20171201
砂の標本
北海道博物館で開催中の「弥永コレクション」展を見てきました。展示期間が終わる~!とけっこう慌てて行ったのですが、好評につき1か月の期間延長だそうで全然間に合った。というわけで行ける方はぜひ。
弥永コレクションとは。つまり弥永さんのコレクションなのですが、弥永さんとは弥永芳子さんという長年にわたり砂金や古銭等の研究をされ弥永北海道博物館という施設も開設されていた方です。鉱物標本とかもたくさんあって素敵なところだったのだ。弥永さんに興味をもち著書を読んだりもしました。その博物館は2015年に閉館されたのですが、今回未公開のものを含めたコレクションを北海道博物館で展示されています。
ちなみに私が弥永北海道博物館を訪れたときのブログはこちら。昔の私、すごいちゃんと紹介文とか書いてるな……今こんなちゃんと文章書けないような(おい)。
標本が整然と並んでいるだけで楽しい。詳しくないのであれですがやはり標本ひとつひとつが良いものなのでしょうか、きれいなものがたくさんありました。
貝殻だけでもこの集まり方。博物館内の1フロアで無料で見られる展示とはあまり思えない感じです。おそらくこれでも弥永さんのコレクションのごく一部なんじゃないかな。
弥永さんといえば砂金。砂金と一口にいってもこんなに色々あるのだそうで。すべてきれいな箱に詰められて整然と並べられているのが印象的でした。上の塊はレプリカだそうですが世界最大の砂金塊だそうな。砂金というか、岩金というか。
夕張で採れた琥珀とアンモナイトとその他いろいろ。の塊。これかなり大きいです。北海道ってわりと琥珀でも水晶でも鉱物さまざまでも何でも採れる(た)らしいのですが、たまに博物館で実物を見るとえっこんなでかいのが!?ってけっこうびっくりしてしまう。
北海道博物館の建築がとても好きです。煉瓦と鉄でできているのが地域性をよく表しているし、巨大な鉄の柱が何本も並んでいるのはギリシャ建築のようでもあり。見上げているとなんだか切なくなる建物なのです。レトロモダンな城塞のような。札幌の現代建築の中でも1,2を争うくらい好きかも。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿