20181002

この世のフレーム

鏡を新調。レンズの瓶底ぶりをお分かりいただけるでしょうか。いわゆる視力検査表の一番上が見えない人間なので眼鏡とは一生縁が切れません。ここまで必需品だと体の一部になるしかないので逆に面倒という感覚もあまりありませんが。
人生で自分よりまつげが長い人に会ったことがない程度にまつげが長い(得した記憶は別にない)+鼻が低いのでセルの鼻あてがダメで。レンズにまつげが当たって不快なので。鼻あてが金属というのが眼鏡選びの唯一のこだわりです。本当はどっちかというとセルのほうが好き。

コンタクトは手軽さでずっとワンデー。結果的にトータルでは眼鏡よりコンタクトのほうがお金かかってるような。でも楽さと衛生面を考えるとワンデー以上って自分には多分ないしなあ……ムニャムニャ。


眼鏡というと、平林奈緒美さんが愛用の小竹長兵衛のフレームを廃盤になる前に9個ストック買いした(!)と以前読んで衝撃だった記憶が。そういえばいつも同じ眼鏡。でもこだわりのある人ならそうなるよなあというのもわかる。
眼鏡ってトレンドもあるけれどもボストン型とかいくつかは決定版的な形がある程度決まっているアイテムという気がします。ジーンズの501的な。ジョンレノンとかフジタ的な丸眼鏡とかね。なので50年以上前の人の眼鏡が今見てもお洒落だったり。

あとNIGOが前に宮内庁御用達の村田眼鏡舗のをかけていて、そうか眼鏡界のてっぺんってこのへんかと思った記憶。



WOWOWで「牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」を放送しますよ。10月16日。
というか既に2回放送されてたらしいんだけど見逃していたのでこれは録画します。DVDも欲しいけどなあ。ハイビジョンで放送されるならまあ同じっちゃ同じなのでいいのかな。




シアのマリインスキー・バレエの永久メイさん。日本人の十代の少女が世界的名門バレエ団に請われ去年入団してすぐ主役を演じ今年もうセカンド・ソリスト、という古い少女漫画でも見たことないレベルの抜擢・ごぼう抜き出世。事実が小説より小説な感じ。落語の〇人抜きみたいだ。
美しいしドラマティックだし、単純に踊りが好きだなあ。すごく丁寧で細部まで気を抜いていないのがすごい。


私もともと一番好きなバレエダンサーがウリヤーナ・ロパートキナという、マリインスキーの大スターだった人で。好きになってあまり経たないうちに引退してしまったけれども。
タイプはまた違いますが永久さんを見ているとちょっとロパートキナを思い出すというか、私がマリインスキー的な踊り手が好きなんだと思う。英国ロイヤルバレエも好き。共通点は一言でいうと繊細さ、かなあ。多分ちょっと地味めともいえる(笑)。



ロパートキナはスターさんなのでドキュメンタリー映画になってたりもします。当たり前だけど踊りがめちゃくちゃ上手いよ!



震続いてます。平気でもあるし怖くもあるという感じ。いちいち気にしてたらやってられないけど、いちいち気にしないと咄嗟に的確に身を守れないしなあみたいな。古い家なので寝ている間に崩れないことを祈るばかり。