20260518

花柄・イン・アジア

のチューリップを飾れる季節になりまして。庭に生えてる花で賄えると花代がかからなくていいよね(庶民)。
フルートグラスは確かポルトガルのもので、最近パスキューアイランドで買いました。私が最も好きな雑貨店のひとつです。もう三十年くらい通っているはず。パスキューのありがたいところは、超格好良いお店であるにもかかわらず置いている商品は手に取りやすい価格のものが多いところ。このグラスも千円しませんでした。なのでどれも気を遣わずに普段使いできるのですが、確かに一貫した美意識は感じられるんですよね。すごいセンスのお店だなあと昔から思います。



の方のおうち(スタジオ)のインテリア、ネット上で見られるあらゆるおうちの中で一、二を争うくらい好きかもしれない。インドの著名なインテリアデザイナーさんだそうです。
私は昔からどうもインド系の方のセンスが好きみたいで。歴史の裏付けのあるファブリック使いの巧みさや、素朴な素材を活かしつつ現代的に昇華する方が好きなんだと思います。あとアジアらしい抜け感がある感じ。


インドのブロックプリントのワンピースも夏の定番としてよく着ます。以前に比べてMADEinインディアの服ってすごく増えたなと思います。今セレクトショップ等でそっち系を扱っていない店を探す方が難しいくらいかも。価格の手頃さや流通や製造の整備とかもあるかもしれませんが、なんといっても今の日本の夏がめちゃくちゃ暑いからだろうなあ。インドの布、軽やかだもんね。
ベッドカバーにしようと買ったけどうまく使えていないような使っているような、なインドのブロックプリントの布。この色味と、オシャレなんだかなんなんだか……?というなんともいえない柄の調子がいかにも私の趣味だなあと思います。花柄なのに縁の柄が突然ギザギザな感じとか。

20260504

夏のスワトウ刺繡

年ふと改めて好きになり、ちょっとずつ集めているものがありまして。それはスワトウ(汕頭)刺繍。中国の刺繡ですね。かつて日本で流行したものでもあり、昔は百貨店の一階にスワトウ刺繍のハンカチコーナーが設けられていた記憶。贈答品の定番でもありました。皆さんのお家にもひとつふたつ仕舞われていたりするのでは。


そもそも最初は特にスワトウ刺繍を探していたわけではありませんでした。去年の暑すぎる夏、東南アジアの市場のおばちゃまが着ていそうな、前開きの素朴なブラウス的なものを探していまして。初期のCOCUEとかをイメージしつつ。
色々見るうちに、そういえばアジアならスワトウ刺繡の夏のブラウスとかも昔からあるよなとふと思い立ち。元々スワトウ刺繡は好きだったのもあり。それって私の欲しいものなのでは?と。
で見つけたのが写真の2つです。右のクリーム色のものはシルク100、左の白はリネン100です。天然素材のものが多いのも嬉しいところ。どちらもおそらく昔の中国ブランドのもの。とても気に入っています。

私は趣味がわりとトラッド・マニッシュ寄りなので、刺繡やレースは好きではあっても頻繁に着るものではなく。が、スワトウ刺繍はアジアのものということもあってか、どこか女性的すぎないさらっと風通しの良い感じが性に合う気がしています。「着やすいガーリー」というか。古着のデニムに合わせるのも好きです。
↑桐島かれんさんの『ホームスイートホーム』という本を読んでいたら、偶然似た感じのスワトウ刺繍のブラウスが出てきてちょっと驚きました。同じように開襟でシルク。デニムに合わせるのがお好きというのも同じ。かれんさん、昔からセンスが好きな方なのでなんだか嬉しい。 


これがきっかけでスワトウ刺繍のことが気になり、検索したり本を探したりしたのですが、まとまった資料が意外なほどに少ないのですよね。日本であれほど流行・流通した品にも関わらず、歴史本みたいなものがほぼない。一番詳細だったのは香港の産業の歴史?について書かれたウェブサイトかも。翻訳機能で無理やり読んだりして。
どうやら確かなのは、スワトウ刺繍は19世紀に西洋の宣教師によって刺繡のデザインや技法が中国に伝えられ、発展したものだということ。つまり西洋と東洋がミックスされたもので、その雰囲気がおそらく私が好きな理由でもあり、日本や世界の人々に愛された理由のひとつでもあるのだと思います。混ざるとなんかイイ、ってやつね。
そして改めて気づいたこと。家には古いスワトウ刺繡のものが結構ある。なんならベッドヘッドになんとなく掛けていた布もよく見るとおそらくスワトウではないかと。気づかず使っていました。眩しいときにカーテン代わりに窓に掛けたりもしていました。
これもおそらく昭和の頃の親戚からの頂きもの。古いのですがデザインが好きで、勝手に自分のものにしていた。

定番中の定番、ハンカチ。これも大昔に頂いたもの。可憐すぎてハンカチとして使ったことはありませんが、たま~に棚の上に敷いたりしていました。下書きの鉛筆の線が見えるのが、子供の頃から面白いなあと思っていたな。考えてみると、人生で初めて知った刺繍の名前というのも多分、スワトウ刺繍なんですね。

20260226

王国のコーヒーカップ

う見えて(?)食器類をすごく欲しがる人間ではないと思います。好きなものは色々ありますが、日常で使う分があればそれで良いという方かなと。基本的には。単に管理が面倒なだけかもしれない。

そんな私が以前から妙に惹かれていていつかは入手したいと思っていたもの、それがレックスホテルの食器。レックスホテルとはベトナムのホーチミンにある有名な老舗ホテルで、そこで以前使われていたものです。ずっとうっすら探すともなくチェックしていたのですが、買えそうなものを発見できたので購入してみました。
この食器の面白さは、ベトナムらしいバッチャン焼きのラフさと、王冠をあしらった西洋的なモチーフのクラシカルさのミックス感にあると思います。こういう感じって西洋にも日本にもなかなかない気が。ラフなものもクラシカルなものも各国それぞれあると思いますが、こういう形で融合しているのは珍しいんじゃないかなあ。しかもそれが著名なホテルのものという。

私はクラシカルだったりゴージャスだったりするものも好きですが、そういう中にもちょっとラフさや気の抜けたような要素のあるものが特に好きなんですよね。欧州の古いカフェで長年使われているような大量生産品や、日本のごく普通の湯飲みなんかも好きです。そういうものたちってつまるところ、格好良いので。


これはカップ&ソーサーですが、他にもお皿やピッチャーやお椀等色々あります。いつか他のものも欲しいかなあ。今はもう作られていないので二次流通の入手が基本ですが、おそらく元々それなりに数があるので(そして多分日本人好みなので)探せばまだそこそこ手に入るのではないかと。ただこの先増えるものではないので欲しい方は今のうちにかな。

ずっと憧れていて手に入れたわりには……というかだからこそ、あまり使えてはいません。壊すの怖いからなー。でもこれに関してはそれでいいかなとも思う。特別に使いたいときに大事に出してくるくらいで今はいいかなと。もっと大人になったらいっぱい使おうかなあ。



検索していたらこぐれひでこさんのお宅にもあると知ってちょっと驚きました。そして納得。ありそう。そしてこの投稿の主がフライングキッズの浜崎さんだと気づいて二度驚いた。