20160816

ディアボロマント



ィアボロマントという飲み物に昔から憧れているのですが、飲んだことがなく。地元のお店で出しているところがあるのかもよくわからなくて。で、つまりレモネードにミントシロップを混ぜたものなのだからその二つを用意すれば飲める?と作ってみました。


シロップはMONINのもの。原液はすごい緑色なんですがそこが物語っぽくてちょっと好き。レモネードはヨーロッパなら炭酸入りかなとそういうのに。レモネードは一般にアメリカは無炭酸、欧州は炭酸入りを指すのだそうな。
で飲んでみたところ、普通においしいです。レモン風味の炭酸飲料にミントの風味が加わって、なるほど夏に飲むのによいですね。ただ他で飲んだことがないのでこれが正解の味なのかわからない(笑)。おいしいけど。最近買ったファーム富田のプチコロンがラベンダーベースのレモン×ミントなので偶然似ているなあと。
レモネードが果汁入りの高級っぽいやつだからか(お店にこれしかなかった)妙に本格的な味だけれど、スプライトとかで作ったほうが雰囲気出る気がする。多分レモン味じゃなくてもディアボロマントではあるはずで、濁りのない炭酸で作るとキレイな緑になるのでは。ちなみに水のみでミントシロップを割ったものは「マンタロー」というそうです。




フォコン「飛ぶ紙」の少年たちとディアボロマント。夏が燃えている。




こちらはアメリカの少女たちのレモネード。夏に家の前でレモネード・スタンドを出すのがアメリカの子供の定番のお小遣い稼ぎなのだそうで。小説とかでも目にするような。HowTo動画になっていて楽しいです。





「エリック・サティ・アルバム〈ミュージックインテリア(6)〉」バルビエ

サティのアルバムなのですが、ポイントは選曲が細野晴臣さんなこと。1984年発売です。
これは勘で細野×サティなCDの存在に辿り着きました。サティを聞いていてふと「細野さんってサティ好きなのでは?細野さんの作る音から察するに影響もされているのでは?」と感じまして。で調べるとやはりそうで。80年代に細野さん(とYMO)は当時のサティブームの立役者みたいな感じでもあったとか。でこういうアルバムも出ていたと。存在を知りなるほどーと買ってみました。
選曲はグノシエンヌから始まる結構王道、の中にちょっと変わった曲が差し込まれていて細野さんらしい感じかな。いい意味で悪戯っぽい雰囲気がある。ブックレットのテキストも味があります。細野×サティって好みのもの同士だし、良いCDを見つけた。

01 3つのグノシェンヌ
02 3つの新グノシェンヌ
03 舞踊のための小序曲
04 3つのジムノペディ
05 自動記述法
06 絵に描いたような子供らしさ
07 ナザレ人の第1前奏曲
08 嫌らしい気取り屋の3つの高雅なワルツ
09 馬の装具で


曲名からしてなんかいいですね。
 ジムノペディは子供の頃ピアノで結構弾いてたなあ。家になんか楽譜があって。テクニック的には簡単なのに上手く弾こうとするとやたら難しいというのを地で行く曲という印象。

20160812

流氷おひとつ

さにもちょっと慣れてきたような……ってもう八月も半ばですが。熱中症を恐れるあまりこまめに水分を取ったりはしているからか元気です。あと札幌って街中はすごく地下街を移動する作りなので(冬寒いからね)そのあたりをウロウロしている分には大して暑くないのだな。


夏関連で愛用しているものなど。夏以外にも使いますが。

綿100%のペチコート
いつもはポリエステルの滑りのいいペチコートを使いますが、夏は肌に直接当たるしタイツも履かないから綿100のがあれば欲しいなあと探してみたらアマゾンで発見。クレープ素材で涼しいです。アトピー持ちなので綿はやっぱりありがたい。多分昔からある会社なのかな?私が買ったやつ以外も素朴なレースがついていたりデザインが昭和のお嬢さんが履いていそうなペチコートという感じがかわいいです。しかもお手頃価格。

サハラマグ
ステンレスボトルはずっとタイガーのサハラマグを愛用してます。小さくて邪魔にならないし見たままの量入るし口がシンプルで洗いやすい。もう何年も現役です。シンプルなデザインも好き。ただ以前とカラバリが結構変わってるなあ。私が持っている青っぽい黒ももうない。シルバーもよかったんだけど。


その他夏っぽいもの。



最近買ったファーム富田のプチコロン。ラベンダーのベースにとミントと柑橘系が入っている香り。ラベンダーも柑橘系も好きだし、ミントが入っているのが北海道らしくて好きです。ファーム富田は香料自体が良質なのかなあ、尖りがなくて健やかな香りがします。夏の定番になりそうです。
個人的な話ですが、私はご先祖さんに薄荷農家がいたりするのでミントって本当にルーツであったりします。土地柄珍しくないんだけどね。それもあって気になるところもあるのかな。




流氷飴。水色が涼しげです。大通駅地下の「きたキッチン」で購入。地元の名産品が色々揃っているのでたまに行きます。



中身はこんな感じ。氷っぽくてかわいい。鉱物のようでもあり。これ、すごく流氷感が表現されているなあと思う。流氷って青というか水色なんですよね。光の反射かな。
昔住んでいた町が流氷が接岸するところに近かったので、流氷は遠い存在ではないです。ファンタジー兼身近という感じ。どちらかというと「寒いのやだなあ」という咄嗟の反応が先にくるかな(笑)。小学生の頃オホーツク流氷館で流氷自体を触ったこともあります。ツルツルしていた記憶。
今考えると、子供の頃は大人たちは流氷を子供に特別積極的に近づけようとはしていなかったような気がするんですよね。やっぱりみだりに近づくと危険だからかなあ。北国の海だから。

20160808

ブルーの次元



ということで涼しげな青などいいかなと思い青いものを集めてみました。こういう類のものは部屋のあちこちに散らばっているなあ。


左下の「さっぽろ文庫」は札幌の方は見覚えがあるかも。札幌の歴史や文化について1冊1テーマで刊行されたシリーズで全100巻。地元の図書館なんかだとまずある。内容も詳しいし青い装丁も好きです。ちなみにネットでなんと67冊分を読めます
真ん中のラインストーンはチェコのボタンをブローチにしたもの。これはお店で買いましたが、チェコのこういうボタンって現行でも作られるようで、ネットでもお手頃価格で見かけます。デザインも豊富ですごくかわいいものが多くておすすめ。「チェコボタン ラインストーン」とかで検索できます。
お花のは気に入っているヴィンテージのイヤークリップ。今一番よく使うかも。
Peaceのタバコはアポロ時代のもの。宇宙×青×タバコの箱って私の好みが詰まってます。




最近使っているイヤホンもそういえば青だなと。AKGのK323XSというモデルですが、音が良くてとても気に入っています。青以外も色がポップでかわいかった。オーストリアの会社なのだそうで。





501の青。デニムあまり詳しくないのですが、501はいつの時代にも古着でも売っていて入手しやすいし、形や素材の感じも好きで気付けば集まっています。合わせやすくて「なんとなくそれっぽくなる」力が高いというか。
4本持っていて、少し前に改めてサイズを見てみたら30、32、34、36となぜか2インチ刻みで集まっていてちょっと笑いました。なんでだろ。大きすぎず小さすぎずで一番楽に着られるのは32。36となるとほぼワイドパンツ状態でベルトなしでは履けませんが、太いのはむしろガーリー系のトップスなんかに合わせると甘さを中和しやすい。ちなみに3本がアメリカ製でした。
デニムの「青」ってちょっと不思議。青といえば青ですが、ウォッシュされた度合いによる「インディゴのバリエーション」というのが感覚には近いかも。


青はクールさと温かみの両方がある色のように思います。素朴で身近な、昔から最も好きな色でもあるし、どこかファンタジックな色でもあり。



ケモンGOをちゃんと(?)やってみているのですが、この世で下から数えたほうが早いくらいゲームができない人間なのでほぼ何もわからずとりあえずモンスターを集めています。これでいいのだろうか。でも画面がかわいいしなんか楽しいです。


ちょっと面白かったのが、ポケストップというアイテムをゲットできるポイント地点があるのですが、実際のその場所の写真が説明文と一緒に出てくるんですね。その公園とか建物とかの。
近所の複数のポケストップの写真が、めっちゃ雪が積もっているのです(笑)。どう見ても冬なの。設定した人がその場所を撮影したのが冬だったということでしょうけど、今現実は真夏でも別のレイヤーの同じ場所では冬なんだ……!となんだか衝撃でした。SFだ!と。
私は北海道って夏であってもベースは北国であり、常にある種の冬だという感覚がどこかにあるのですが、それが図らずもふっと姿を現して可視化されたような気持ちになりました。そうか、夏じゃなかったのか(夏です)。