーションなど。ノルシュテインて絵が上手すぎて自分が何を見てるのかだんだん分からなくなってくるなあ。完全に絵画のタッチのものが動いてる不思議さ。


こうやって見ると、YouTubeの特性からかさくっと見られる小品的な動画が多いのかな。ミュージシャンのMVがYouTubeにアップされるのが当然中の当然みたいな状況になったのもわかります。画面のインパクトと動画の短さが場の特性にすごく合っているのですね。MVだと最近はチャカ・カーンのこれが好きです。シャレオツ。
あと数年に一度なんとなく見てしまうのが『ぼくらの鉱石ラジオ』の小林健二さんの動画とか。アトリエに並ぶ機械的なモノたち。こういうニッチな動画が見つかるのもYouTubeならではですね。
「ワーズワースの冒険」とか緒川さんとかタモさんとか、昔のちょっとマイナーめの番組を数十年経って見るとなんともいえない感覚。ノスタルジーでもあるけど、あれこんな感じだったのか、という不思議さのような。

20190430

配置転換


部屋が片付いた……ゼェゼェ。物の処分と家具の移動と掃除を一気にやろうとしてふと気づいたら数時間経っててえっ?となりました。次の日すごく眠かった。体力の衰えが深刻化する今日この頃。
今回は机を変えました。といっても昔使っていたデスクを解体したものが残ってて、素材自体は結構いいやつだったので天板を使いたいな―と思い、脚のパーツだけ新しく購入して組み合わせて使うことに。わりといい感じになったのではと。脚買って載せただけだけど。

部屋はだんだんあっさりしてきてるのかなあ。謎の小物たちとシンプル趣味が同居してるみたいな様子で。
今回久しぶりにがっつりめに掃除してて思ったけど、私は処分という行為がそもそもわりと嫌いじゃないんだな。自分の所持品とそこに付随する情報に定期的にソートをかけることがそれなりに楽しい。それは過去への反省と未来への期待が物理で見える行為でもあって、なるほど掃除を生業とするこんまり先生がスピリチュアルなマスターになるわけだなあ。私は結果的に20年間着続けてる服とかも全然ありますが。
ちなみに私が物の処分が割と好きな理由の一番はおそらく育った環境ですね。親や親戚に片付けマンタイプが多いので。




お気に入りのピアス。Surというブランドのものです。ぱっと見ガラスっぽくて重そうだけどめちゃくちゃ軽いです。紙くらい。眼鏡の製造で有名な鯖江市の企業で、素材が眼鏡の端材のアセテートなんだそうな。なので丈夫で軽いってことらしい。
もともとネットで見かけて気になっていたブランドなんですが、たまたま立ち寄ったお店にポップアップで扱っているのを見つけて、出会いかなと思い。いろんな服に合いつつちょっとだけインパクトがあって良い感じです。冬はベレーに合わせたりしてました。




誘われてサチモスを見てきたんでした。きたえーるってメジャーなジャニーズもやるような会場ですよ。人気なんだなあ。客層は若い人がコアだけど上も下もバラエティに富んでました。音楽好きそうな大人や家族連れも多かった。
大学生くらいの今っぽい男の子たちがステージをうっとり見つめていて、そうかサチモスって男の子の王子様なんだなあと。

サチモス特に詳しくはないのですが、すごくお洒落な人たちだなあとは以前から思っていて。何かの雑誌で横山剣さんが「ゴールデンカップスみたい」って言っていてわかるな~と思った記憶。ハマ育ちの洒落た不良感というか。実際に見てもそんな感じがしました。古着とスニーカー姿でふらっと出てくる感じ。

音は彼らといえば想像するアシッドジャズやシティポップ的なところから更に遡って60年代70年代のアコースティックとエレキが混ざったような音。それこそカップスやモップスの昔の映像から流れてきそうなサウンドというか。詳しくないのでほぼ想像で書いてますが。
なんか、この人たちは生半可でなく真剣にイケてるものを探すバンドで、いま辿り着いたのがこういう音なんだろうなあと。「青」「水」「火星」とかどこか少年っぽい雰囲気の歌詞が多いのも意外だった。この路線個人的に好きかもです。

ベースの人特にお洒落だなー男子にめちゃモテそうだな~と思ったHSU氏という方がこの後体調不良で公演中止が続いているそうで。お大事にです。

20181105

寒露のにおい


APOGEE「Higher Deeper」

 すこし活動期間が開いたりするバンドがそれでもぽこりぽこりと新譜を出しているのを見ると、なんともいえず嬉しい感じがするなあと。というわけでAPOGEEの2018年リリースのアルバムを聞いています。ブレない彼ららしさがありつつ、今の空気もあってやっぱり独特だなあ。静謐デジタルノスタルジー?みたいな。


APOGEEは2006年のデビュー直後に音楽系のブログの記事で読んで知った記憶があります。その文章で直感的にあっこれ私たぶん好きだなあと思ってCDを買いに行って。まだ配信メインの時代じゃなかったんだねえ。
ライブ行ってジャケットにサインもらったりもした。なんか思い出してきたぞ。大城さんのキーボードに光る地球儀が置いてあるんだよね。対バン相手がSleepy.ab。姉がSleepyファンだった。Sleepyも今も活動しているのだなあ。狸小路のFABカフェ周辺を歩いてるMVがあったな。



ここに書くべきかすこし迷ったのですが。やはりお知らせしておくべきかなと思い、書きます。
先月、父が亡くなりました。通夜、告別式、初七日その他無事終わりましたのでご報告を。 このブログはあくまで私個人の場で、亡くなったこともある意味父のプライベートだとは思うので書く権利があるのか多少迷いはありまして。何しろもう許可の確認もできませんしね。
 しかし十年以上ぽつぽつと書いてきた場でもあり、長いこと私の日々のこまごまやポンコツっぷり等々を見てくださってる方もいらっしゃるかと思います。そういう皆さんにはやはりお知らせはしたいと思い。


父は十数年前から難しい持病がありまして、自宅でマイペースに闘病生活を送っていました。 数年前から病状が重くなり、昨年から更に、と徐々に進行していました。 なので家族はある程度の覚悟はしていましたし、最後の方は余命の宣告もされていまして。
だからすごく驚いたというのとは違うんですけども。寂しい……のかな。うん、やっぱ寂しいんだろうな。じんわりと、ああいないんだなあと思います。


本人は体は大変だったと思うんです。が意地っ張りで格好つけなところもある父は(このへん明らかに私に遺伝している)なにかずっと変わらぬままでした。
定年前に勤めていた職種上、自分の病気の進行度合いや投与されている薬についてほとんど完全に理解してもいました。なので余命もある程度本人も分かっていて。 怖かったろうに最後の最後まで頑張って耐えてた。すごいなと思います。


 私と父は性格が似ていると思います。若い頃はそれになんとなく気づいているからこそ否定したかったものですが、この歳になるとしみじみとああ似てるなあと。 音楽や映画が好きなのも父の影響が大きいと思うし、喧嘩だってしたし、たくさん心配かけたし、愛してくれたと思うし。
かつ不肖の娘で、さぞかし呆れ心配してもいるだろうなと思うのですが。少しでも安心させられるような自分になれたら良いなと思うこの頃です。 能天気さもまた、私が父から受け継いだものです。元気にやっていきます。



20160816

ディアボロマント



ディアボロマントという飲み物に昔から憧れているのですが、飲んだことがなく。地元のお店で出しているところがあるのかもよくわからなくて。で、つまりレモネードにミントシロップを混ぜたものなのだからその二つを用意すれば飲める?と作ってみました。


シロップはMONINのもの。原液はすごい緑色なんですがそこが物語っぽくてちょっと好き。レモネードはヨーロッパなら炭酸入りかなとそういうのに。レモネードは一般にアメリカは無炭酸、欧州は炭酸入りを指すのだそうな。
で飲んでみたところ、普通においしいです。レモン風味の炭酸飲料にミントの風味が加わって、なるほど夏に飲むのによいですね。ただ他で飲んだことがないのでこれが正解の味なのかわからない(笑)。おいしいけど。最近買ったファーム富田のプチコロンがラベンダーベースのレモン×ミントなので偶然似ているなあと。
レモネードが果汁入りの高級っぽいやつだからか(お店にこれしかなかった)妙に本格的な味だけれど、スプライトとかで作ったほうが雰囲気出る気がする。多分レモン味じゃなくてもディアボロマントではあるはずで、濁りのない炭酸で作るとキレイな緑になるのでは。ちなみに水のみでミントシロップを割ったものは「マンタロー」というそうです。




フォコン「飛ぶ紙」の少年たちとディアボロマント。夏が燃えている。




こちらはアメリカの少女たちのレモネード。夏に家の前でレモネード・スタンドを出すのがアメリカの子供の定番のお小遣い稼ぎなのだそうで。小説とかでも目にするような。HowTo動画になっていて楽しいです。





「エリック・サティ・アルバム〈ミュージックインテリア(6)〉」バルビエ

サティのアルバムなのですが、ポイントは選曲が細野晴臣さんなこと。1984年発売です。
これは勘で細野×サティなCDの存在に辿り着きました。サティを聞いていてふと「細野さんってサティ好きなのでは?細野さんの作る音から察するに影響もされているのでは?」と感じまして。で調べるとやはりそうで。80年代に細野さん(とYMO)は当時のサティブームの立役者みたいな感じでもあったとか。でこういうアルバムも出ていたと。存在を知りなるほどーと買ってみました。
選曲はグノシエンヌから始まる結構王道、の中にちょっと変わった曲が差し込まれていて細野さんらしい感じかな。いい意味で悪戯っぽい雰囲気がある。ブックレットのテキストも味があります。細野×サティって好みのもの同士だし、良いCDを見つけた。

01 3つのグノシェンヌ
02 3つの新グノシェンヌ
03 舞踊のための小序曲
04 3つのジムノペディ
05 自動記述法
06 絵に描いたような子供らしさ
07 ナザレ人の第1前奏曲
08 嫌らしい気取り屋の3つの高雅なワルツ
09 馬の装具で


曲名からしてなんかいいですね。
 ジムノペディは子供の頃ピアノで結構弾いてたなあ。家になんか楽譜があって。テクニック的には簡単なのに上手く弾こうとするとやたら難しいというのを地で行く曲という印象。

20160716

むかしのはじめ


ウイリアム・ヘンリー・フォックス・トルボット 「自然の鉛筆」

ダゲレオタイプで知られるダゲールよりも前に写真を発明していたといわれるタルボットの、1844年から出版された世界初の写真集をもとに編まれた本。今数多ある写真集というものにも「世界初」はあったんだよなあ。この本の出版は今年です。赤々舎ってどうしてこんなに格好いい写真集ばかり出版できるのだろう。
初期の写真って想像よりずっと画像が細かいし濃淡も繊細だったりして、今とそんなに変わらない感じがします。意外と荒くないというか。今適当に撮った写真で当時より荒いものも普通にあるかも。


タルボットの写真や文章もよいのですが、個人的に好きだったのは写真家の畠山直哉さんの文章。知的で難しいといえば難しいのですが、なんとなくああ分かるなあということを書いてらして。写真史を学ぶ意味でも面白く感じました。畠山さんは最近ドキュメンタリー映画にも。
特に印象に残ったのが、少し前に海外の写真家を志す若者たちがコンテストに提出した作品の多くが、何故か揃ってフィルム写真だったという話。彼らはおそらくバリバリのデジタルカメラ世代なのに。で、なんだか感覚は分からなくもないような?と。
もっと大人のフィルム世代の写真家のほうが今フィルムに敢えてこだわる人の率はむしろそこまで高くなさそうな気がします。完全にデジタルに移行している人も多いでしょうし。今あえてフィルムってノスタルジー趣味みたいでなんかなあという考え方もあるだろうし。もちろん人と場合によりけりにしろ。
デジタルが当たり前の若い世代ゆえに、一時であれ愚直にフィルムにも触らざるをえないというか、経験としてフィルム使ってなんか乗り越えなきゃみたいな感覚ってあるだろうなあと。これだけSNSが発達すると逆にアナログ志向にとかもありそう。


ちなみに「自然の鉛筆」とは=写真のことだそうで。写真は光(自然)で物体の形を描く絵画ですよね。印画するのも銀とか塩とか自然界にあるものだし。つまり自然の鉛筆。





読書するときは耳栓をしているかインストを聞いていることが多いのですが、最近はサティが多いです。「グノシエンヌ」がすごく好き。時代的に現代音楽の初期というか一歩手前というか、「乾いた民族音楽」みたいな雰囲気で。
インストだとサティ、グレン・グールド、ビル・エヴァンスとかが多いです。なんかすごいこだわりがあるとかではなく邪魔にならない嫌いではない音を探したらこの辺だったみたいなことですが。中でもサティは感覚的に一番好みかも。
そういえば10年くらい前はやはり邪魔にならないからという理由でフレンチロリータ系ばかり聞いていたなあ。ジェーン・バーキンとかBBとか、まあゲンズブールを。これ系もやっぱり基本がどこかドライというか、重くない感じが当時の自分に良かったのだと思う。環境音楽みたいな感覚だった。




上のグノシエンヌを別アレンジにした「その男、凶暴につき」の挿入曲。これも好きです。
小学生のころ親に連れられて「48時間PART2」(確か「ゴースト」と同時上映だった)を地元の映画館に見に行ったら、ロビーに「その男~」のたけしの等身大の立て看板があってなんともいえない雰囲気を感じたのを覚えてます。テレビで見るビートたけしだけどなんか違う?ような?という。