20171217

あみもの・はおりもの

ょっとスミレっぽいお花のクッキー。と靴の先。室蘭のお菓子屋さんのものらしい。しっかりした硬さでおいしかったです。




ういうスキンヘッズの人たちが着ていたようなワッフル編みのイギリスのおじいちゃんっぽいカーディガンが欲しいなーと探していたのですが見つけられず。
が、ふと今期の無印でわりと近いものを発見しておお……となりました。古い原典に当たってるであろう正統デザインだけど、特に触れずただの羽織ものですよみたいな顔で売ってるのが無印だ。もちろん素材とかはそれなりだろうけども、とはいえ(※MUJI Laboでいい素材のもある)。そういえば秋に見たデニムジャケットが普通にセカンドだったっけ。
十年くらい前、昔のヨーロッパの紳士が着るようなバンドカラーのナイトシャツの新品が欲しくて探し回ったら結局無印で見つけたのを思い出しました。ここかい!ってなった。
エンツォマーリの椅子と森正洋の食器とスキンヘッズのカーディガンがその辺のスーパーで買える企業、無印良品……。


今年はそういえばなんだかカーディガンが気になってちょっと買ったかなあ。ノルウェー製のニットカーデでボタンがシルバーで雪の結晶の柄のものを見つけてこれは!と思ってゲットしたりしました。忘れなければそのうち撮って載せようかな。忘れなければ。




カーディガンといえば前からこのアレキサンダー・マックィーンが着ているやつみたいなのが欲しい。これどこのかな、ジョンスメドレーとか?




かわいい。自分が男性だったらこういう服着たいです。って今でもまあまあこんな服着てるか。いやこんな上等じゃないが。
ラガーフェルドは昔からなんやかんやシンプルに好きなデザイナーなんだけど、マックィーンはなんか自分にとって天使みたいなデザイナーだった気がする。アライアの訃報もさみしいです。ナオミめっちゃ泣いてたなあ。

20171201

砂の標本


海道博物館で開催中の「弥永コレクション」展を見てきました。展示期間が終わる~!とけっこう慌てて行ったのですが、好評につき1か月の期間延長だそうで全然間に合った。というわけで行ける方はぜひ。


弥永コレクションとは。つまり弥永さんのコレクションなのですが、弥永さんとは弥永芳子さんという長年にわたり砂金や古銭等の研究をされ弥永北海道博物館という施設も開設されていた方です。鉱物標本とかもたくさんあって素敵なところだったのだ。弥永さんに興味をもち著書を読んだりもしました。その博物館は2015年に閉館されたのですが、今回未公開のものを含めたコレクションを北海道博物館で展示されています。
ちなみに私が弥永北海道博物館を訪れたときのブログはこちら。昔の私、すごいちゃんと紹介文とか書いてるな……今こんなちゃんと文章書けないような(おい)。





標本が整然と並んでいるだけで楽しい。詳しくないのであれですがやはり標本ひとつひとつが良いものなのでしょうか、きれいなものがたくさんありました。




貝殻だけでもこの集まり方。博物館内の1フロアで無料で見られる展示とはあまり思えない感じです。おそらくこれでも弥永さんのコレクションのごく一部なんじゃないかな。




弥永さんといえば砂金。砂金と一口にいってもこんなに色々あるのだそうで。すべてきれいな箱に詰められて整然と並べられているのが印象的でした。上の塊はレプリカだそうですが世界最大の砂金塊だそうな。砂金というか、岩金というか。




夕張で採れた琥珀とアンモナイトとその他いろいろ。の塊。これかなり大きいです。北海道ってわりと琥珀でも水晶でも鉱物さまざまでも何でも採れる(た)らしいのですが、たまに博物館で実物を見るとえっこんなでかいのが!?ってけっこうびっくりしてしまう。




北海道博物館の建築がとても好きです。煉瓦と鉄でできているのが地域性をよく表しているし、巨大な鉄の柱が何本も並んでいるのはギリシャ建築のようでもあり。見上げているとなんだか切なくなる建物なのです。レトロモダンな城塞のような。札幌の現代建築の中でも1,2を争うくらい好きかも。

20171118

ひみつ道具箱

こ数年化粧品を紙製のお菓子の箱に適当に入れてメイクボックス(仮)としていたのですが、ペラペラなただの紙箱で、(仮)すぎて流石にどうなのかと重い腰を上げて変えることに。
どんなのにしよう?とネットでも調べつつこんなんにしました。


トラスコ(東洋スチール)のツールボックス。工具箱です。見た目が好みなメイクボックスをどうも見つけられなかったのですが、このシリーズはもともとデザインが好きなのがまず一つ。結構入るし蓋と持ち手もついていて欲しい要素を満たせるのでは?と。


でホームセンターで1200円くらいで購入。実際化粧品を入れると容量も問題なく長いブラシなんかも余裕で入る。気に入りました。2週間ほど使いましたが特に困る点はなし。ただ私は普段使いの化粧品の数は少ないほうで、それだけ持って部屋の中を移動してメイク場所を探すタイプ。もっとちゃんと色々使う方だと厳しいかもしれない。


工具卸売のトラスコと製造の東洋スチールは日本の会社です。前から同じシリーズの小さいものを使っています。


青がかわいい。アクセサリーを入れてます。これは数年前にD&DEPARTMENTで購入したものですが、ネットでもいろんなお店で売ってます。


私はこの工具箱らしい無骨なシルバーや青が好みであえてメイクボックスにするような使い方も好きですが、まあやはりちょっと独特ではあり。
無印には東洋スチールのOEMと思われる白く塗装されたものもあります。白だと柔らかい印象でインテリアに合わせやすそう。更にフェリシモには5色のバリエーションが。人気だなあ。というか無印やフェリシモみたいな人気のブランドはOEM先もポイント掴んでるのだな。 




月号のポパイの付録がオリーブなのだそうな。商売がお上手。ここのブログではお伝えしたほうがいいような気がしたので書いておきます(笑)。


今月号のポパイ読みました。久しぶりに買いたくなった「古着と時計」特集で、面白かったです。強いなポパイ。
日本にもファッションのスリフトショップ文化が根付きつつあるのではと思ったり。寄付ではないけども、ヴィンテージというよりリサイクルのほうの。18歳の女子がドンドンダウンで80年代のピンクハウスを発掘し、全身ジャンブルストアで揃えたサチモスがヒットする、なんかそういう時代に見えます。


ピンクハウスといえば。少し前に高橋愛ちゃんがお母さんのピンハのブルゾンを着ていて、おおここまで到達……!(?)となり。
私2014年に「若い子がピンクハウスの古着を着だしている」とブログに書いたりしてまして。で今モデルとしてトップクラスに活躍する愛ちゃんの着用が2017年。イノベーターからアーリーアダプターまで約3年みたいなことかしらん。その間消滅せずちゃんと続いたトレンドなのだなあ。
2012年の時点で他ならぬピンハのブルゾンを作っているビューティフルピープルはさすが鋭い。「分かってる」ブランドって何につけ分かっているということか。


今年は少し前に札幌の地下鉄で高校生くらいの女の子がおそらく古着のピンハのブルゾンをミニスカに合わせて着ているのも見ました。おしゃれに着こなしていてかわいかった。一応都会とはいえ原宿ではなく札幌なわけで、本当にここまで来たのだな感が。流行って楽しいなあ。

20171109

映画で着る

ョン・クライヤー/ジェームズ・スペイダー『プリティ・イン・ピンク恋人たちの街角』

ループタイといえばテディボーイのアイコンのひとつ。80年代の青春映画「プリティ・イン・ピンク」の登場人物ダッキーはテディボーイにインスパイアされたファッションをしているというお話。
昔の映画にテディボーイってわりと出てくる印象があります。不良っぽい少年を表す記号の感じもある。おそらく50年代あたりだと広く知られる不良っぽい若者ファッションというものが実質テディボーイしかなかったのでは。で本場イギリスの少年ビートルズもそこを通ったりしたと。ジョージは有名なテディボーイの一人なんだっけ。


映画に影響されたファッションって自分にも何かあるかなあと考えてみたら、少し前に撮った写真があった。


「地下鉄のザジ」をやりたかったと思われます。この写真だとなんだかわかりませんが。トップスは一応ちゃんとタートルなのだ。こういうザジっぽい色味のオレンジってトレンドなのかな? 結構いろんなお店で見た気がします。ボトムスをデニムにするとジーンズを買ってもらった後のザジになる。


映画、特に古い映画のファッションを真似するというのは自分にとってはそんなに特別なことでもないかもしれない。ごくたまーにだけどやるし、服の着方の一つとして自分に根付いている気がします。
もしかして世代的なものもあるのかなあ。私が十代くらいの頃って昔の有名な映画を見ることは一般教養みたいな扱いだったかも。で特別映画ファンでもない人間(私だ)でも有名どころはなんとなく見ていた。ギャルでも「ローマの休日」は知ってたりとか。小難しいフランス映画とかもマニアだけでなく普通の人も結構見ていたような感じ。
当時はナウい情報源が雑誌くらいしかなくて、雑誌って映画の記事が多かれ少なかれあるのでひとりでに知識が入ってきたのも大きいかも。で映画のファッションを真似しよう!的な記事もよく見ていた気がします。





「たべるとくらしの研究所」に行った時の写真。古い家を改装したお店で、広い窓と机が学校のような雰囲気でした。ランチのフカフカのシュウマイが不思議な食感。


20171011

PCの国からキラキラ

Youtuberという方たちがおられることは私だって知っているのだ(なんで威張ってるんだ)。でアメリカは本場で激戦区だからか?編集や演出がとても凝っている人が多いのだなあとなんとなく気づきまして。勝手にいくつかピックアップを。


TOP PAGE:LaMadelynn
LAの女性。魔女の宅急便風メイクやフリーダ・カーロ風メイクとか目の付け所もキュートだし編集とか音楽とか全部凝っている。洋服のコーデも好きだな。お顔も好みです。



TOP PAGE:Janna Tew
女性版スキンヘッズのような容貌といいアーティスティックな映像といいかなり個性的。でもこの雰囲気好きだな~。メイクがとっても上手でクールだけどまだ十代のようでそこも驚き。



TOP PAGE:lucyvallely
ダンサーさんらしく、お人形のようなルックスでノリノリでヴィンテージドレスのコレクションを見せてくれて楽しい。お部屋のインテリアもめっちゃかわいい。



TOP PAGE:Ingrid Nilsen 
おそらくYoutuberとしてかなり人気の方なのでは。英語があまりわからない私でもハキハキしてて表情豊かで頭いい人なんだろうなあと伝わる感じ。あとお顔が好き(またか)。


Youtuberをそんなにたくさん見たわけではない私でも感じたのは、人気があるとかきちんとファンがついているような配信者って結局ちゃんとしている人が多いっぽいということです。昔の動画と本人比で撮影やトークがブラッシュアップされている客観性があったり、画面のこちら側としっかりコミュニケーションを取る感覚の人がほとんどに見える。自分を持ちつつね。つまり一般社会の仕事や生活と同じことなんですねえ。そりゃそうか。


書いていて思ったのですが、私はその時代の流行りやポピュラーな場所から好みのものや人を見つけるのがなんだか好きなのだな。流行りではない場の方が好きなものは見つけやすかったりはするし(マイナー趣味の人はみんなそうとも言える?)そういう場も好きですが、「ザ・流行」みたいな場の中にも嗜好の似た人って大抵見つかる。それこそYoutuberやインスタグラマーの中にも。両面性のある状況が好きなのかも。

20171001

秋のキラキラ


クセル シャイニーシャドウN アイスグレー
数年ぶりにブルーのアイシャドウが使いたい気分でいろいろ見ていたのですが、雑誌で見かけたメイクページでモデルさんの瞼が好みの青みで、シルバーのシャドウ+青のライナーと解説されていて。その組み合わせで全体が青っぽく見えるのだなと知り。
でシルバー系も気になりだしたところにこれを見かけ、アイスグレーってかわいい色名だなあと試してみたらとても綺麗なラメ具合だったので購入しました。パッと見ラメが派手かとも思ったのですが瞼に伸ばすと意外に上品です。これがエクセルの絶妙さか。今度青のライナーと合わせてみよう。 丸い容器がちょっと魔法少女っぽい。



マキアージュ ウォータリールージュ RD333
シルバーのシャドウはリップは意外とどんな色でも合うっぽいのですが、今のところ合わせることが多いのはマキアージュの赤いティントです。シルバー×赤って白雪姫みたいでかわいいし(色がね)、それでいてごく普通のメイク感もある組み合わせで好きです。
これは以前お店でなんとなく試したら肌が明るく見えてへー!と印象に残ったのですが、そのあとすっかり品番もシリーズも忘れてしまい。1か月以上経ってからやはり欲しいなと思いなんとか色を探り当てて購入したものです。記憶力がアレで形状すら忘却していた。荒れないしティントだけあって取れにくいし、このシリーズ佳作だと思うなあ。オススメです。





「トゥルー・ディテクティブ season1」を見ました。面白かった。ここしばらく海外ドラマな気分で「ファーゴ1」→「ファーゴ2」→「トゥルー~」と見たのですがどれも見事に面白かったです。そしてどれもアメリカ文化を描いた虚無っぽい事件もの。元々そういうのが好きで、風景も何とも言えず親近感が湧きます。広大・荒涼・虚無な感じって見覚えがあって安らぐ。昔「ビッグ・リボウスキ」を見たときアメリカって北海道みたい!と思ったのを覚えてます。言ってしまうと「全体的になんかちょっと雑」な感じが似てるんだと思う(笑)。


最初は何話にも渡ってずっと同じ日・同じ場所というシチュエーション(椅子から一切離れない!)の張り詰めた芝居を維持し続けるマシュー・マコノヒーの集中力に圧倒されたのですが、見ていくうちにいやこれウディ・ハレルソンがめちゃくちゃ上手いぞ? と引き込まれて。パワーバランスがすごく良いコンビだったなあ。
ファーゴもこれも、多分私は作品中の元ネタの100分の1くらいしか理解できていないと思うのですが、大量の知識が積み重なった作品って詳しく分からないなりにその「厚み」だけは感知できるんですよね。適当に作ったものではないとなんとなく分かる。そしてその厚み自体が元ネタが分からない人間にも見ごたえになるというか。



 

キオクマガイのショーの動画を発見。1987年だそうな。モデルの中に少女時代のとよた真帆さんがいる気がする。10年くらい前?に確かファッション通信でこの辺りの映像を見て熊谷登喜夫さんのファンになりました。当時既に熊谷さんご本人は亡くなられて久しかったのですが。少年少女感のあるクリーンなトラッドという感じでとても好みなのです。
トキオクマガイの古い靴や腕時計は持っていると今でも自慢できる、珍しい日本ブランドのヴィンテージのひとつみたいなイメージが勝手にあるなあ。靴だとあとミハラヤスヒロとかも。

20170915

mcシスターおもひつ記



前からいつか書こうかなと思っていた『mc Sister』の話。かつてそういう少女向けファッション誌がありまして。私が十代だった90年代に最も愛読し、影響を受けた雑誌です。2002年に休刊しています。今手元に残してあるのは1997年の2冊のみ。たまーにめくります。


私がmc Sister(以下シスター)を初めて買ったのは1994年9月号。ライオンキングとモデルさんの表紙がかわいくてレジへ持っていった光景を覚えています。この号(高!プレミア!)。当時のシスターは一応の知名度はあるけど大人気ではない、クラスに1人2人読んでる人いるかなあくらいのポジションだったと思います。
ちなみにオリーブは姉が買ってくるのを読むものだった。田舎町の一番大きな書店に毎号2冊しか入荷せず、うち1冊を姉が買っていたらしい。




シスターに載る服はトラッド・定番。時代によってディテールは違うと思いますがトラッドがベースなのは1966年の創刊から不変と思われます。私の頃だとセントジェームスにリーバイスにエルベとか。時代的にフレンチ寄りかな。
私はシンプルでベーシックでどこか制服的な感覚の服が好きですが、シスターの影響が大です。当時誌面を見て買ったようなものって本当に10年20年使えるものが少なくない。エルベ今も持ってるし。上の写真も97年のものですが今見ても古くないと思います。


そもそもmc Sisterのmcとはメンズクラブの略で、つまり雑誌『メンズクラブ』の妹分ということです。メンズクラブといえばアイビー。当然シスターも少女版のアイビーファッションの雑誌ということになると思います。真面目な婦人画報社の老舗男性誌の妹ゆえか、シスターは真面目で質実剛健な印象。西海岸の気楽な兄ポパイの妹オリーブがパリで音楽を聴いているとき、東海岸の大学へ生真面目に通う兄メンズクラブの妹シスターは受験の準備をしつつタータンのスカートについて考えていた……的な違い。
ちなみに創刊号はこういう感じらしい。「街のアイビー・リーガーズ」の女性版が。ネクタイ女子もいますね。創刊号からして「ジーン・パンツとスニーカー」「男ものを着る」「アメリカン・スクール訪問記」とか、なるほど~な特集が。



だからかティーン女子向けの雑誌としては珍しくスペック主義・名品主義っぽさもあったかも。男性誌でまま見る、このメーカーのこれはずっと使える定番!みたいな文言がわりとある感じ。教科書的というか。私がニューバランスなる靴を初めて知ったのもシスターです。95年くらい?確か996が名品としてデーンと載っていて。
別に高いもの買えということでもなくて、作業服店の黄色いウィンドブレーカーが安くてかわいいとかヘインズの白Tを刺繡でリメイクしようとか、チープ・シック感覚があるのも好きでした。あくまで優等生的であったともいえる。 



印象的な特集、97年9月号の「カジュアルおしゃれインターナショナル」。LAの街を歩くティーンの普段着を12ページに渡って紹介しています。ごく普通のカジュアルな少女たちの姿。左ページの上の3人組とか誇張なしで今見ても本当にお洒落だ。
最近思ったのが、これって『TAKE IVY』の女子90年代版では?と。つまり日本ではみんなすごく頑張って洋服を研究して着ているけど、アメリカの子たちは普通のTシャツやジーンズだしそれでいて格好良いよ、という。これもまたシスター的な「教え」であり「海の向こうの"普通"」という異世界であり。そして『TAKE IVY』はシスターと同じ婦人画報社なのだった。



ビジュアルも結構凝っていたかも。安珠さんやヌマ伯父さんのグラビア連載があったり。いつだかサラ・ムーン撮影のグラビアまであった気が(うろ覚えすぎて確証ないです)。
音楽やカルチャーも時折妙に濃い目の特集があって、詳しくない私はよく分からないなーと思いつつ一応読んでいた記憶。シーナさん&鮎川さんのインタビューとか格好良かったな。今思えば結構知識のベースにはなっているのか。



栗野宏文さんのインタビューがあったり。栗野さんだと気づいたのは最近ですが。子供向けに手を抜いたりしていないガチめの内容。



専属モデルたちのキャラクタを詳細に載せるのもシスターの特徴です。女子校ファンタジー感もあった気が。人気シスターモデルであった平山葉子さんのインタビューによると、スタッフの教育も学校的であったようです。
今もたまに田丸麻紀さんの私服ブログ浜島直子さんの私服(ふしぎ発見でも見られます)を見ると、基本がシンプルでトラッドでああ元シスターモデルだなあと思ったり。田丸さんやはまじの私服、思えば20年以上前から見ているな。


シスター現物は古書流通数も少なそうでちょっと入手しにくいかと思いますが、沼田元氣さんの連載が『poemgraphy ほほえみ』という写真集にまとめられています。これ連載から十年くらい経って突然出版されたので当時驚いた。amazonで少し中身が見られます。

20170911

雪と星


幌国際芸術祭の「札幌デザイン開拓使 サッポロ発のグラフィックデザイン ~栗谷川健一から初音ミクまで~」を見てきました。



北海道では開拓の時代から北極星がシンボルとして使われてきました。一番有名なのはおそらくサッポロビールのマーク。雪印のも真ん中に星がある。
札幌市内の建築等にもいろいろ使われていて、私はこれが好きで古い建物に発見するとよく写真に撮っていました。とはいえ地元の見慣れたものなので特に不思議だと思ったことはないですが、道外から来る方には結構独特のものにも見えるかも……?


今回改めて思ったのは、明治や大正の頃に大いに使われていただけでなく、昭和にも平成の今でも意識的に星の意匠が使われ続けているのだよなあということです。公共のものにも商品にも。なのでずーーっと星のマークがある。故に残り続けたということでもあるのだなあと。まあつまりみんな好きなのかもしれない。展覧会のマークもやはり星です。



千秋庵のパッケージ。「ノースマン」の箱は雪の結晶のコースター?入り。私は左上の「月の石」が特に贔屓です。手前真ん中の「北のマドンナ」は北海道ではペン立てとして再利用するという決まりがあります。うそです。



リボンシトロン。かわいい。



NEW ATLANTISさんのロザリオ。かわいい。水色大好きです。
ロザリオってわりあい女性的なイメージであるとかゴスなイメージとかもあるかなと思うんですが、NEW ATLANTISさんのロザリオはどこか少年的で機械的な印象を受けます。直線的なチェーンやシャンデリアのパーツ、鉱物の色合いからそう感じるのかな。

20170825

つみかさね

年のレモンソーダ。去年の夏はやたらレモネードを飲みましたが今年はさほどでもないなあ。でもお店でそれっぽいものを見るとなんとなく頼んでしまいます。そして思うに、レモネードってそんな当たり外れがあるようなものではないね(笑)。まあ大体おいしい。輸入食料品店にあるようなものは特にまず外れはないです。



『ゴローズ』村野 めぐみ | 70’s 原風景 原宿 『リレーエッセイ 思い出のあの店、あの場所』
Jane Marpleのデザイナー村野さんのインタビュー。ゴローズで働かれていたって初めて知った! Janeの羽のアクセサリーはそこからなのか。とても原宿の方なのだなあ。
リセエンヌの制服風の服をコムデギャルソンで買ったのがデザイナーを目指されたきっかけというのは、個人的になんだか腑に落ちるものはあるかも。70年代のananの誌面を飾っていたような初期のギャルソンは、アヴァンギャルドというより制服・女学生っぽい雰囲気だったというのは文や写真でも目にするのですよね。そこ、たぶん日本のガーリー史的にも重要なのだと思う。



林奈緒美さんがADの飛行機。すごいなあ。秋には同じ会社の船も就航するそうで。こちらもADは平林さん。


平林さんといえばロフトのオーガナイズがやはり好みで。オレンジのラインが入ったメッシュバッグが欲しいけど売りきれてるなあ。あと以前ちょっと探したけど見つけられなかった平林さんデザインのバンカーズボックスが普通に売られている。
部屋の雑誌や諸々はバンカーズボックスにわりと放り込んであります。丈夫で30kgまで入るのもいいし3箱で1800円とかだし。何より単純に見た目が好きです。その上にお盆とお茶を載せて本読むときのサイドテーブル代わりにもするという過労させぶり。


「アメリカ映画の会社で異動があり書類を箱に入れて職場を出る人ごっこ」もできます。したことないけども。

20170818

シンプルとゴージャス

ァッションブランドのJUNのYoutube公式チャンネルで1970~80年代のCMがたくさん公開されていると気づきました。デイヴィッド・ベイリーでバレリーナでピエロ。でこの映像……! なんとゴージャスな。他にもアヴェドンやルタンスのCMも見られます。某有名セレクトショップの店長さんで若い頃デザインを学んだという方が「JUNのCMはすごく格好良かった。服そのものより格好良かったくらい」と話すのを読んだ記憶がありますが、なんだか納得。
資生堂インウイのといい、予算と精神がふんだんに注がれたゴージャスなTVCMって今からすると何か不思議でさえあります。すごくテレビの時代だったのもあるでしょうね。
そういえばサントリーローヤルのCMもピエロが出てくるなあ。インウイもピエロそのものではないかもしれないけどそういう雰囲気があるし。このあたりの時代のフォトグラファーの感覚なのだろうか。



代ポケモンのCM。女の子はロビンちゃんです。96年とか。おそらく一般の人が初めてロリータファッションを見たのはロビンちゃん……?かなあ。それまでにも戸川純さん等いますけど、形式化したロリータのみを着る人というとロビンちゃんが初かも。
私がロリータファッションを認識したのは90年代前半のCUTIEや装苑(当時はSO-EN)なので、ロビンちゃんもうっすら覚えています。
彼女がよく着ていたブランドはメイドレーンレビュー。その頃のロリータってアンティークやゴシックというよりもポップで60s的な雰囲気で、私にとってロリータの最初の記憶もわりとそういうほうです。ヴィヴィアンやMILKの感じというか。
ちなみにメイドレーンレビューのデザイナー宇都宮いく子さんは後にSMAPの衣装で活躍される方で、慎吾ママの衣装さんです。あれもちょっとメイドレーンっぽいかも。下妻物語と並んで(それ以上に?)ロリータ的な服を多くの一般の人が見たのは慎吾ママかもしれないなあ。



「ジェニーはご機嫌ななめ」。このジャケットかわいいな。デザインからも60sリバイバルな時代だったのが分かりますね。



ふと思ったのですが。2017年現在、最も90年代ロリータ的な衣装を現役でパブリックに見られるのって「篠原ともえちゃんが着ている本人のハンドメイド衣装」ではないだろうか。ともえちゃんは特別ロリータではないだろうけど、中原淳一のスタイルブックのような雰囲気もあってなにか日本的ポップ&ガーリー服のラインがつながる感じ。




「おそるべしっっ!!! 音無可憐さん」。主演は初代エリカ様こと榎本加奈子嬢。衣装の多くがHeartEだったはず。このドラマ好きで。面白かったんですよ。脚本は岡田惠和。今ちょうど朝ドラやってますね。
 私は榎本さんがわりと好きだったのですが、今思えば「少女の狂気」みたいな空気をまとった人だったからのような気もする。故に本人の私服とは真逆の特徴的なロリータも着こなせたのかなあ。単に美少女だからというだけでなくね。アッパー系の狂気が榎本加奈子でダウナー系の狂気がともさかりえだろうか、90年代アイドル。

トランプ柄のミラクルトート
HeartEは今もあります。このトランプのバッグ、大人が着物に合わせて持ったりしてもかわいいのではないか。




「ジーンズっていつからファッションアイテムになったの?」とか「なんで歌舞伎には幕の内弁当なの?」とか、個人的には楽しいですがあまり見たことないテーマのアニメだなあと思ったらNIGOが出てきた。納得。オシャレ版「まんがはじめて物語」ですね。

20170805

つるりと青いもの




らいもののフランスの古いガラス製のイヤリング。アジサイ?スミレ?とてもかわいいのですが粗忽者なので壊すのが怖くて使ったことはありません……。
少し前までイヤーアクセってピアスが圧倒的に多かった印象なのですが、今はイヤリングも結構出てますよね。ヴィンテージの大ぶりのものも色々なお店で見るし。痛くならず落とす心配のあまりないピアスも好きだけど、イヤリングのレトロでおっとりとした「おめかし」感も好きだなあ。




DEMO.というブランドのコレクション写真だそうで。靴下留めとハーフパンツ。このルック以外にもインスタに靴下留めや少年っぽいコーデがたくさんあります。
欧米ではなく香港のブランドと知りなんとなく納得。トムブラウン等の影響もあるでしょうけど、加えてちょっとジャパンカルチャーというか二次元っぽい雰囲気をわりとてらいなくファッションに放り込める感じって、日本以外のアジアの国でこそかなあという気がします。細身のKポップの人とか着たら似合いそうな。


私はこういうモードな少年的なものももちろんすごく好きなのですが、自分の趣味の根っこを掘り返すと多分もう少し無骨寄りになるんだろうなあとも、最近とみに思います。手工芸まで行かないくらいの、機械・工業製品としての服飾製品。「良き大量生産品」みたいなものが昔から好きで。まあミリタリーとか。貴族ではなく庶民の。出自からしてもね。
着物って大きく分けると「染め」と「織り」になりますけど、私は元が織りの人なんだと思います。

20170728

レーガンを待ちながら


しぶりの千秋庵。ノースマンはかぼちゃ味。雪の結晶柄なんだなあ。物心ついた頃から食べてるけど初めて意識したかも。月の石は数年前にパッケージが変わったはず。変わってもレトロという。これも昔からおなじみのお菓子です。
千秋庵と六花亭はすごく身近です。スーパーにもよく店舗があるので生活圏で買いに行ける感覚のもの。自分にとってはコンビニ菓子と専門店のスイーツの中間(かなり日常寄り)という位置でしょうか。



「ファーゴ」シーズン2を見ました。うーむ面白かった……。映画が面白かったのでドラマがっかりしたらやだなあ→予想よりずっと面白い!→シーズン1が面白かったのでシーズン2がつまんなかったらやだなあ→やっぱりちゃんと面白い!と、最初からハードルが高いのにサクサク超えてくるのがすごい。
個人的にはシーズン1派かなと思うんですが、どっちがいいかはもうほんとに好みの話だと思う。どちらも確かに「ファーゴ」でありつつ雰囲気が違ってそれぞれに見ごたえがあります。
シーズン2はアメリカの歴史に通底する闇をブラックコメディな中に混ぜ込んであって、アメリカの人がすごく好きそうだなあと。アメリカの人ってこういう「自己ツッコミ」かつ「神話」みたいな作品好きな印象がある(あとエディプスコンプレックスものが好きすぎる印象もある)。ベトナム戦争、俳優ロナルド・レーガン、UFO、自己啓発セミナー、移民、警察官、ネイティブアメリカン……。
UFOが出てきたのはよく考えるとなんでやねんですがなんかいい意味で普通に見てしまった。「マグノリア」のカエルのようでもあり。ふと、冷戦時代に人々がロシアの衛星や空からの攻撃を無意識に恐れていたために当時アメリカでUFOがあれほどブームになったのでは?という説を思い出しました。だからまさに1970年代終わりという時代の表現でもあるのかな。



  ード界の皇帝と天才 ラガーフェルドとサンローランのファッション革命
ラガーフェルドとサンローランのドキュメンタリー番組。ニコニコ動画で無料で見られます。私はマニアなのでほぼ知っている内容だったのですが映像や画像で初めて見たものが色々あって楽しかったです。私にとってラガーフェルドは多分一番好きなデザイナーで、サンローランは天才ってすごいなーと眺める存在かなあ。ラガーフェルドを天才と思ったことはないかも。「超秀才」って感じ。
あとやはりクリスチャン・ディオールとピエール・ベルジェは初老以降のルックスが似ているなあとか。サンローランの人生で最も大きな二人。そういえば少し前に宝塚でジャン・コクトー「双頭の鷲」をやったのですが、解説ページに「提供/ジャン・コクトー委員会会長 ピエール・ベルジェ氏」とあったのでへえと思って調べてみたらやはり同じベルジェでした。

20170619

ドイツ鉱物幻想


『ノヴァーリス全集2』

断章とされるだけあってか断片・散文的ですが、ポツポツ拾い読むとやはり文が美しいしどこかユーモアも感じられて楽しいです。
ノヴァーリスの文章は天文や鉱物や化学と、文学や幻想とのシームレスなつながり感が無二だなあと。硬質なものと軟質なものを無理なく混在させて書けてしまう特殊技能の持ち主に思えます。わが道を行く人だけに何言ってるかよくわからなかったりもするんだけど(笑)なぜか無意識に納得しながら読む感覚。
 私は好きなもののルーツを辿るとドイツに行きつくことがとても多いのですが、ドイツロマン派の鉱物幻想もそうかも。というかまさに大元のひとつかな、歴史から言っても。

「天体は化石なのではないか。おそらくは、天使たちの。」
印象的な一節。天体が天使の化石……ロマンチックとか宗教的とかの前にほー初めて聞いた情報ですという感じ。


あとノヴァーリスとは別ですが、最近見つけてほおお~となった文章。
植田実『真夜中の庭』
  < 鉱物は、ロマン派の詩人や作家の想像力を刺激した新しい素材としてよく知られる。その不思議な美しさは、20世紀の幻想作家たちの心もとらえた。ドイツの小説家パウル・シェーアバルトは、まさに「すばらしい色ぞめのガラス」の建築を夢見たひとりだった。その夢想はブルーノ・タウトやミース・ファン・デル・ローエなどの建築家に受け継がれ、計画案や現実の建物として地上に出現した。今日、私たちにとってなじみ深い鉄とガラスの高層ビルの源流は、じつはドイツの幻想的表現主義的建築家たちのスケッチから始まっているのである。>

現代の高層ビルはドイツの鉱物幻想から来ていたのだ……!? でも分かる気も。ブルーノ・タウト『都市の冠』を読んだとき、水晶館(クリスタルハウス)の周りを宝石たちが囲むように市役所や劇場や図書館や水族館が並ぶ人工都市、というようなイメージですごく「こっち」(どっち?)っぽい趣味の人だなあと思った記憶が。それは夢想的でもあるけれど現代の鉄とガラスの高層建築と確かにつながる感じもします。単純に鉱物ってビル群みたいだし。
あと私は昔からアールならヌーボーよりデコ派なのですが、アールデコもあの直線的なデザインは鉱物から来ているとも言われるそうで。なんかそういう嗜好なんだろうね。




野 賢一さん 『古き良きエスプリが漂う、クリエイターのお宅』 
ビームスの青野賢一さんという方が書かれる文章が数年前から気になっていて。お家を紹介されている記事を発見。さすが美的な空間だなあ。このサイト、イデーだけあって取材されてる方たちのインテリアがほんとにおしゃれすぎてオトナすぎてすごい。

「未知の記憶」を呼ぶサイダー 
こちらは青野さんのスワンサイダーと稲垣足穂について書かれた素敵な文章。スワンサイダー、見た目もかわいいけどなんといっても味がおいしいと思う。 

ソーダといえば。テレビで見たのですが、今年のお祭りの夜店のトレンドが電球型のビンに入ったソーダなのだそうで。韓国から来た流行で、中高生が飲むんだって。インスタ映えってやつですね。その電球の中に青や緑のソーダが入っていてLEDでピカピカ光るさまが、作る人や買う人はまったく意図せずしてどこかタルホの世界の感じがするようでほお~となりました。夜店だし。「電球ソーダ」という字面からもう。






メラロールにあった写真など。もう結構前のなんですが。爪はなんかこういう数本キラキラと数本カラーっていうのをやってみたかったときの。わりと気に入ってました。グレーは本当はマットネイルなんだけどツヤありにしたかったので上からトップコートかけてます。
服はいつもながら普通で。普通の服で生きています。ジャックパーセルって世界一合わせやすい靴の一つな気がする。

20170609

小さく鑑賞


前から気になっていた地元の家具職人さんのショップで手作りの額を買いました。その方のテーブルや椅子も素敵でかつ私にはおいそれと手が出せるお値段ではないのですが、小さめの額ならなんとか。丁寧な作りで表面がすべすべで嬉しいです。額ってそれ自体が良いものだと雰囲気が出ますね。
今はとりあえず森山大道展で買ったポストカードを入れています。美術館で買うグッズのポストカードって結局結構便利だなあと思います。文房具店だと見つからない渋いモチーフのものも普通にあって、部屋に飾るにはそういうほうが飾りやすいのかも。





国の昔のアニメってきれいだなあと思います。この「九色鹿」は多分特に有名なものかな? 正倉院の屏風の鹿が動いてるみたいだ。
チェコとかロシアとか中国とか、昔の共産圏のアニメはどこか共通した美意識も感じます。あまり先進的ではないシンプルなアニメーション技術にオーバースペックに近いほど丁寧かつ伝統的な描写や着色を詰めるとこうなるのかなあという。「素朴かつ過剰」というか。その感じが結構好きです。



本剛 オフィシャルサイト
剛くんのソロ公式サイト。音楽は聞かなくてもいいので(笑)ちょっと触って遊んでみてください。鉱物とか水晶とか好きな人は楽しいかもです。スマホのが迫力あるかな。 彼の活動に詳しくない方はコレナニ……?って感じかもですがなんかこんな人なのです。でも別にすごく難解でもないというか、結局資質が超アイドルよねこの人、と思う。

20170524

水琴窟と開花


琴窟を発見。こんなところにあるの知らなかった、という庭園にひっそりとありました。流水は止まってたんだけど横に設置してあった桶からひしゃくで水をかけるとツキンツキンとまさに琴を爪弾くような音が。鳩山郁子さんの作品を思い出します。



観光地等にあるこういう説明板みたいなものが妙に好きだと最近気づいた。思えば鉱物標本も石そのものも好きですがラベルがあるとすごく興奮するし(興奮?)、銘菓もあのちょっと謎ポエム的な紙が入っているとなんとなく楽しい。
私がなんだか長くブログをやっているのも、そもそも「写真+説明文」形式が好きというのが結構大きいと思います。子供のころから図鑑や雑誌が好きでした。



桜が満開だったのですがそのすぐ横に紅葉があって季節が混在したかのような。かと思えば白樺。の近くにムスカリ。ちょっと不思議な庭だった。「森は生きている」みたい。



梅も見てきました。梅ってみっしりしててフランクフルトみたいだなと思います(情緒のない感想)。北海道は4月下旬~5月ごろに梅と桜がほぼ同時に咲きます。両者の開花前線がその地域の気候によりスピードがずれたり合ったりして、北海道では結果的に同時期になることが多いのかなと。
桜もソメイヨシノもありますがエゾヤマザクラが多いのでいわゆる日本的な桜の風景とは結構違うと思う。花と葉が一緒に開くので緑まじりのピンクです。ピンクの色もソメイヨシノより濃いめで、個人的にはちょっとツツジっぽく見えます。

20170509

六花祭


3月だったと思うのですが、さっぽろ雪まつり資料館というところに行ってきたときの写真です。雪の結晶がたくさん貼られた窓ガラスを内側から見たところ。よく見ると六花が八花になっているなこれ……。



外側から見たところ。この独特のデザインの元になっているのは1927年の田上義也の設計の旧北一条教会。数十年前に取り壊され、惜しんだ市民の要望に応えて2分の1の大きさで復元したという建物が羊ケ丘にあるのです。なんというか公式の巨大ミニチュアというか。そして隣にほぼ同じ形のクラークチャペルという建物があります。
田上義也の建築でいうと豊平川さけ科学館をちゃんと見たことがないので見たいかな。前は何十回も通っているのですが。



右側が資料館、左側がクラークチャペル。チャペルは入れませんでした。
実はどちらが本来のその復元なのか断定ができず。両方そうといえばそうだと思いますが。似すぎですし。左のチャペルは建物が少し古い感じがしてレトロなかわいい丸窓もついていたので、こちらが元の北一条教会のそのまま2分の1なのかなとは感じました。とすると右の資料館は正確には復元の復元(真似)? すぐ隣にほぼ同じ形の建物を後から作るというのも謎というかなんというか。



中は観光地の資料館という感じでこれというあれもあれですが(?)、昔の記念品的なものとかって好きなので結構ちゃんと見たりしました。歴代の雪まつりポスターも展示されています。
上は札幌オリンピックの記念品。シンボルマークは日本の「初雪」という紋章からきているそうな。つまりこれも雪の結晶ですね。真駒内に行くと五輪団地等でこのマークを見かけます。コンサートで来道する人もアイスアリーナやスタジアムの周囲で見覚えがあるかも。
「動物のお医者さん」で菱沼さんが札幌オリンピックの記憶のない人とはお付き合いできないと断るエピソードがあったなあ(笑)。そういえば菱沼さんはインゲボルグとか着ていたんだっけか。





リュー・バリモアのメイク動画。Youtubeでメイク動画をアップしている人の中で世界一有名(なうちの一人)でしょうか。FLOWERというコスメブランドを持っているのでその宣伝で出ていると思われます。
最初ドリューだけどドリュー……だよね? なスッピン顔からサクサク塗っていくと見覚えのあるドリュー・バリモアの顔ができていくのが楽しい。全然厚塗りではなくシンプルな工程なのにきっちりキモを抑えて自分の「顔」に仕上げる感じで、お化粧が上手なのだろうなあ。女優だ。