エニカは古いメーカーで、機械式の時代のデザインが特に格好良いのです。が、毎日使うには私はクォーツじゃないと無理なのでクォーツ以降の時代のものを探しました。
デザインがそれなりに好きで電池式で手頃ならまあどこのメーカーでも良かったのですが、なぜエニカにしたかというとトレードマークが土星だから。上の写真をよく見ると土星があるのがわかるでしょうか。つけていてもほぼ見えないくらいの小ささですけども。
実は昔お下がりで貰った古い機械式のエニカを持っていまして、その時にあれこの会社ってマークが土星なんだ?と知ったのでした。それからなんとなくずっと気になるメーカーでもありまして。
腕時計で土星、という存在自体が好きです。四角のフェイスも意外と持っていなかったのでなかなか気に入っています。
上は1987~1990年あたり。私は90年代半ばあたりに読んでいたのでこれらは一世代上です。なのでリアルタイムでは記憶になくてなんか新鮮。やはりDCブランドなガーリー流行りの時代だったのが分かりますね。
Jane Marpleのワンピースを着る宮沢氏。かわいい。なぜジェーンと分かるかというとウエストにがっつり書かれてるから。ジェーンのロゴものって結構好きだな。 でふと気づいたのですが、私は実はファッションの面ではセブンティーンに結構影響を受けているのかもしれないなあと。
これは私のスクラップブックより、90年代のセブンティーン。MILKのセーラーワンピを着る道端カレン氏。こういうプレーンな素直な合わせ方好きだなあ。トレンド的に2023年の十代の子が着てもかわいいのでは。
セブンティーンはすごくオシャレ!とか個性的!みたいなカラーの雑誌ではなく、今も昔も大衆向けのティーン誌ですよね。たとえばオリーブのような独自の世界観とか、mcシスターのようなトラッド主義的なものとは違う。
で奇をてらわない、少女らしくてプレーンなコーディネートがたくさん紹介される雑誌だったと思います。私が読んでいた90年代も。なおかつもちろんプロの手によるきちんとした合わせ方で、服の基礎を学ぶのに良かったのではないかと。真っ当といいますか。華やかなワンピースだとしても街にいて違和感のない着方を提案する感じ。
画像を色々見ていて一番印象的だったのは、宮沢りえという少女の被写体としての表現力のすごさです。本物の美少女でありつつ人形的ではなく表情がすごく豊かなんですよね。ポーズもダイナミックなのに自然で。こんな子いないよなあ。のちに大女優になる人なわけなのだな。