20170225

氷とファッション


の結晶のピアス。少し前に地元のアクセサリーショップで購入したもの。天然石やシルバーのアクセがオリジナルのデザインで沢山あり、しかもお手頃なお店なのです。このピアスもオリジナル。
数年前にまったく同じものを購入し愛用していたのですが、粗忽者ゆえ破壊&紛失してしまい。好きなので再度買ったのでした。雪の結晶モチーフのピアスって他でもわりと見ますが、知る中ではこれが一番細かくて正確な作りに感じています。この細かさで大きさは5ミリほど。ラブリーというより端正で理化学的な雰囲気があって好きなのです。




https://www.fashion-press.net/collections/gallery/29140/501423
ム・ブラウンの2017年秋冬コレクション。これは私は触れるべきやつかなと思い(笑)。トム・ブラウンって靴下留めをコレクションで出すの何度目だろう。10回とか? ポイントになって便利だからとかもあるかもしれませんが、まあ本当にデザイナー自身が好きなんでしょうね。スケート靴が本当に靴になっているのが面白いです。
ちなみにモデルが半ズボンで靴下留めをしてスケートをしている、という演出で言うと過去のメンズのトム・ブラウンでもありまして。



これは2006年かな。この時は多分本物のスケート靴。なので今回のレディースのほうはセルフパロディっぽい趣向でもあるのかなと思いました。少年な服を女性がファッションとしてストレートに着ていてしかも+靴下留め、というとまさに少年装的とも言えるかも。もっと言ってしまえば日本のカルチャーも知った上でのデザインかもしれない。



のブログって気づけば11年とか経つのですが、映画監督の名で一番書いたのって多分鈴木清順じゃないかと思うのです。「ピストルオペラ」って変わってるなあ、「オペレッタ狸御殿」見に行った!、「ツィゴイネルワイゼン」の衣装が……様々を事あるごとに書いてきたと思います。木村威夫さんの美術も本当に好きで。
鈴木清順が自分にとってどんな存在かというと、映画をあれこれ見出した十代や二十歳くらいの時期に、映画には色々なものがあり監督には個性的な人もおりその世界は広いのだということを教えてくれた人だったと思います。美的で妖しいものを現実に作り出してもいいということも教わった感覚がある。えっこれも映画で作っちゃっていいんだ!という何か心強さのような。
長いこと現役でいてくださったおかげで「巨匠の新作を映画館で見る」という行為がギリギリできたのも嬉しかったな。これって何気に大きいかも。新作が公開されることでその監督の旧作・名作を初めて知る若い世代っているはずだものね。


どの作品が一番好きかはちょっと決められないけれど、私の世代ではここが清順美学とのファーストコンタクトという人も多いかなということで、ピストルオペラを。


20170220

図書館でお茶を




Yさんとお会いしました。気温マイナスの寒さでしたが、天気は晴れていてよかったです。
訪れたのは北菓楼札幌本店。お菓子屋さんです。元は1926年に建てられた北海道庁立図書館で、その後美術館であったり文書館別館という資料を保管するための施設であったりしました。私は世代的に文書館というイメージ、母は美術館というイメージらしい。
北菓楼として改装オープンしてから綺麗に入りやすくなったのですが行ったことがなく、今回初めて訪れました。特に素敵だったのは上の写真の階段。不思議に静かな空間で物語的でした。新しい内装は安藤忠雄が手掛けており、元の建物を残しつつ明るく気持ちのいい空間でした。
壁一面の北海道に関する本に囲まれた二階のカフェも過ごしやすかったです。本はどれも自由に読んでOKとのこと。かつて図書館や文書館であったことが生かされていてよいなと。


ちなみに写真と逆のこちら側の角に石でできた謎の巨大な球体が突然置かれていまして、特に説明等もなく、2人でこれなんでしょう?となっていたのですが。たまたま見つけた2013年の朝日新聞の記事(リンク先で写真も見られます)によると「謎の球体」であって「資料がなくその来歴は不明」らしいです。ええっ?(笑)。これまたなにやら物語チックな。この建物の本体はあの球体だったのかもしれない(?)。




「コバルト文庫で辿る少女小説変遷史」に嵯峨景子先生のサインを頂きました。ふふふ。ちなみに私の菫色のインクを入れた万年筆で書いてもらったのです。少女小説ですからね! お星さま付き。この日私が着けていたNEW ATLANTISさんの土星リングと。



この日購入したヴィンテージアクセ。いつもこういうものを買っているな私は。今回の掘り出し物は大きなガラス石のついたリング。好きな雰囲気です。ブローチはこういう偏光っぽい石のものは買ったことないかなあと思い。角が6つなので雪の結晶っぽくもあるかも。

20170213

甘いもの


丸のチョコレートのフェアに行けたのでいくつか買ってきました。デパートのバレンタインの売り場って行くのは多分初めてくらいだったので、平日とはいえお客さんがめっちゃいるのだろうか歩けるのかな……とか思っていたらそんなギュウギュウとかではなく。決して少なくはないけど普通のセールくらいの賑わいでホッとしました。
買ったのは上の写真の「オホーツク・ショコラッティエ」と、「パラッティ&ミラノ」のトリノ名物のジャンドゥイオットやレモン味のもの。イタリアのチョコっておいしいなあ。
オホーツク・ショコラッティエはお店の名前がオホーツク!と思って一度食べてみたかったのです。美幌のお店とのこと。美幌峠ってすごく美しくて好きな場所です。正統派のしっかりした感じの味と香りでした。私が買ったときには売り場にはなかったのですがスミレの花びらのショコラという商品もあるそうで、これもいつか食べてみたいなあ。“雪国に咲くスミレ”をイメージしたショコラとのこと。



これはチョコ……ではなくチョコの形のブローチ。ふと思い出したので一緒に撮ってみました。数年前に閉店してしまった素敵なアクセサリー屋さんで買った作家さんのハンドメイドものです。まわりの紙まで再現されていたりビーズでアーモンドが表現されていたり、手が込んでいます。





ラマは「カルテット」を見ています。役者さんが脇までみんな上手くてぴったりだし(吉岡里帆すごいなあ)、なんだか90年代の古き良きテレビドラマっぽさもあるような。連続ドラマをじっくり見るのって結構久しぶりな気がします。数年ぶり?
満島さん演じるすずめちゃんの衣装も面白くて好きです。ピンクハウスも着てたり。あっこれフリルの感じがピンクハウスだな?と思ってエンドクレジットを確かめたらやはりそうでした。黒に緑のコート合わせるのかわいい。個人的にはピンハとかカネコ系ってベタに着るよりもちょっと「敢えて」っぽく意識的に着てるのを見るのが好きなんですよね。すずめちゃんの着方もそういう感じがあって好きです。