20170728

レーガンを待ちながら


しぶりの千秋庵。ノースマンはかぼちゃ味。雪の結晶柄なんだなあ。物心ついた頃から食べてるけど初めて意識したかも。月の石は数年前にパッケージが変わったはず。変わってもレトロという。これも昔からおなじみのお菓子です。
千秋庵と六花亭はすごく身近です。スーパーにもよく店舗があるので生活圏で買いに行ける感覚のもの。自分にとってはコンビニ菓子と専門店のスイーツの中間(かなり日常寄り)という位置でしょうか。



「ファーゴ」シーズン2を見ました。うーむ面白かった……。映画が面白かったのでドラマがっかりしたらやだなあ→予想よりずっと面白い!→シーズン1が面白かったのでシーズン2がつまんなかったらやだなあ→やっぱりちゃんと面白い!と、最初からハードルが高いのにサクサク超えてくるのがすごい。
個人的にはシーズン1派かなと思うんですが、どっちがいいかはもうほんとに好みの話だと思う。どちらも確かに「ファーゴ」でありつつ雰囲気が違ってそれぞれに見ごたえがあります。
シーズン2はアメリカの歴史に通底する闇をブラックコメディな中に混ぜ込んであって、アメリカの人がすごく好きそうだなあと。アメリカの人ってこういう「自己ツッコミ」かつ「神話」みたいな作品好きな印象がある(あとエディプスコンプレックスものが好きすぎる印象もある)。ベトナム戦争、俳優ロナルド・レーガン、UFO、自己啓発セミナー、移民、警察官、ネイティブアメリカン……。
UFOが出てきたのはよく考えるとなんでやねんですがなんかいい意味で普通に見てしまった。「マグノリア」のカエルのようでもあり。ふと、冷戦時代に人々がロシアの衛星や空からの攻撃を無意識に恐れていたために当時アメリカでUFOがあれほどブームになったのでは?という説を思い出しました。だからまさに1970年代終わりという時代の表現でもあるのかな。



  ード界の皇帝と天才 ラガーフェルドとサンローランのファッション革命
ラガーフェルドとサンローランのドキュメンタリー番組。ニコニコ動画で無料で見られます。私はマニアなのでほぼ知っている内容だったのですが映像や画像で初めて見たものが色々あって楽しかったです。私にとってラガーフェルドは多分一番好きなデザイナーで、サンローランは天才ってすごいなーと眺める存在かなあ。ラガーフェルドを天才と思ったことはないかも。「超秀才」って感じ。
あとやはりクリスチャン・ディオールとピエール・ベルジェは初老以降のルックスが似ているなあとか。サンローランの人生で最も大きな二人。そういえば少し前に宝塚でジャン・コクトー「双頭の鷲」をやったのですが、解説ページに「提供/ジャン・コクトー委員会会長 ピエール・ベルジェ氏」とあったのでへえと思って調べてみたらやはり同じベルジェでした。