20260907

黒い鉄あれこれ

物っぽいお菓子や小物を見るとつい欲しくなってしまいます。石!岩!という感じのゴツゴツ系は特に好きかも。これは室蘭のナニナニ製菓というお店が作っている「鐵の素(てつのもと)」クッキー。室蘭工業大学公認なんだそうな。
室蘭は製鉄の町なので、鉄の原材料である石炭・石灰石・鉄鉱石を模しているそうです。それらが鉄の原材料であることも知らなんだ。そして味が素朴でちゃんとおいしいです。保存料や香料等も不使用とのこと。

北海道って鉱物系のお菓子はありそうでそんなにない?気がします。鐵の素クッキーは北海道らしさもありつつ食べやすくておすすめかも。取り扱い店舗が少なそうなのがネックかな。ネット通販で購入できます。


お菓子その2。カプセルモンスターの焼き菓子類。お友達のYさんとお会いしまして、散策中にSpace1-15を通りがかったので久しぶりにお店で色々お買い物しました。
カプセルモンスターは札幌のスイーツマニアなら必ず知っているのではという有名店です。なにしろ美味しくてかわいい。焼き菓子が買いやすいですが、ケーキもとても美味です。
手前の封蝋みたいな2つは初めて見ました。左はミント味のチョコ、右はアールグレイのチョコがけフィナンシェです。おしゃれだなあ。


これはカプセルモンスターと同じ日にパスキューアイランドで購入したマグ。これ以前からちょっと気になっていたのです。あっ売ってるんだ!となり。
2015年に閉店した雑貨店F.O.B COOPのカフェで使われていた、フランスのAPILCOという業務用の食器を有田焼で復刻したシリーズです。APILCOが廃業した際にオーナーの益永みつ枝さんが復刻したもの、を数年前に更に復刻したもの、ということらしい。すごい情熱。F.O.B COOPという雑貨店のカリスマみたいなものも感じるかも。

F.O.B COOP、東京のお店なので行ったことはないのですが、私が子供の頃からおしゃれな雑誌のインテリア特集とかに毎回のように登場していたので名前は完全に記憶にあります。益永さんのエッセイ本も読んだことがあります。面白かった。
商品で特に覚えてるのは黒のアイアンの天蓋つきベッドかなあ。25年以上前だと思う。それまでって天蓋ベッドというと姫!ゴージャス!なデザインのイメージだったので、F.O.B COOPのシンプルでクールな天蓋ベッドに結構衝撃を受けた記憶が。というか今でもこんなクールなベッド売ってないかも。デュラレックスを日本に普及させたお店というイメージもありますね。

20260824

無彩色

近のアクセサリーはこんな感じです。これらを一度に全部着けはしないですが、大体この中から選ぶ感じで。スタメンアクセが日々あまり変化しないタイプですが、その中でもなんとなく新入りがあったりはしています。
やっぱりシルバーが多いなあ。シルバー多めで少しゴールドや真鍮を混ぜる感じが好きです。あと黒とかの革。
 
淡水パールのネックレスが一番新しいかな。チョーカーまで行かない短めのものが欲しくて探して買ってみました。40センチくらい。シンプルな白Tに合わせたりしています。
パールって実はすごく好きで、私のベーシック好きと通じていると思います。これは日常使い向きの小粒バロックですが、典型的な、冠婚葬祭めいたパールのピアスとかネックレスをスウェットやTシャツに合わせるような着方も昔から大好きです。伝統的すぎるものの一周回ったエッジィさ、的なことが何につけ好きな人間なのだと思う。

コインペンダントのトップは、厳密にはコインではなく天使のメダイです。数年前にキリスト教グッズのお店で買ったもの。こういう形のペンダントって大定番だけあって、結局使いやすいなあと思います。何か物足りないなという時にポンと足せる感じ。

リング集団の中にある白っぽいやつは鉱物でできています。何の石だっけ、忘れてしまった。パールもだけど、白の石のアクセってモノトーンとして無色カウントできるので合わせやすいなと思います。

アクセサリーってファッションの句読点みたいな存在だなあと思います。なくても文意は伝わるけど、あると締まるし全体のバランスも取りやすいよねみたいな。



uneven  lip color sheer  lc-01 root

アニヴェン、と読むらしい。ブラウンベージュみたいな色の口紅が欲しくて買いました。ほんとにザ・ベージュなので特に私の肌色(おそらくブルベ)だと発色はしてるようなしてないような、くらいにはなってしまうんですが、それでもちょっと今っぽい雰囲気が出るところが好きです。塗り心地も良く、それでいてきちっと密着する感じ。

しかし私はブラウンとかベージュ系のメイクが好きだなあ。そして基本似合わない(笑)。これはもう昔から完全に自覚があります。でも好きなので買ってしまう。
自分がブルベであろうことも二十年以上前から気づいていました。当時パーソナルカラーという概念は特別メジャーではありませんでしたが、美容に詳しい人なら知っていたかなと。私は美容に詳しいというよりオタク気質だから知識として知っていたのですな。で黄色味が似合わないと経験で分かっていた。だってもう見るからに顔色が違うもんね。
で、ブルベ向きの色なら相当適当でもそれなりに仕上がると分かってはいるのですが、趣味によりブラウンやベージュ系の中からなんとか使えそうな色を探すということを延々やっていると。ファッションの傾向ゆえも大きいですが。ここ十年とかはそんな感じであります。

20260730

夏の動向・2026

ルテHD スキンケアUV乳液(左)
ベルディオ UVマイルドジェルN(右)

コスメネタというと大抵日焼け止めの話になってしまう。真剣に選んでるのってほぼここくらいだからな~。私の場合、日焼け止めは肌の調子に直結するので頑張って選んでいます。それ以外が適当ともいう。
正直、一番好きなのは圧倒的に肌負担の少ないナチュラグラッセなのですが、日々結構な量使う消耗品なのもありお手頃な価格帯でも探したくなり。中でまあまあいいかなと思っているのがこの二つです。ちなみに今年のナチュラグラッセの夏限定はミント&レモン。上手いなあ。

カルテHDは、店頭でキンプリの永瀬くんのやつ?(それはヒルマイルド)とか思いつつなんとなく選んだのですが、結構よい。ツヤというかもはやテカリに近い感触なのですが、テカ!ツヤ!みたいな肌が好きな方にはおすすめかも。ツヤを減らしたい場合はティッシュオフしたり。
ベルディオは、この価格帯で吸収剤不使用で諸々無添加で石鹸落ちで、的な中だと一番出来がいいんじゃないかな? 妙に堂に入った製品だなあと思ったら老舗の近江兄弟社でした。メンタームね。


しかし、一昔前まではUV対策って美容の範疇という感覚があったのですが、今ももちろんある程度はそうなんですが、ここ数年で変わったなあという感覚もあります。美容以前に疾患予防としての行動になったといいますか。
紫外線量の上昇もあってか腕や脚は剥き出しだと日焼け云々以前に痛いですし、日傘も美容というよりもはや身を守る道具ですよね。札幌は大分ましとはいえ夏の気温は普通ではないし。それにより汗のかき方も昔と違う。私はアトピー持ちなので汗の肌荒れも悪化すれば死活問題でもあります。
気候も災害も、日頃から準備をしておくに越したことはありませんが、なかなか忙しない時代になったなあと感じる今日この頃です。





近は男性アイドルだとM!LKが大ブレイク中ですが、EBiDANだとSUPER★DRAGONも好きです。曲がどれもかなり好き。スパドラというと「Untouchable MAX」とかもすごいし代表曲かなと思うんですが、新曲の「Call Me Asap」も好みで。
作詞曲家名を見たらNao'ymtであ~と納得しました。かつてNao'ymtが最初に大抜擢されたのが安室ちゃんの名盤「Queen of HipPop」だそうですが、当時めちゃくちゃ聴いたアルバムなんですよね。多分人生で最も聴いたうちの一枚。つまりこの人の音好きなんだな。
Call Me Asapは衣装もおしゃれで好きです。レトロな70年代風ですかね。ジャガードとかリボンタイの感じ。EBiDANは衣装が凝ったものが多い印象があります。原因は自分にある。(※というグループ名)のこれとかすごい好き。そういう基盤の上に、M!LKの山中くんデザインのメンカラー衣装もあるんだろうなあと。



おしゃれな男性アイドルつながりで、上でもたまたま名前を出したので(?)キンプリのMVなど。 
キンプリは今一番オシャレなアイドルなんじゃないかなあ。MVも凝っているし、衣装もいつ見てもゴージャス&モードな感じで面白い。アレッサンドロ・ミケーレの男子ドル版みたいな。この路線ってある程度王道を狙わねばならなかっただろう5人時代ではちょっと難しい方向性ではとも思うので、2人になって以降にこの路線を選択するというのは賢いなあと思います。個性になるもんね。

20260628

手軽な伝統

かしらの紙ものを何かしらの額縁に入れて額装するのが好きです。これは鉱物画のプリントを金属の額縁に入れたもの。シルバーの感じが気に入っています。ちょっとカキンとした質感のものがやっぱり好きなんだと思う。

最近はリサイクルショップで額縁を探すのが好きです。額縁って新品で買うと結構高いからというのもあるし、一昔前のものは作りがしっかりしていたりもするので。上の写真の額縁もセカストかどこかで数百円だったのですが、今は同等のものが定価だと十倍とかするはず。

額装って不思議に効果があって、額縁やマットに凝れば中の絵や写真は結構なんでも様になる気がします。子供の落書きとかチェキとかでも。逆にいうと、中身がちゃんとしたアートでも額装が適当だと勿体ない感じになるかも。必ずしも立派な額縁が必要なわけではなく、敢えてクリップで挟むだけとかも個人的に好きですが。なにかしら工夫があると良い感じ、てことですね。
これってファッションとヘアメイクの関係に似てるなあと思います。髪型と顔周りが完璧だったら上下ユニクロでも全然おしゃれだよね、という。
そんなことをしていたらばこのところ額縁が妙に気になってしまい、ルーブル美術館の番組とか見ても絵そのものよりもうわっこの額縁すっごい高そう!(←当たり前)とか思ってしまいます。



気に入りの英国式ティールームのお茶とパスティ。パスティはコーンウォール地方のひき肉やジャガイモが中に入った伝統的なパイで、労働者の人たちに食べられていたものだそうです。私は初めて食べたと思います。この写真だと分かりにくいのですが、このパスティかなり大きくて掌くらいあるのです。食べ応えがあって温かくて美味しかった。

このお店は他にも本格的なイギリスのお茶菓子や軽食がたくさんメニューにあって、どれも美味しいのです。ヴィクトリアケーキ、ミンスパイ、レモンドリズル、もちろんクロテッドクリームを添えたスコーンも。店主さんが以前イギリスに住んでいた方なのだそうな。
英国式の紅茶屋さんって通うようなお店がここ何年もなかったのですが、久しぶりにそれができるお店を見つけられて嬉しいです。紅茶ってやっぱり良いものですね。

20260618

ベーシックとクラシック

ャズ喫茶の「BOSSA」に初めて行きました。BOSSAは1971年創業の札幌のジャズ喫茶を代表する店なのですが、大人だけが行ける店だと思っていたので行ったことがなかったのです。いやあんたいくつやねんという話ですが、なんかそういうのってあるじゃん。老舗の蕎麦屋とか、洋食店とかね。子供の頃は年を取れば自動的に大人になれるものだと思っていたけど、実際に年を取ってみるとそうじゃないと分かるのだなあ。

でちょっと緊張しつつ初めて訪れたのですが、やはり素敵なお店だったなあ。雰囲気があるし、全然堅苦しい感じでもなくて。音楽はもちろん、インテリアもなんだか絶妙に良いんですよ。すごくお洒落を狙っているわけではないだろうにセンスが良いというか。自然に使い込まれていて。
私が行った時には常連っぽいおじいさまたちがワイワイと男子会されてました。それで緊張がほぐれて過ごしやすかったのもあるかも。コーヒーもピザも素朴でおいしかった。

私はジャズに特に詳しいわけではないですが、母親が若い頃からジャズを聴く人なので私も耳がまあまあ慣れてはいるかも。
思えば父と母の趣味が混ざってジャズとクラシックとカントリーとフォークと歌謡曲とロックがチャンポンに流れる家だった。で良くも悪くもクラシックでもアイドル曲でも全てが同じ地平で聞こえる耳に育ったような。聴き方が全てにおいてミーハーというか。ジャズも「コルトレーンが一番イケメンだな」とか思いながら聴いてるもんな。


ひとつカフェ。これはモリヒコのチェーン店舗の一つ「JB ESPRESSO MORIHICO. サイクルロード」。正式名称こんな感じなのか。JBとしか覚えてなかった。 
モリヒコは各々の場所に合わせたコンセプトの店を作るカフェですが、JBは多分モリヒコの中で一番くらいカジュアルな店舗なんじゃないかな。価格帯も雰囲気もスタバのような感じ。というかまさに「お洒落なスタバ」を狙ったのではないかと。
でちゃんと味もおいしいしインテリアも小綺麗で、うまいこと作るなあと思います。名物は鮮やかな色のソフトクリーム。モリヒコって、なんだかんだいって食べ物系の味がいつもちゃんと美味しいのがすごいと思う。

上の写真は壁の装飾が面白かったので撮ってみたもの。サイクルロードの横にある店なので、自転車の部品が飾られているんですね。


の世のあらゆるバレエシューズ・パンプス類がカポカポ脱げる宿命を負っております。かかとの形が貧弱なんだよね。あと幅が狭い(足幅B)。なので靴紐やストラップのない靴は試着必須、試着しても8割脱げる、みたいな世界なのですが、たま~に何の加減か普通に歩けるものもないではなく。
でこのところ、普段使いできるお手頃でシンプルな履きやすいバレエシューズが欲しくて探していました。我儘だなあ。試着必須だしネットで返品云々が面倒な人間なので実店舗で探しつつ。

ある日身近すぎるイオンのASBeeでプレーンなバレエシューズを発見。試着するととても履き心地が良い。正直かかとは完全に脱げないわけではないけれども、まあ許容範囲。余計な装飾のない見た目も気に入りました。バレエシューズはベーシックなデザインが好きかな。
てなわけで購入。ASBeeのオリジナル商品だと思われます。やっぱり靴ばかりは履いてみないと分からないなあ。

これで3万歩歩けと言われたら辛いなあという感じですが、8000歩くらいなら平気でしょうなという感じ。その辺へちょっと行って帰ってくるにはまったく問題なし。数年ぶりに普通に履けるバレエシューズをゲットできて嬉しいのでした。

20260518

花柄・イン・アジア

のチューリップを飾れる季節になりまして。庭に生えてる花で賄えると花代がかからなくていいよね(庶民)。
フルートグラスは確かポルトガルのもので、最近パスキューアイランドで買いました。私が最も好きな雑貨店のひとつです。もう三十年くらい通っているはず。パスキューのありがたいところは、超格好良いお店であるにもかかわらず置いている商品は手に取りやすい価格のものが多いところ。このグラスも千円しませんでした。なのでどれも気を遣わずに普段使いできるのですが、確かに一貫した美意識は感じられるんですよね。すごいセンスのお店だなあと昔から思います。



の方のおうち(スタジオ)のインテリア、ネット上で見られるあらゆるおうちの中で一、二を争うくらい好きかもしれない。インドの著名なインテリアデザイナーさんだそうです。
私は昔からどうもインド系の方のセンスが好きみたいで。歴史の裏付けのあるファブリック使いの巧みさや、素朴な素材を活かしつつ現代的に昇華する方が好きなんだと思います。あとアジアらしい抜け感がある感じ。


インドのブロックプリントのワンピースも夏の定番としてよく着ます。以前に比べてMADEinインディアの服ってすごく増えたなと思います。今セレクトショップ等でそっち系を扱っていない店を探す方が難しいくらいかも。価格の手頃さや流通や製造の整備とかもあるかもしれませんが、なんといっても今の日本の夏がめちゃくちゃ暑いからだろうなあ。インドの布、軽やかだもんね。
ベッドカバーにしようと買ったけどうまく使えていないような使っているような、なインドのブロックプリントの布。この色味と、オシャレなんだかなんなんだか……?というなんともいえない柄の調子がいかにも私の趣味だなあと思います。花柄なのに縁の柄が突然ギザギザな感じとか。

20260504

夏のスワトウ刺繡

年ふと改めて好きになり、ちょっとずつ集めているものがありまして。それはスワトウ(汕頭)刺繍。中国の刺繡ですね。かつて日本で流行したものでもあり、昔は百貨店の一階にスワトウ刺繍のハンカチコーナーが設けられていた記憶。贈答品の定番でもありました。皆さんのお家にもひとつふたつ仕舞われていたりするのでは。


そもそも最初は特にスワトウ刺繍を探していたわけではありませんでした。去年の暑すぎる夏、東南アジアの市場のおばちゃまが着ていそうな、前開きの素朴なブラウス的なものを探していまして。初期のCOCUEとかをイメージしつつ。
色々見るうちに、そういえばアジアならスワトウ刺繡の夏のブラウスとかも昔からあるよなとふと思い立ち。元々スワトウ刺繡は好きだったのもあり。それって私の欲しいものなのでは?と。
で見つけたのが写真の2つです。右のクリーム色のものはシルク100、左の白はリネン100です。天然素材のものが多いのも嬉しいところ。どちらもおそらく昔の中国ブランドのもの。とても気に入っています。

私は趣味がわりとトラッド・マニッシュ寄りなので、刺繡やレースは好きではあっても頻繁に着るものではなく。が、スワトウ刺繍はアジアのものということもあってか、どこか女性的すぎないさらっと風通しの良い感じが性に合う気がしています。「着やすいガーリー」というか。古着のデニムに合わせるのも好きです。
↑桐島かれんさんの『ホームスイートホーム』という本を読んでいたら、偶然似た感じのスワトウ刺繍のブラウスが出てきてちょっと驚きました。同じように開襟でシルク。デニムに合わせるのがお好きというのも同じ。かれんさん、昔からセンスが好きな方なのでなんだか嬉しい。 


これがきっかけでスワトウ刺繍のことが気になり、検索したり本を探したりしたのですが、まとまった資料が意外なほどに少ないのですよね。日本であれほど流行・流通した品にも関わらず、歴史本みたいなものがほぼない。一番詳細だったのは香港の産業の歴史?について書かれたウェブサイトかも。翻訳機能で無理やり読んだりして。
どうやら確かなのは、スワトウ刺繍は19世紀に西洋の宣教師によって刺繡のデザインや技法が中国に伝えられ、発展したものだということ。つまり西洋と東洋がミックスされたもので、その雰囲気がおそらく私が好きな理由でもあり、日本や世界の人々に愛された理由のひとつでもあるのだと思います。混ざるとなんかイイ、ってやつね。
そして改めて気づいたこと。家には古いスワトウ刺繡のものが結構ある。なんならベッドヘッドになんとなく掛けていた布もよく見るとおそらくスワトウではないかと。気づかず使っていました。眩しいときにカーテン代わりに窓に掛けたりもしていました。
これもおそらく昭和の頃の親戚からの頂きもの。古いのですがデザインが好きで、勝手に自分のものにしていた。

定番中の定番、ハンカチ。これも大昔に頂いたもの。可憐すぎてハンカチとして使ったことはありませんが、たま~に棚の上に敷いたりしていました。下書きの鉛筆の線が見えるのが、子供の頃から面白いなあと思っていたな。考えてみると、人生で初めて知った刺繍の名前というのも多分、スワトウ刺繍なんですね。

20260226

王国のコーヒーカップ

う見えて(?)食器類をすごく欲しがる人間ではないと思います。好きなものは色々ありますが、日常で使う分があればそれで良いという方かなと。基本的には。単に管理が面倒なだけかもしれない。

そんな私が以前から妙に惹かれていていつかは入手したいと思っていたもの、それがレックスホテルの食器。レックスホテルとはベトナムのホーチミンにある有名な老舗ホテルで、そこで以前使われていたものです。ずっとうっすら探すともなくチェックしていたのですが、買えそうなものを発見できたので購入してみました。
この食器の面白さは、ベトナムらしいバッチャン焼きのラフさと、王冠をあしらった西洋的なモチーフのクラシカルさのミックス感にあると思います。こういう感じって西洋にも日本にもなかなかない気が。ラフなものもクラシカルなものも各国それぞれあると思いますが、こういう形で融合しているのは珍しいんじゃないかなあ。しかもそれが著名なホテルのものという。

私はクラシカルだったりゴージャスだったりするものも好きですが、そういう中にもちょっとラフさや気の抜けたような要素のあるものが特に好きなんですよね。欧州の古いカフェで長年使われているような大量生産品や、日本のごく普通の湯飲みなんかも好きです。そういうものたちってつまるところ、格好良いので。


これはカップ&ソーサーですが、他にもお皿やピッチャーやお椀等色々あります。いつか他のものも欲しいかなあ。今はもう作られていないので二次流通の入手が基本ですが、おそらく元々それなりに数があるので(そして多分日本人好みなので)探せばまだそこそこ手に入るのではないかと。ただこの先増えるものではないので欲しい方は今のうちにかな。

ずっと憧れていて手に入れたわりには……というかだからこそ、あまり使えてはいません。壊すの怖いからなー。でもこれに関してはそれでいいかなとも思う。特別に使いたいときに大事に出してくるくらいで今はいいかなと。もっと大人になったらいっぱい使おうかなあ。



検索していたらこぐれひでこさんのお宅にもあると知ってちょっと驚きました。そして納得。ありそう。そしてこの投稿の主がフライングキッズの浜崎さんだと気づいて二度驚いた。

20260131

鞄にこまごま

1月が終わってしまう。ということで滑り込みで更新を。今年もよろしくお願いします。遅。

大寒波ということで雪がドバっと積もりました。雪かきはまあ面倒なのですが、不思議なもので雪がたくさん降るときって体感温度はあまり寒くないんですよね。普通に氷点下だったりするんですけど。雪があまり多くなくて風が強いときが体感的には一番寒い気がする。
この「雪が多い日は寒くない」感覚って結構メジャーなものらしくて、理由も諸説あるそうな。風景が一面白くなるので視界が明るい感じもします。雪焼けするのは嫌だけども。



年最初の更新だから(31日だが)というわけでもないんですが、ふと思い立ってカバンの中身紹介というのをやってみます。特に理由はないんですが。私インターネットを30年近くやっているんですが、カバンの中身ってネットに初めて載せる気がします。機会が特別なければそんなもんかしら。

ちなみに人様のカバンの中身を見ること自体は普通に結構好きで、どれくらい好きかというと、十代の頃に雑誌の一般人のストリートスナップでカバンの中身を紹介している特集を切り抜いて保存していたくらいには好きです。何を保存してるんだ。あと吉川ひなのちゃんのカバンの中身写真も保存してた。セブンティーンの。だいぶ中身好きだったのか十代の私。
ネット以前の時代は雑誌に既にそういう特集があって、おそらくその文化がネットに移行しておなじみのコンテンツとなったともいえるのでは。

左上から時計回りに 
★ケイタマルヤマのハンカチ
★いただきものの手作りポーチ ジッパーに付けた白い丸はLoopの耳栓
★スマホ 
★Philipsの有線イヤホン
★MoMAストア?のキーホルダーと鍵
★HERZの財布
★ビーズ刺繡のカード入れ
★リバティの布で自分で縫った袋 中身はBAGGUのエコバッグ
上の見切れてる赤いのはエルベシャペリエのトートバッグです。

中で一番長く使っているのはキーホルダー。シルバーの丸いやつです。なんと30年選手。MoMAグッズを取り扱う雑貨店で当時買ってもらったんですが、壊れなさすぎて未だに使えているという。しかも仕舞ってたのを出してきたとかでもなく普通に日々使って30年。使っておいてなんですが、なぜこんなに丈夫なんだ。
赤とオレンジのは鍵の形のプラスチックのおもちゃみたいなチャーム的なもの。透明な赤の鍵って、『Return to Oz』の生首コレクション棚(映画史に残る女子憧れ家具)の鍵みたい!と思って買った記憶がある。
 

スマホはこだわりがなさすぎてよく分からないんですけど多分ギャラクシーです。多分て。この写真の中のもので、一番皆さんにもオススメなのはスマホに付けている青いスタンド&グリップかも。clckrというやつで、画面を横向きにも縦向きにも置けるし畳むと軽くて薄い優れものです。もちろんグリップとしても。

HERZの革小物は丈夫なので好きです。これも普通に使っても10年とか全然いけるんじゃないかなあ。黒革+金ボタンの組み合わせのものが昔から妙に好きです。

エコバッグはケースを紛失して、たまたま家にあった同じような大きさの袋で代用してます。リバティのハギレを適当に手縫いしたもの。

エルベのトートも20年とか前のもので、あんまり使っていなかったのを最近久しぶりに使っています。これ当時は1万5千円前後だった記憶なのですが、今同じモデルが4万4千円くらいになっているのを見てしまいギョエエとなりました。物価の上昇こわい。

こうして見てみると青と黒が多めなのは予想通りなんですけど、意外と赤があるんだなあと。そういえば赤も好きかも。

カード入れは本来ミニポーチで、お店で一目惚れしたもののポーチとしてはかなり小さめで、使い道が浮かばぬままつい買ってしまったもの。もしやカードにちょうど良いのでは?と入れてみたらぴったりで、意外に活躍しています。
ICカードはキタカのエゾモモンガ。JRカードなのですが私は普段JRにほぼ乗りません。このデザインを持ちたいという理由でバス地下鉄のカードをこれにしているという。
下のストライプの布は母が作った巾着で、これをバッグインバッグとして使ってます。なんでも背広に使うようなウールの上等な生地なんだそうな。確かにハリがあります。

20251231

ご近所こけし物語

年も一年ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします~。

 
花瓶は家のものです。ポルトガル製らしい。色合いがかわいい。家族がこれを買ったお店は昔4プラの自由市場にあって、移転後の今も続く老舗の雑貨店です。そういえばつまり氷室冴子さんや正本ノンさんがコバルト小説に自由市場を書かれた当時にも既に存在していたお店なのかもしれない。

右の物体は「ニポポ」です。北海道の木彫りの民芸品で、アイヌこけしともいいます。地元だと結構というかかなり?メジャーなものです。
近所のリサイクルショップでポツンと置かれていてつい買ってしまった。180円だった。このタイプのニポポはおそらく夫婦セットなので本来奥さんもいたはずなんですけど、ひとりになってました。

北海道の民芸品といえば熊の木彫りが有名ですが、個人的には地元の家庭の居間とかに熊の木彫りが飾られている光景ってほぼ記憶にないんですよね。おそらく、主に道外の人が北海道旅行で買っていって家に飾ったものだからなのかなと。東京の人は逆に東京タワーにあまり登らないみたいな? 違うか?
で、熊よりもこのニポポのほうが、道内の家庭や素朴な民芸品店ではよく見た記憶なのです。巨大なのが店の棚にダーッと並んでたり。つまりニポポは北海道の人が道内を旅行した時のお土産によく買っていたのでは。
だからか、私がこれを買ったリサイクルショップでもニポポ類は数種類あったけど熊の木彫りはひとつくらいでした。地元の人が売りに来る店だとそういう比率になるのかも。

20251219

異国の市場

通公園のホワイトイルミネーション。の、点灯していない状態。妙に哀愁があって、なんなら点灯しているときよりモノとしてなんだか好きかもしれない。近くで見ると雪の結晶に結構年季が入っている。何年も使われてるもんな。「年季の入った巨大な雪の結晶」という存在が既にちょっと面白い。

 
クリスマス市は札幌のお祭りでも一番普通に訪れるかもしれません。毎年とまではいきませんが気が向けば。元々が寒いドイツの市なのでここの気候に合っているし、みんな淡々とソーセージやグリューワインを食べたり飲んだりしている雰囲気もまったりしていて好きです。寒すぎて騒ぐって感じでもないしなあ。スノードームやクリスマス小物も売っています。


舶来のくるみ割り人形のみなさん。そういえばくるみ割り人形ってバレエの演目としてすごく好きです。子供向けのかわいい美しいお話なんだけど、見方を変えると実は死の匂いのする世界だなあと思う。ラストとか、えっこれって冥界??みたいな感じだもんな。


かつて私が足しげく通った4丁目プラザが老朽化により建て替えになりまして、新しいビルを初めて見てきました。
全体的にまあわりと普通の今風のビルになっていて、自由市場という私がヴィンテージアクセサリーを山賊か?というくらい買ったフロアも無くなってしまったのですが、名前を継いだ「自由市バー」なるフロアができていました。こじんまりとした駄菓子の店という感じで自由市場の面影は濃くはないかもですが、街角っぽいデザイン(これもヨーロッパの街角を模していた自由市場由来かも)のイートインコーナーにちょこちょこ高校生らしき若者たちが座っていたのはいいなと思いました。若い人が寄り付かなければ場や街はつまらなくなっていくからのう(おばちゃん)。

 
このコートお気に入りなのです。金具がファイヤーマンコートのホックになっている。多分消防士は素早く着替えなければいけないのと、燃えにくさのために金属製なのだと思う。あくまでデザインなのでこれ自体は普通のウールのコートですが。
袖口にもセーラーっぽいラインが入っていたり、ディテールにミリタリーモチーフが使われていつつ、全体としてはわりとシンプルなネイビーのコートなので合わせやすいです。あとあったかい。
 
クリスマス市の自分おみやげ。札幌軟石クッキー。岩石や鉱物をモチーフにしたお菓子はつい買ってしまう。札幌市内の様々な喫茶店やスイーツ店が集まったお店で買いました。札幌軟石は地元の古い建物や教会等に使われています。

20251214

都市のかけらのディスプレイ

し前にガラスケースを購入しました。部屋にあるこまごまとした小物をまとめてディスプレイするものが欲しいなあとずっと思っていて。三年くらい探したんじゃないかな。ある程度理想の大きさで古かったり味のあるもので予算内でとなると、見つけるのに時間がかかることは分かっていたので、まあまあ予想通りくらいで買えたのではないかと。
金に糸目をつけないならいつでもなんでも買えるんですけどね。そうもいかないわね。まあこの世のものはなんでもそうか。料理でも「お金をかけるか手間をかけるか」って言い方がありますけど、インテリアでもファッションでもなんでもそうなんだろうなあ。


こういう棚類をネットショップで販売している家具職人さんのものです。おそらく元は古い何かのケースを、棚や塗装をリメイクしたものではないかと。縦長っぽい形のものが欲しかったのでちょうど良い感じのが買えて嬉しい。

昔はあんまり気にならなかったんですけど、私みたいなあれこれちょこちょこ小物を買う人間だと、それらひとつひとつは気に入っていたとしてもただ並べておくとなんだか雑然とした感じになっていくんですよね。で一か所にある程度まとめて飾れるようなものが欲しいなあと思うようになり。
でこういう専用のケースを部屋に導入してみると、ディスプレイ感はありつつ全体的には結構すっきりするなと。まとめるって大事なんだな。


古いもの好きあるある、誰だか知らない昔の人の写った写真がなんかある。なんなら複数ある。これは女性の首元の三日月のブローチ?が気になって昔購入したカルト・ド・ヴィジット。手前の小さいふたつはプレパラート。


右奥は鳩山郁子さんの時計草のボックスです。かわいい。
左奥の三角定規や手前のアンモナイトを載せているレンズは「古道具 十一月」さんで買った記憶があります。十一月さんは若い頃からもう二十年とか通っているお店で、このブログにも何度となく書いていると思う。いつ訪れてもすごいお店です。

この棚の写真を見ていて改めて気づいたのですが、中に飾っているものの半分くらいは十一月さんで購入したものなんですよね。無意識でそうなっていました。丸い箱入りの鉱物標本、螺子や歯車の時計部品、陶器の碍子、インクボトル等も十一月さんです。私の趣味に知らぬ間に多大な影響があったお店なのだろうなあと改めて。
おそらく、工業的であったり理化学的であったりするものとアンティークなものを今の時代のインテリアとして、けれど気張らずに自然に取り入れることはできるのだということを教えてもらったお店なのだろうなあと。ノスタルジックなだけでなく、シックでお洒落なのですよね。しかもどこか文学的でさえあるという。

20251128

眠る灯り

ンテリアは昔から好きで、まあ趣味のようなものなのですが、このところはベッドサイドをちょこちょこいじるのにハマっていました。
ちゃんとしたサイドテーブルを買って専用の照明も付けてみたいなことって、今までやったことがなかったんですよね。椅子とかでも普通に代用できるし特に困ってもいなかったので。でも一度ベッドサイドの定番のセットみたいなものを改めてコーディネートしてみたいなあと思い。


サイドテーブルは選び始めると意外と難しくて結構混乱しながら探してたかも。つまるところベッドの横で台として使えるものなら何でもいいわけですけど、故に候補は無限にあるという。軽く数百は商品画像を見た気がする。
で自分は多分ヴィンテージでちょっと重みがある雰囲気のものが欲しいかな?と見当をつけて、最終的にイギリスの古い木製のものにしました。あんまり外連味のないロクロ脚、みたいな感じが気に入っています。

ランプは壁付けのブラケットタイプにしました。これもヴィンテージの真鍮製で、アメリカのものです。アームの形がちょっと変わっていて好きです。
本来はシェードをかぶせるものだと思いますが、ロウソク型の電球が見えるのも燭台っぽくて好きなので、しばらくこのままでいこうかなと。ちなみにこの電球レトロな形ですがちゃんとLEDなのです。シャンデリア球ってやつですね。
最初はテーブルランプも良いなあと探していたのですが、いろいろ見るうちに壁に取り付ける道具っぽさが自分は好きかなと思い、この形に。部屋が広ければベッドの両サイドに二個シンメトリーに設置するのもやってみたかった。
ベッド周りのインテリアってやはり欧米の文化だからか、美意識が基本的にシンメトリーの美なんだなと、今回いろいろ見ていて改めて思いました。サイドテーブルもランプも二個セットが基本の世界というか。私はスペース的に無理なのでベッドの逆側は壁ですが。

あと今回ベッド周りをいじっていて感じたのが、ベッドメイキングって簡単なのに部屋全体のインテリアとしてのビジュアルにかなり効果があるんだなあということです。
と言っても私ができるのは好きな枕とクッションを重ねて置くとか、シーツ類のシワを伸ばすとかその程度なんですけど、それでも単純に見栄えや気分が違う。海外の人たちがマナーのようにベッドメイキングを気にする理由がなんとなく分かりました。日本で言うところの「布団を上げておく」「座布団重ねておく」的な感覚なんだろうな。


とりあえず一通りは揃った、かなあ。とはいえこういうのって厳密には終わりがないですよね。またちょこちょこといじっていくと思います。
あと、私は基本的には金属!ヴィンテージ!理化学!博物館!みたいな趣味の人間なのですが、ベッド周りに関しては例外的に?結構乙女感覚が出てくるんだなとも思いました(笑)。わりとホッコリ感あるような。自分がそう思っているだけだろうか。眠る場所だからですかね。布が多いコーナーゆえもあるかも。



いでに(?)オススメの海外のインテリア系動画をいくつか貼っておきます。

今一番気になるインテリアコーディネーターはこの人かも。クラシカルと装飾性と全体のバランス感覚とがすごい。どこかファンタジックな雰囲気もあります。
こちらも気になるコーディネーターさん。この動画は女優のエマ・ロバーツ(ジュリア・ロバーツの姪ね)のおうち訪問なのですが、この邸宅全体のコーディネートをしたのがPierce&Wardという女性二人のデュオです。クラシカルで装飾的なところはBeata Heumanと共通するものがありますが、もう少し今っぽいひねりが効いている感じかな。 

 海外のインテリア紹介を見ていると「うちは本当に狭いのですが……」と説明している家が日本の一般的な住宅の二倍くらいあるのだが?? みたいなことが普通にあるじゃないですか(笑)。
Apartment Therapyは海外の1K的な間取りとか本当に結構狭めのおうちもたくさん紹介しているので、日本人もわりあい参考にしやすいのではないかと。ちなみに、世界の中でも日本のアパートをしのぐレベルで狭いかもといえばパリの屋根裏部屋かも。でもおしゃれ。


Roman and Williams 
ちょっと番外編。これという動画があまり見つからなかったのだけど、Roman and Williamsは個人的に好みすぎるインテリアコーディネーターなので紹介したくて。ご夫婦です。超がつくくらいの大物なので仕事は多岐に渡りますが、一番好きなのは彼らのスタジオかな。
こういう嗜好のインテリアの極点、という感じがする。私はもちろん大好きです。



 あとインテリアユーチューバーさん系もまとめて。 
映画「ミーン・ガールズ」(懐!)にも出演していたという俳優さん。でありつつすごく洗練されたライフスタイル全般を紹介している方。絵もカリグラフィーも陶芸もDIYも服も料理もなんでも器用にこなしてしまう。自室のアンティークのベッドが素敵。
クラシカルかつシックな趣味でおしゃれな方。なのですが壁紙全部貼った後に「やばい、これ好きじゃないかもしれん……」と青くなりながら全部一からやり直してたりとか、なんだか人間らしくて魅力的。 
趣味の良い方だなあと。元プロップスタイリストさんらしい。小物の合わせ方とかスリフト(リサイクルショップ)の活用方法とか、感覚的にかなり共感するものがあります。好き嫌いについてサクサク意見するのもキャラが立っていて面白い。
モデル兼インフルエンサーさん?でいいのかな。男性です。この方のセンスもとても好き。若いのにひとつひとつの物を選ぶ目がかなり鋭い方とお見受けします。


なんだか海外の動画ばかりになってしまったのですが、特に他意はないのであります。というか日本にもインテリアが素晴らしくて好きな方はたくさんいるのですが、そういう方たちってほぼ動画にはなってないというのが主な理由な気がする。雑誌で見る感じというか。
日本の方でいうとこぐれひでこさんとか昔から憧れだなあ。今のおうちももちろん素敵ですが、以前住まわれていた青い床タイルのおうちはもはやちょっと伝説的かも。
これ、日本国内ですよ。都内だよ!

20251121

FUKUSO探検

FUKUSO(服装) 1972年2月号 

最近気になっている雑誌。1970年代のティーン女子向けファッション誌です。監修は田中千代。70年代に休刊になっています。まるっと半世紀くらい前の雑誌ですね。 
この雑誌かわいいんですよ。私は全く存在を知らなかったのですが、確かスタイリストの中村のんさんが若い頃好きだったと仰っていたのを何かで読み、へ~そんな雑誌があったのかあと気になっていて。で買えそうな値段のものを見つけたので入手してみました。ちなみに古書界隈では結構人気があるのか、そこそこの金額になっている物が多い印象。 

まず写真がかわいい。ガーリーなのです。基調が「少女」という感じ。かつちゃんと当時風のイマっぽさもあって、後年で言うところのCUTiEとかあのあたりっぽい雰囲気もあるかも。初期ananのティーン版的でもあるかな。ヒップな感じといいますか。

よく出てくるブランドはMILK(原宿ミルク)、BIGI(菊池武夫)、鈴屋、ヴィヴィド(森英恵)等々。いわゆるマンションメーカーも始まってすぐの時代なのでブランドという括りもまだ曖昧なくらいの雰囲気があります。デザイナーの名前だけが載ってたりとか。しかしMILKの、ガーリーにおける当時から今に至るまでの不変の強さってすごいな。
そして「コム・ド・ギャルソン」も。「デ」でなくて?なのですが、つまりデかドかの表記も定まっていないくらいのブランド初期から取り上げられていたということですね。その更に前が「レイ・カワクボ」なのだと思う。
まだ服を自分で洋裁するのも一般的な時代なので、型紙や田中千代のテキストも載っています。「ポップなティーン向け装苑」という感じもあるかも。

菊池武夫さんのページ。とってもガーリー。


ツィギーの映画『ボーイフレンド』にちなんだページ。今も活躍する伊藤佐智子さんのお名前も見えます。私も昔からとても好きなスタイリストさんです。
FUKUSOは全体的にイギリスっぽい空気を感じます。アイビーというよりフレンチというよりロンドン。きちっとしたジャケットやチェック柄も結構出てくる。表紙もそうですね。


ガーリーといえばセーラー。セーラー&ハーフパンツ&ソックスって本当に不変の組み合わせなのだなあ。左のセーラーワンピはもちろん(?)原宿ミルク。


これもどちらも原宿ミルク。全体的に写真が凝ってますね。手をかけて作られていた雑誌なんだろうなと感じます。


ヘアメイクのページ。リボンとかついてていわば定番の少女風ヘアメイクという感じなんだけど、70年代的にアップデートされていてオシャレ。


この女性はどなたかというと1972年当時の「コム・ド・ギャルソン」のデザイナー川久保玲さん。お若い!のももちろんですが、個人的におお、となったのは川久保さんが着ている服。セーラーなんですよね。しかもシンプルで制服っぽい。のだけどファッションとして着ているというのもちゃんと分かる。若き日の川久保さんが制服的なセーラーを着ているというのは、個人的になんとも納得するものがあります。ギャルソンってそうだよね、という。

初期のギャルソンが画期的だったのは、「少女の日常着だったアイテムをファッションとした」点ではないかと、私は以前から思っています。
日常着とはつまり普通の服のことです。ハレというよりケのほうの服。それこそ制服とか、セーラーとか、レースやフリルのないシンプルな丸襟のブラウスとか、グレーのプリーツスカートとか、シンプルなウールのジャンパースカートとか、そういうものたち。
それらって本来は狭義の「ファッション」ではなかったと思います。昭和中期あたりにはお母さんがミシンで縫ってくれたような普段着ですよね。ましてやモードでは全然ないわけで。
それらを敢えてファッションとして捉え直して、十代二十代以上の女性も着られるブランドとして成立させたところに、初期コム・デ・ギャルソンの斬新さがあったと想像します。その感覚は現代のガーリーファッションの源流ともなったと思う。
そして日本的トラッドとも言えるそれらのアイテムは、実はギャルソンで定番として何十年も売られ続けているものたちでもあると。そういうブランドではと思います。

20251014

新世紀ノスタルジイ

テラプレイスを歩いていたら上から実験器具が吊り下げられたディスプレイの店舗があって、思わず撮った写真。香水屋さんらしい。
ここ以外にも理化学や博物画や鉱物系のものがディスプレイに使われている新しめのお店が数軒あったような。ステラプレイスって多分札幌で一番くらい若者の往来が多い場所なので、つまりそれがトレンドということなんでしょうね。理科系のビジュアルがオシャレとされる時代なのだなあ。

二十年以上前は理化学用品や鉱物みたいなものって、東急ハンズかガチの専門店くらいしか買える場所はほぼなかったと思います。ハンズの次が突然ガチの〇〇鉱物研究所とかに飛ぶ感じ。それっぽい雰囲気のヴィンテージショップでもほんの数個とか。たとえば耳猫風信社的な感覚のお店となると東京でも相当珍しかっただろうし、まして札幌は、という。
この二十年の間の大きな変化というと、やはりネット特にSNSの普及ですよね。理化学や鉱物系のものを美しくディスプレイする方法や入手先が色々な層の人たちにも広がったことで、美意識としてマニアックだったものがメジャーな領域にも及んだのだと思う。でステラプレイスにそういうお店が数軒できるに至ると。時代の変化ってすごい。そしてこの傾向って日本に限らず、結構世界的なものという印象があります。



戸ファッション美術館で永澤陽一さんの展覧会が開催中だそうで、記事を見ていてあっ!と思ったのが私も以前ブログで書いたことがある鳥籠のドレスが展示されていること。やっぱりかわいいな~。
永澤さんの服がこれほどたくさん見られる機会はそう無いのでは。お近くの方はぜひ。回し者ではないです(笑)。


前ブログで書いたつながりでいうと、過去なぜか二度ほどブログで触れたことのあるクロエ・マルがこのほど米国VOGUEの編集コンテンツ責任者に就任されたそうで。実質の編集長と思われる。
個人的に、VOGUE含めた世界中のファッション誌編集者で、編集長以外で名前と顔を覚えていてセンスが好きでたまにインスタを覗いたりしていたのってクロエ・マルただ一人だったので、就任を知ってほおお~となりました。しかし編集長になることは想像できてなかったなあ。

こちら側(どちら側?)の人間的にいいますと、彼女は映画監督のルイ・マルの娘さんでもあります。そう、つまり「地下鉄のザジ」や「さよなら子供たち」の監督の娘さんがアナ・ウィンターに後継として指名されたのですね。いろんなことがあるものだなあ。