20171118

ひみつ道具箱

こ数年化粧品を紙製のお菓子の箱に適当に入れてメイクボックス(仮)としていたのですが、ペラペラなただの紙箱で、(仮)すぎて流石にどうなのかと重い腰を上げて変えることに。
どんなのにしよう?とネットでも調べつつこんなんにしました。


トラスコ(東洋スチール)のツールボックス。工具箱です。見た目が好みなメイクボックスをどうも見つけられなかったのですが、このシリーズはもともとデザインが好きなのがまず一つ。結構入るし蓋と持ち手もついていて欲しい要素を満たせるのでは?と。


でホームセンターで1200円くらいで購入。実際化粧品を入れると容量も問題なく長いブラシなんかも余裕で入る。気に入りました。2週間ほど使いましたが特に困る点はなし。ただ私は普段使いの化粧品の数は少ないほうで、それだけ持って部屋の中を移動してメイク場所を探すタイプ。もっとちゃんと色々使う方だと厳しいかもしれない。


工具卸売のトラスコと製造の東洋スチールは日本の会社です。前から同じシリーズの小さいものを使っています。


青がかわいい。アクセサリーを入れてます。これは数年前にD&DEPARTMENTで購入したものですが、ネットでもいろんなお店で売ってます。


私はこの工具箱らしい無骨なシルバーや青が好みであえてメイクボックスにするような使い方も好きですが、まあやはりちょっと独特ではあり。
無印には東洋スチールのOEMと思われる白く塗装されたものもあります。白だと柔らかい印象でインテリアに合わせやすそう。更にフェリシモには5色のバリエーションが。人気だなあ。というか無印やフェリシモみたいな人気のブランドはOEM先もポイント掴んでるのだな。 




月号のポパイの付録がオリーブなのだそうな。商売がお上手。ここのブログではお伝えしたほうがいいような気がしたので書いておきます(笑)。


今月号のポパイ読みました。久しぶりに買いたくなった「古着と時計」特集で、面白かったです。強いなポパイ。
日本にもファッションのスリフトショップ文化が根付きつつあるのではと思ったり。寄付ではないけども、ヴィンテージというよりリサイクルのほうの。18歳の女子がドンドンダウンで80年代のピンクハウスを発掘し、全身ジャンブルストアで揃えたサチモスがヒットする、なんかそういう時代に見えます。


ピンクハウスといえば。少し前に高橋愛ちゃんがお母さんのピンハのブルゾンを着ていて、おおここまで到達……!(?)となり。
私2014年に「若い子がピンクハウスの古着を着だしている」とブログに書いたりしてまして。で今モデルとしてトップクラスに活躍する愛ちゃんの着用が2017年。イノベーターからアーリーアダプターまで約3年みたいなことかしらん。その間消滅せずちゃんと続いたトレンドなのだなあ。
2012年の時点で他ならぬピンハのブルゾンを作っているビューティフルピープルはさすが鋭い。「分かってる」ブランドって何につけ分かっているということか。


今年は少し前に札幌の地下鉄で高校生くらいの女の子がおそらく古着のピンハのブルゾンをミニスカに合わせて着ているのも見ました。おしゃれに着こなしていてかわいかった。一応都会とはいえ原宿ではなく札幌なわけで、本当にここまで来たのだな感が。流行って楽しいなあ。

20171109

映画で着る

ョン・クライヤー/ジェームズ・スペイダー『プリティ・イン・ピンク恋人たちの街角』

ループタイといえばテディボーイのアイコンのひとつ。80年代の青春映画「プリティ・イン・ピンク」の登場人物ダッキーはテディボーイにインスパイアされたファッションをしているというお話。
昔の映画にテディボーイってわりと出てくる印象があります。不良っぽい少年を表す記号の感じもある。おそらく50年代あたりだと広く知られる不良っぽい若者ファッションというものが実質テディボーイしかなかったのでは。で本場イギリスの少年ビートルズもそこを通ったりしたと。ジョージは有名なテディボーイの一人なんだっけ。


映画に影響されたファッションって自分にも何かあるかなあと考えてみたら、少し前に撮った写真があった。


「地下鉄のザジ」をやりたかったと思われます。この写真だとなんだかわかりませんが。トップスは一応ちゃんとタートルなのだ。こういうザジっぽい色味のオレンジってトレンドなのかな? 結構いろんなお店で見た気がします。ボトムスをデニムにするとジーンズを買ってもらった後のザジになる。


映画、特に古い映画のファッションを真似するというのは自分にとってはそんなに特別なことでもないかもしれない。ごくたまーにだけどやるし、服の着方の一つとして自分に根付いている気がします。
もしかして世代的なものもあるのかなあ。私が十代くらいの頃って昔の有名な映画を見ることは一般教養みたいな扱いだったかも。で特別映画ファンでもない人間(私だ)でも有名どころはなんとなく見ていた。ギャルでも「ローマの休日」は知ってたりとか。小難しいフランス映画とかもマニアだけでなく普通の人も結構見ていたような感じ。
当時はナウい情報源が雑誌くらいしかなくて、雑誌って映画の記事が多かれ少なかれあるのでひとりでに知識が入ってきたのも大きいかも。で映画のファッションを真似しよう!的な記事もよく見ていた気がします。





「たべるとくらしの研究所」に行った時の写真。古い家を改装したお店で、広い窓と机が学校のような雰囲気でした。ランチのフカフカのシュウマイが不思議な食感。