ディアボロマントという飲み物に昔から憧れているのですが、飲んだことがなく。地元のお店で出しているところがあるのかもよくわからなくて。で、つまりレモネードにミントシロップを混ぜたものなのだからその二つを用意すれば飲める?と作ってみました。
シロップはMONINのもの。原液はすごい緑色なんですがそこが物語っぽくてちょっと好き。レモネードはヨーロッパなら炭酸入りかなとそういうのに。レモネードは一般にアメリカは無炭酸、欧州は炭酸入りを指すのだそうな。
で飲んでみたところ、普通においしいです。レモン風味の炭酸飲料にミントの風味が加わって、なるほど夏に飲むのによいですね。ただ他で飲んだことがないのでこれが正解の味なのかわからない(笑)。おいしいけど。最近買ったファーム富田のプチコロンがラベンダーベースのレモン×ミントなので偶然似ているなあと。
レモネードが果汁入りの高級っぽいやつだからか(お店にこれしかなかった)妙に本格的な味だけれど、スプライトとかで作ったほうが雰囲気出る気がする。多分レモン味じゃなくてもディアボロマントではあるはずで、濁りのない炭酸で作るとキレイな緑になるのでは。ちなみに水のみでミントシロップを割ったものは「マンタロー」というそうです。
フォコン「飛ぶ紙」の少年たちとディアボロマント。夏が燃えている。
こちらはアメリカの少女たちのレモネード。夏に家の前でレモネード・スタンドを出すのがアメリカの子供の定番のお小遣い稼ぎなのだそうで。小説とかでも目にするような。HowTo動画になっていて楽しいです。
「エリック・サティ・アルバム〈ミュージックインテリア(6)〉」バルビエ
サティのアルバムなのですが、ポイントは選曲が細野晴臣さんなこと。1984年発売です。
これは勘で細野×サティなCDの存在に辿り着きました。サティを聞いていてふと「細野さんってサティ好きなのでは?細野さんの作る音から察するに影響もされているのでは?」と感じまして。で調べるとやはりそうで。80年代に細野さん(とYMO)は当時のサティブームの立役者みたいな感じでもあったとか。でこういうアルバムも出ていたと。存在を知りなるほどーと買ってみました。
選曲はグノシエンヌから始まる結構王道、の中にちょっと変わった曲が差し込まれていて細野さんらしい感じかな。いい意味で悪戯っぽい雰囲気がある。ブックレットのテキストも味があります。細野×サティって好みのもの同士だし、良いCDを見つけた。
01 3つのグノシェンヌ
02 3つの新グノシェンヌ
03 舞踊のための小序曲
04 3つのジムノペディ
05 自動記述法
06 絵に描いたような子供らしさ
07 ナザレ人の第1前奏曲
08 嫌らしい気取り屋の3つの高雅なワルツ
09 馬の装具で
曲名からしてなんかいいですね。
ジムノペディは子供の頃ピアノで結構弾いてたなあ。家になんか楽譜があって。テクニック的には簡単なのに上手く弾こうとするとやたら難しいというのを地で行く曲という印象。