米国VOGUEの公式サイトには「Best Dressed List」という長く続く名物コーナーがあります。「今週のベストドレッサーたち」てなことですね。数年前にコーナーの選出・執筆をしているクロエ・マルというVOGUEのエディターの動画を見かけまして、独特のペースと雰囲気の人だなあと印象に残っていたのですが。
最近ふと見返していて彼女が女優のキャンディス・バーゲンの娘だと初めて気づきました。ということはお父さんはルイ・マルなんですね。そう、つまり「さよなら子供たち」や「地下鉄のザジ」の監督の娘さん。へええ~。そういう人が作っているコーナーを自分が見ていたとは知らなんだ。
あ、こんまり(近藤麻理恵)さんの取材もしている。そして捨て方を注意されている(笑)。お洋服やお部屋もさすがにおしゃれだなあ。やはりどこかフレンチ。
ファッション系の動画も色々無数にありますが、VOGUEの動画はどれもさくっと編集されてて見やすいし画面もきれいだし出てくるエディターや芸能人も洗練されてて話し方も上手い人たちばかりで。なんというかVOGUE力というか資本力を感じる……。
ファッションの動画といえばNYタイムズのビル・カニンガムの写真とトークがもう見られないことが寂しいです。
映画「ビル・カニンガム&ニューヨーク」は私がファッションやドキュメンタリーがとりわけ好きだということを引いても本当に素晴らしい作品です。機会があればぜひぜひぜひ見てください。最高です。出てくる人はもちろんみんなお洒落だけれど、私はビル本人の着ている服が一番好きだなあ。
アナ・ウィンターを黙殺できる男……地球上で唯一なのでは。ましてやファッション関係者では(しかもアナなんかちょっと嬉しそう)。
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