20191231

今年買った(ような気がする)もの

年のまとめというわけでもないですが、2019年に購入した洋服類の中でお気に入りのものを書いてみようかなあと考えたところ、どうも出てきてしまうのはこれなのだった。


エプロン。アメリカの古着です。服っていうか……道具?かな。エプロンって分類どこだろう。 見たまま単なるエプロンですが結局使う回数が多いし、ないと困るものでもあり。食器を洗うときの水も料理の油ハネも防げるという大変便利な道具となっております。

それこそちょっとアメリカンでポップで、マダム方向ではないデザインのエプロンが欲しいなあと思っていまして。そういうものを新品で探すのは意外と難しく。逆に古着だとわりあい探しやすいかも。
でBrownBooksCafeというヴィンテージショップで購入。昔から海外のかわいいエプロンが豊富なお店です。明るい水色のストライプに惹かれてこれに。本当にアメリカのパーラーみたいかも。 かわいいんだけど縫製がなかなかのラフさで(笑)。おそらく昔の一般の人が縫ったものでは。使うのに支障はなかったけど気になるところだけ簡単にミシンで直しました。愛用しております。布が軽いところも扱いやすくてお気に入り。



これも今年買ったものかな。ペン立て。地元の家具職人さんが作っているものです。ペン立てって机の上に出しっぱなしなので意外と見た目が気になるんだけど、何を買ったらいいのかよくわからなくて。変に高級なものも私の部屋だとなんか違う気がするし。
で数年うっすらペン立て漂流民だったのですが、これは職人さんのお手製なのでつるんときれいだし大きさもちょうどいいし、お酒の升みたいな感じもなんだか気に入りました。うっすら探していたものが良い着地をすると嬉しいよね。



今年はインテリアというか部屋の整理整頓をちょっと頑張ったかなあ。まだ手付かずのところも色々ありますが。そして代わりにというわけではないけど本はあまり読めていない。2020年はもうちょっと読みたいです。
どうでもいいのですがこの写真の一角だけで「都市」とついているタイトルが3冊あることに気づきました。そんなに都市りたいのか。わりとタイトル買いする人間なのだろうな。


しかし今年買った洋服について書こうと思ったのにネタに乏しくてちょっと無理っぽかった。つまり私あんまり洋服を買わない人間なのですよね。あっこれは新しいぞ!今年買ったのでは!と思ってよく考えると2年前に買ったものだとか、そういうのばかりで。趣味の方向性として長持ちする服が好きというのもあるにはあるけど。
そういう主義と言えたら格好いいんだろうけど、本質的にはまあ、面倒だからなんだろうなあ。10年選手の服がデフォルトなタイプです。


てなわけで?2019年もありがとうございました。2020年もどうぞよろしくお願いいたします。

20191211

ブルーそしてブルー


し前になりますが道立近代美術館の「アイヌの美しき手仕事 柳宗悦と芹沢銈介のコレクションから」を見てきました。
アイヌの刺繍等は北海道にいるとわりあい目にするものではあって、地下鉄の駅構内にも飾られていたりします。が、まとまった数の作品を見られるとやはり見ごたえがありました。昔からアイヌのデザインや素材が好きで、自分にとってはどこか近くて遠いデザインともいえるかもしれません。
上の写真は特に気に入った刺繍のもの。アイヌ刺繍は紺や生成りの色のイメージが強かったのですが、水色が少し入るとどこかモダンな感じがして新鮮でした。北欧の伝統的なデザインにも通じますよね。



藍色のデニムのような素材の服が多いからか、すごく今っぽいというか若い男の人がそのまま着ていてもお洒落に見えそうなものが多かったです。個性や濃さもありつつ全体的にはどこかさらっとしたセンスなんですよね。そもそも昔の人の普段着とかワークウェアって大体センスいいよね。



近代美術館の建築やインテリアが好きです。ごく普通にシンプルだけどなんとも言えずシック。日本がお金持ちだった時代に建てられたモダン建築だなあと。資材とかひとつひとつ綺麗なんですよねなんか。
庁舎とか美術館とか博物館とか、ミッドセンチュリー前後あたりのモダンで丁寧に作られた建物ってまだ日本中に現役で使われつつ残っていると思いますが、そういうさらっと豪華なものが日常で見られるのもあと10年20年くらいで最後なのかなあと思ったりするこの頃。




大丸の前を通ったら広場で大勢の人たちがキャーとかワーとかなっていて、音楽のライブでもやってるのかな?と見てみるとNHK杯を巨大モニターで観戦していたのでした。フィギュアってもうほんとに国民的スポーツなのだなあ。昔と隔世の感。写真はたぶん山本くんのキスクラのときかな?