お店は想像以上に好みでした! 古書はちくまやSFも豊富、新刊の書肆山田(いま『放浪彗星通信』が欲しい~)や赤々舎の本もたくさんあって、かなりありがたい品揃え。こういうお店が街中にできたということ自体がとてもうれしいです。あと什器にはくすみ書房さんで使われていた本棚も多くあるそうで素敵だなと。
私が購入したのはこちら。橋本保『日本のスミレ』は出会いでした。これ50年くらい前の本なのですが、少し前に偶然図書館で見つけてホーかわいい本だなあと気に入って。そのうち探そうかな~と思っていたら出会えてうれしい。
新井素子のコバルト文庫『いつか猫になる日まで』は完全に表紙に見覚えがあるので多分昔家にあったんじゃないかなあ。私は買っておらず誰の本だったのかは謎。内容も覚えていないので改めて読んでみようかなと。あとミルハウザーのハードカバーを。
私はそもそも昔から池内というビルがちょっと好きで。思えばかなりの中心部にあるのにどこかおっとり、こじんまりした独特の雰囲気のビルだと思います。好きなお店もなんとなくいつもある感じ。そこに吉成さんというのもうれしい。
数年前アウトドアファッションが大流行する直前にビル全体をそれ系に改装した目のつけ方もなんだかすごかった。読みが当たってか一時期より明らかにお客が多い。おしゃれだしね。今はノースフェイスが入っている1階の場所は以前は長いことドゥファミリーがあって高校時代に友達と見てたりしたなあ。
20年前のバーバリーブルーレーベルのウールコートがありまして。シンプルとはいえ形が流行と微妙にズレてからは10年以上着ておらず。が三陽商会らしい真面目な作りで状態もいいし捨てずに一応取ってありました。
去年あたりからトレンド的にアリっぽい……と様子見していて今年は明らかにアリと感じ、わりと着てます。手持ちを活用できて結構ではあるんですが、ガチの自家製ヴィンテージが成立したことに微妙に衝撃を受けてもいます(笑)。90年代リバイバルが本当に到来したのだなあ。夏はケイタマルヤマの96年のワンピを着てみようかな。
80年代も覚えてはいますが子供だったので曖昧でもあり。90年代はバッキリクッキリ覚えているわけで、「自分の若いころの流行が〇十年後にリバイバルし衝撃を受ける大人」という今まで見てきた上の世代の人たちの状態に今……俺はなっている……!という謎のしみじみを感じる今日この頃。
ネイルホリックはやっぱり色がいいな。なんか適度に使いやすいというか。中間色だねという感じ(?)。