ジョン・クライヤー/ジェームズ・スペイダー『プリティ・イン・ピンク恋人たちの街角』
ループタイといえばテディボーイのアイコンのひとつ。80年代の青春映画「プリティ・イン・ピンク」の登場人物ダッキーはテディボーイにインスパイアされたファッションをしているというお話。
昔の映画にテディボーイってわりと出てくる印象があります。不良っぽい少年を表す記号の感じもある。おそらく50年代あたりだと広く知られる不良っぽい若者ファッションというものが実質テディボーイしかなかったのでは。で本場イギリスの少年ビートルズもそこを通ったりしたと。ジョージは有名なテディボーイの一人なんだっけ。
映画に影響されたファッションって自分にも何かあるかなあと考えてみたら、少し前に撮った写真があった。
「地下鉄のザジ」をやりたかったと思われます。この写真だとなんだかわかりませんが。トップスは一応ちゃんとタートルなのだ。こういうザジっぽい色味のオレンジってトレンドなのかな? 結構いろんなお店で見た気がします。ボトムスをデニムにするとジーンズを買ってもらった後のザジになる。
映画、特に古い映画のファッションを真似するというのは自分にとってはそんなに特別なことでもないかもしれない。ごくたまーにだけどやるし、服の着方の一つとして自分に根付いている気がします。
もしかして世代的なものもあるのかなあ。私が十代くらいの頃って昔の有名な映画を見ることは一般教養みたいな扱いだったかも。で特別映画ファンでもない人間(私だ)でも有名どころはなんとなく見ていた。ギャルでも「ローマの休日」は知ってたりとか。小難しいフランス映画とかもマニアだけでなく普通の人も結構見ていたような感じ。
当時はナウい情報源が雑誌くらいしかなくて、雑誌って映画の記事が多かれ少なかれあるのでひとりでに知識が入ってきたのも大きいかも。で映画のファッションを真似しよう!的な記事もよく見ていた気がします。
「たべるとくらしの研究所」に行った時の写真。古い家を改装したお店で、広い窓と机が学校のような雰囲気でした。ランチのフカフカのシュウマイが不思議な食感。
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