20190322

捨てたり増えたり

屋のデスク周りを改装したく、いやその前に掃除だし物の処分だろ、となりとりあえず文房具類を半分くらいに減らしました。が道のりは長い。面倒だよ~。
個人的には捨てられないから大変というより、捨てようと思えば際限なく捨てられる方なので部屋が無意味にすっからかんになりそうで怖いです。丁寧に判断する慎重さに欠けている。



スマホにあった部屋の画像など。これ数年前なので今ちょっと違いますが。なんか結局こういうものたちがこちゃこちゃと。たまには片づけねば場所的に生きていけぬ。
ちなみに私なので高いものは全然ないです。棚は地元のヴィンテージショップのセール品、中では高めの時計と地球儀でも1万円全然いかない。あとは数百円とか千円とか2千円とか0円(拾った)とか。壁の紙はネットのどこかの宇宙の画像をプリントしたもの。

青い図鑑はブックオフで買った記憶。あ、ブックオフは何気に飾る本探しに良い気が。古い洋書やきれいな装丁の全集が結構あります。ほるぷ出版の名著復刻シリーズは外箱が地味で気づきにくいですが中身がレトロで美しくてオススメ。全集コーナーでよく見る。


片付けといえばアメリカでこんまり先生が大人気だそうで。キャラ立ってるもんなあ。
映画監督ルイ・マルの実の娘にしてVOGUE編集部員クロエ・マルがお洋服をこんまり先生とともに処分する数年前の謎おもしろ動画はこちら。おそらく世界一ファッショナブルなときめき(Spark Joy)片付け動画なのでは。

そういえばこのクロエ・マル、映画『メットガラ』でインパクトあるシーンのひとつ「頭に巨大な炎型のヘッドドレスを載せたサラ・ジェシカ・パーカーの格好に絶句するVOGUE編集部員」が彼女で二度驚いた記憶が(笑)。場面の情報量が多すぎる。





19-20AWのトム・ブラウン。ショートヘア、端的にボーイッシュ、ハーフパンツ、余計な装飾ゼロ、な靴下留め。個人的にはついにここへ到達したのかあと(?)。トムブラウンがそぎ落としてもやはりこれらの要素が残るのですね。アイテム的にはいわゆる少年装と完全同じに等しい気が。
しかもモデルがみんなぴっちり7:3分けで同じスーツで机並べてお仕事、音楽は坂本龍一というショー演出なので日本カルチャーぽさが強い。『未来世紀ブラジル』ぽくもある。モノクルつけててワイマール的でもあり。
トムさん本人が以前から「日本人みたいな洋服の着方をするアメリカ人」とも言われるらしく。「アメトラ」「アメカジ」ってたぶん日本人特有のファッションなんだけど(意味不明かもですがなんとなくわかってくれ)、トムさんはアメリカ人にしてそれをやっているのだな。逆輸入?


20190303

融けかかり


ょっと前ですがドアを開けたら玄関先に転がっていたつららの欠片。屋根にぶら下がっていたものが落雪して地面に跳ね返ってここまで転がってきたと思われます。直径5センチくらいある。元の長さは1メートルはあったんじゃないかな。いいんだけどこれが跳ね返ってくる瞬間には居合わせたくないよね……。
今はもうだいぶ暖かくなっています(プラスの気温=暖かいという基準)。春って毎年律義に来るよなあ。いや来なかったら困りますけど、冬の寒さを思うとなんだか不思議。
雪解けというとロシアアニメ『森は生きている』の「転がれ転がれ四月の指輪」の場面を思い出します。あれは雪ががっつり積もる地域の人が描くアニメだよなあ。宮沢賢治の雪の描写も。




ズランのデザインのバター煎餅。かわいい。もちろんおいしい。これは良いものだなあ。これはバラエティパック的なやつに入ってるんですけどバター煎餅だけのパックも買ってみたいなあ。どこに売ってるんだろう。工場まで行けばいいのか? タケダ製菓という会社のお煎餅です。地元ではスーパーでよく見かける。




年も地味に探していたウールのニッカボッカをゲット。というとなんか頑張って地道に探してたみたいですが気が向いたときにしか探さないから数年かかったというだけです。
できればウールリッチ社製で履きやすいちょいゆったりめのサイズで状態の良いものが欲しいかな~とぼんやり思っていたらどんぴしゃが見つかって嬉しい。別にウールリッチでなければとかでも全然ないのですが、形や素材にクセがなくて見つかりやすくて手頃なのはこの辺かなと。これは70年代のもののようです。

ニッカボッカへの憧れは私はタンタンが最初かなあ。1920年30年代当時にはスポーツウェアの区分だと思います。登山や自転車のときに履くカジュアルアイテム。今でいうジャージか。タンタンも動きやすくスポーティーな少年記者の服装という設定ですね。当時の進歩派な女性が履いている古い写真も見ます。
やっぱりちょっと個性的な服にはなるんだけど、今女性が履くなら普通のクロップドパンツですよ的な顔で履けなくもないのでわりあいこなしやすいのかもしれない。今年はヴィンテージのアランニットと合わせる着方ができて嬉しかったです。これずっとやってみたかったんだよね~。