20251231

ご近所こけし物語

年も一年ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします~。

 
花瓶は家のものです。ポルトガル製らしい。色合いがかわいい。家族がこれを買ったお店は昔4プラの自由市場にあって、移転後の今も続く老舗の雑貨店です。そういえばつまり氷室冴子さんや正本ノンさんがコバルト小説に自由市場を書かれた当時にも既に存在していたお店なのかもしれない。

右の物体は「ニポポ」です。北海道の木彫りの民芸品で、アイヌこけしともいいます。地元だと結構というかかなり?メジャーなものです。
近所のリサイクルショップでポツンと置かれていてつい買ってしまった。180円だった。このタイプのニポポはおそらく夫婦セットなので本来奥さんもいたはずなんですけど、ひとりになってました。

北海道の民芸品といえば熊の木彫りが有名ですが、個人的には地元の家庭の居間とかに熊の木彫りが飾られている光景ってほぼ記憶にないんですよね。おそらく、主に道外の人が北海道旅行で買っていって家に飾ったものだからなのかなと。東京の人は逆に東京タワーにあまり登らないみたいな? 違うか?
で、熊よりもこのニポポのほうが、道内の家庭や素朴な民芸品店ではよく見た記憶なのです。巨大なのが店の棚にダーッと並んでたり。つまりニポポは北海道の人が道内を旅行した時のお土産によく買っていたのでは。
だからか、私がこれを買ったリサイクルショップでもニポポ類は数種類あったけど熊の木彫りはひとつくらいでした。地元の人が売りに来る店だとそういう比率になるのかも。

20251219

異国の市場

通公園のホワイトイルミネーション。の、点灯していない状態。妙に哀愁があって、なんなら点灯しているときよりモノとしてなんだか好きかもしれない。近くで見ると雪の結晶に結構年季が入っている。何年も使われてるもんな。「年季の入った巨大な雪の結晶」という存在が既にちょっと面白い。

 
クリスマス市は札幌のお祭りでも一番普通に訪れるかもしれません。毎年とまではいきませんが気が向けば。元々が寒いドイツの市なのでここの気候に合っているし、みんな淡々とソーセージやグリューワインを食べたり飲んだりしている雰囲気もまったりしていて好きです。寒すぎて騒ぐって感じでもないしなあ。スノードームやクリスマス小物も売っています。


舶来のくるみ割り人形のみなさん。そういえばくるみ割り人形ってバレエの演目としてすごく好きです。子供向けのかわいい美しいお話なんだけど、見方を変えると実は死の匂いのする世界だなあと思う。ラストとか、えっこれって冥界??みたいな感じだもんな。


かつて私が足しげく通った4丁目プラザが老朽化により建て替えになりまして、新しいビルを初めて見てきました。
全体的にまあわりと普通の今風のビルになっていて、自由市場という私がヴィンテージアクセサリーを山賊か?というくらい買ったフロアも無くなってしまったのですが、名前を継いだ「自由市バー」なるフロアができていました。こじんまりとした駄菓子の店という感じで自由市場の面影は濃くはないかもですが、街角っぽいデザイン(これもヨーロッパの街角を模していた自由市場由来かも)のイートインコーナーにちょこちょこ高校生らしき若者たちが座っていたのはいいなと思いました。若い人が寄り付かなければ場や街はつまらなくなっていくからのう(おばちゃん)。

 
このコートお気に入りなのです。金具がファイヤーマンコートのホックになっている。多分消防士は素早く着替えなければいけないのと、燃えにくさのために金属製なのだと思う。あくまでデザインなのでこれ自体は普通のウールのコートですが。
袖口にもセーラーっぽいラインが入っていたり、ディテールにミリタリーモチーフが使われていつつ、全体としてはわりとシンプルなネイビーのコートなので合わせやすいです。あとあったかい。
 
クリスマス市の自分おみやげ。札幌軟石クッキー。岩石や鉱物をモチーフにしたお菓子はつい買ってしまう。札幌市内の様々な喫茶店やスイーツ店が集まったお店で買いました。札幌軟石は地元の古い建物や教会等に使われています。

20251214

都市のかけらのディスプレイ

し前にガラスケースを購入しました。部屋にあるこまごまとした小物をまとめてディスプレイするものが欲しいなあとずっと思っていて。三年くらい探したんじゃないかな。ある程度理想の大きさで古かったり味のあるもので予算内でとなると、見つけるのに時間がかかることは分かっていたので、まあまあ予想通りくらいで買えたのではないかと。
金に糸目をつけないならいつでもなんでも買えるんですけどね。そうもいかないわね。まあこの世のものはなんでもそうか。料理でも「お金をかけるか手間をかけるか」って言い方がありますけど、インテリアでもファッションでもなんでもそうなんだろうなあ。


こういう棚類をネットショップで販売している家具職人さんのものです。おそらく元は古い何かのケースを、棚や塗装をリメイクしたものではないかと。縦長っぽい形のものが欲しかったのでちょうど良い感じのが買えて嬉しい。

昔はあんまり気にならなかったんですけど、私みたいなあれこれちょこちょこ小物を買う人間だと、それらひとつひとつは気に入っていたとしてもただ並べておくとなんだか雑然とした感じになっていくんですよね。で一か所にある程度まとめて飾れるようなものが欲しいなあと思うようになり。
でこういう専用のケースを部屋に導入してみると、ディスプレイ感はありつつ全体的には結構すっきりするなと。まとめるって大事なんだな。


古いもの好きあるある、誰だか知らない昔の人の写った写真がなんかある。なんなら複数ある。これは女性の首元の三日月のブローチ?が気になって昔購入したカルト・ド・ヴィジット。手前の小さいふたつはプレパラート。


右奥は鳩山郁子さんの時計草のボックスです。かわいい。
左奥の三角定規や手前のアンモナイトを載せているレンズは「古道具 十一月」さんで買った記憶があります。十一月さんは若い頃からもう二十年とか通っているお店で、このブログにも何度となく書いていると思う。いつ訪れてもすごいお店です。

この棚の写真を見ていて改めて気づいたのですが、中に飾っているものの半分くらいは十一月さんで購入したものなんですよね。無意識でそうなっていました。丸い箱入りの鉱物標本、螺子や歯車の時計部品、陶器の碍子、インクボトル等も十一月さんです。私の趣味に知らぬ間に多大な影響があったお店なのだろうなあと改めて。
おそらく、工業的であったり理化学的であったりするものとアンティークなものを今の時代のインテリアとして、けれど気張らずに自然に取り入れることはできるのだということを教えてもらったお店なのだろうなあと。ノスタルジックなだけでなく、シックでお洒落なのですよね。しかもどこか文学的でさえあるという。

20251128

眠る灯り

ンテリアは昔から好きで、まあ趣味のようなものなのですが、このところはベッドサイドをちょこちょこいじるのにハマっていました。
ちゃんとしたサイドテーブルを買って専用の照明も付けてみたいなことって、今までやったことがなかったんですよね。椅子とかでも普通に代用できるし特に困ってもいなかったので。でも一度ベッドサイドの定番のセットみたいなものを改めてコーディネートしてみたいなあと思い。


サイドテーブルは選び始めると意外と難しくて結構混乱しながら探してたかも。つまるところベッドの横で台として使えるものなら何でもいいわけですけど、故に候補は無限にあるという。軽く数百は商品画像を見た気がする。
で自分は多分ヴィンテージでちょっと重みがある雰囲気のものが欲しいかな?と見当をつけて、最終的にイギリスの古い木製のものにしました。あんまり外連味のないロクロ脚、みたいな感じが気に入っています。

ランプは壁付けのブラケットタイプにしました。これもヴィンテージの真鍮製で、アメリカのものです。アームの形がちょっと変わっていて好きです。
本来はシェードをかぶせるものだと思いますが、ロウソク型の電球が見えるのも燭台っぽくて好きなので、しばらくこのままでいこうかなと。ちなみにこの電球レトロな形ですがちゃんとLEDなのです。シャンデリア球ってやつですね。
最初はテーブルランプも良いなあと探していたのですが、いろいろ見るうちに壁に取り付ける道具っぽさが自分は好きかなと思い、この形に。部屋が広ければベッドの両サイドに二個シンメトリーに設置するのもやってみたかった。
ベッド周りのインテリアってやはり欧米の文化だからか、美意識が基本的にシンメトリーの美なんだなと、今回いろいろ見ていて改めて思いました。サイドテーブルもランプも二個セットが基本の世界というか。私はスペース的に無理なのでベッドの逆側は壁ですが。

あと今回ベッド周りをいじっていて感じたのが、ベッドメイキングって簡単なのに部屋全体のインテリアとしてのビジュアルにかなり効果があるんだなあということです。
と言っても私ができるのは好きな枕とクッションを重ねて置くとか、シーツ類のシワを伸ばすとかその程度なんですけど、それでも単純に見栄えや気分が違う。海外の人たちがマナーのようにベッドメイキングを気にする理由がなんとなく分かりました。日本で言うところの「布団を上げておく」「座布団重ねておく」的な感覚なんだろうな。


とりあえず一通りは揃った、かなあ。とはいえこういうのって厳密には終わりがないですよね。またちょこちょこといじっていくと思います。
あと、私は基本的には金属!ヴィンテージ!理化学!博物館!みたいな趣味の人間なのですが、ベッド周りに関しては例外的に?結構乙女感覚が出てくるんだなとも思いました(笑)。わりとホッコリ感あるような。自分がそう思っているだけだろうか。眠る場所だからですかね。布が多いコーナーゆえもあるかも。



いでに(?)オススメの海外のインテリア系動画をいくつか貼っておきます。

今一番気になるインテリアコーディネーターはこの人かも。クラシカルと装飾性と全体のバランス感覚とがすごい。どこかファンタジックな雰囲気もあります。
こちらも気になるコーディネーターさん。この動画は女優のエマ・ロバーツ(ジュリア・ロバーツの姪ね)のおうち訪問なのですが、この邸宅全体のコーディネートをしたのがPierce&Wardという女性二人のデュオです。クラシカルで装飾的なところはBeata Heumanと共通するものがありますが、もう少し今っぽいひねりが効いている感じかな。 

 海外のインテリア紹介を見ていると「うちは本当に狭いのですが……」と説明している家が日本の一般的な住宅の二倍くらいあるのだが?? みたいなことが普通にあるじゃないですか(笑)。
Apartment Therapyは海外の1K的な間取りとか本当に結構狭めのおうちもたくさん紹介しているので、日本人もわりあい参考にしやすいのではないかと。ちなみに、世界の中でも日本のアパートをしのぐレベルで狭いかもといえばパリの屋根裏部屋かも。でもおしゃれ。


Roman and Williams 
ちょっと番外編。これという動画があまり見つからなかったのだけど、Roman and Williamsは個人的に好みすぎるインテリアコーディネーターなので紹介したくて。ご夫婦です。超がつくくらいの大物なので仕事は多岐に渡りますが、一番好きなのは彼らのスタジオかな。
こういう嗜好のインテリアの極点、という感じがする。私はもちろん大好きです。



 あとインテリアユーチューバーさん系もまとめて。 
映画「ミーン・ガールズ」(懐!)にも出演していたという俳優さん。でありつつすごく洗練されたライフスタイル全般を紹介している方。絵もカリグラフィーも陶芸もDIYも服も料理もなんでも器用にこなしてしまう。自室のアンティークのベッドが素敵。
クラシカルかつシックな趣味でおしゃれな方。なのですが壁紙全部貼った後に「やばい、これ好きじゃないかもしれん……」と青くなりながら全部一からやり直してたりとか、なんだか人間らしくて魅力的。 
趣味の良い方だなあと。元プロップスタイリストさんらしい。小物の合わせ方とかスリフト(リサイクルショップ)の活用方法とか、感覚的にかなり共感するものがあります。好き嫌いについてサクサク意見するのもキャラが立っていて面白い。
モデル兼インフルエンサーさん?でいいのかな。男性です。この方のセンスもとても好き。若いのにひとつひとつの物を選ぶ目がかなり鋭い方とお見受けします。


なんだか海外の動画ばかりになってしまったのですが、特に他意はないのであります。というか日本にもインテリアが素晴らしくて好きな方はたくさんいるのですが、そういう方たちってほぼ動画にはなってないというのが主な理由な気がする。雑誌で見る感じというか。
日本の方でいうとこぐれひでこさんとか昔から憧れだなあ。今のおうちももちろん素敵ですが、以前住まわれていた青い床タイルのおうちはもはやちょっと伝説的かも。
これ、日本国内ですよ。都内だよ!

20251121

FUKUSO探検

FUKUSO(服装) 1972年2月号 

最近気になっている雑誌。1970年代のティーン女子向けファッション誌です。監修は田中千代。70年代に休刊になっています。まるっと半世紀くらい前の雑誌ですね。 
この雑誌かわいいんですよ。私は全く存在を知らなかったのですが、確かスタイリストの中村のんさんが若い頃好きだったと仰っていたのを何かで読み、へ~そんな雑誌があったのかあと気になっていて。で買えそうな値段のものを見つけたので入手してみました。ちなみに古書界隈では結構人気があるのか、そこそこの金額になっている物が多い印象。 

まず写真がかわいい。ガーリーなのです。基調が「少女」という感じ。かつちゃんと当時風のイマっぽさもあって、後年で言うところのCUTiEとかあのあたりっぽい雰囲気もあるかも。初期ananのティーン版的でもあるかな。ヒップな感じといいますか。

よく出てくるブランドはMILK(原宿ミルク)、BIGI(菊池武夫)、鈴屋、ヴィヴィド(森英恵)等々。いわゆるマンションメーカーも始まってすぐの時代なのでブランドという括りもまだ曖昧なくらいの雰囲気があります。デザイナーの名前だけが載ってたりとか。しかしMILKの、ガーリーにおける当時から今に至るまでの不変の強さってすごいな。
そして「コム・ド・ギャルソン」も。「デ」でなくて?なのですが、つまりデかドかの表記も定まっていないくらいのブランド初期から取り上げられていたということですね。その更に前が「レイ・カワクボ」なのだと思う。
まだ服を自分で洋裁するのも一般的な時代なので、型紙や田中千代のテキストも載っています。「ポップなティーン向け装苑」という感じもあるかも。

菊池武夫さんのページ。とってもガーリー。


ツィギーの映画『ボーイフレンド』にちなんだページ。今も活躍する伊藤佐智子さんのお名前も見えます。私も昔からとても好きなスタイリストさんです。
FUKUSOは全体的にイギリスっぽい空気を感じます。アイビーというよりフレンチというよりロンドン。きちっとしたジャケットやチェック柄も結構出てくる。表紙もそうですね。


ガーリーといえばセーラー。セーラー&ハーフパンツ&ソックスって本当に不変の組み合わせなのだなあ。左のセーラーワンピはもちろん(?)原宿ミルク。


これもどちらも原宿ミルク。全体的に写真が凝ってますね。手をかけて作られていた雑誌なんだろうなと感じます。


ヘアメイクのページ。リボンとかついてていわば定番の少女風ヘアメイクという感じなんだけど、70年代的にアップデートされていてオシャレ。


この女性はどなたかというと1972年当時の「コム・ド・ギャルソン」のデザイナー川久保玲さん。お若い!のももちろんですが、個人的におお、となったのは川久保さんが着ている服。セーラーなんですよね。しかもシンプルで制服っぽい。のだけどファッションとして着ているというのもちゃんと分かる。若き日の川久保さんが制服的なセーラーを着ているというのは、個人的になんとも納得するものがあります。ギャルソンってそうだよね、という。

初期のギャルソンが画期的だったのは、「少女の日常着だったアイテムをファッションとした」点ではないかと、私は以前から思っています。
日常着とはつまり普通の服のことです。ハレというよりケのほうの服。それこそ制服とか、セーラーとか、レースやフリルのないシンプルな丸襟のブラウスとか、グレーのプリーツスカートとか、シンプルなウールのジャンパースカートとか、そういうものたち。
それらって本来は狭義の「ファッション」ではなかったと思います。昭和中期あたりにはお母さんがミシンで縫ってくれたような普段着ですよね。ましてやモードでは全然ないわけで。
それらを敢えてファッションとして捉え直して、十代二十代以上の女性も着られるブランドとして成立させたところに、初期コム・デ・ギャルソンの斬新さがあったと想像します。その感覚は現代のガーリーファッションの源流ともなったと思う。
そして日本的トラッドとも言えるそれらのアイテムは、実はギャルソンで定番として何十年も売られ続けているものたちでもあると。そういうブランドではと思います。

20251014

新世紀ノスタルジイ

テラプレイスを歩いていたら上から実験器具が吊り下げられたディスプレイの店舗があって、思わず撮った写真。香水屋さんらしい。
ここ以外にも理化学や博物画や鉱物系のものがディスプレイに使われている新しめのお店が数軒あったような。ステラプレイスって多分札幌で一番くらい若者の往来が多い場所なので、つまりそれがトレンドということなんでしょうね。理科系のビジュアルがオシャレとされる時代なのだなあ。

二十年以上前は理化学用品や鉱物みたいなものって、東急ハンズかガチの専門店くらいしか買える場所はほぼなかったと思います。ハンズの次が突然ガチの〇〇鉱物研究所とかに飛ぶ感じ。それっぽい雰囲気のヴィンテージショップでもほんの数個とか。たとえば耳猫風信社的な感覚のお店となると東京でも相当珍しかっただろうし、まして札幌は、という。
この二十年の間の大きな変化というと、やはりネット特にSNSの普及ですよね。理化学や鉱物系のものを美しくディスプレイする方法や入手先が色々な層の人たちにも広がったことで、美意識としてマニアックだったものがメジャーな領域にも及んだのだと思う。でステラプレイスにそういうお店が数軒できるに至ると。時代の変化ってすごい。そしてこの傾向って日本に限らず、結構世界的なものという印象があります。



戸ファッション美術館で永澤陽一さんの展覧会が開催中だそうで、記事を見ていてあっ!と思ったのが私も以前ブログで書いたことがある鳥籠のドレスが展示されていること。やっぱりかわいいな~。
永澤さんの服がこれほどたくさん見られる機会はそう無いのでは。お近くの方はぜひ。回し者ではないです(笑)。


前ブログで書いたつながりでいうと、過去なぜか二度ほどブログで触れたことのあるクロエ・マルがこのほど米国VOGUEの編集コンテンツ責任者に就任されたそうで。実質の編集長と思われる。
個人的に、VOGUE含めた世界中のファッション誌編集者で、編集長以外で名前と顔を覚えていてセンスが好きでたまにインスタを覗いたりしていたのってクロエ・マルただ一人だったので、就任を知ってほおお~となりました。しかし編集長になることは想像できてなかったなあ。

こちら側(どちら側?)の人間的にいいますと、彼女は映画監督のルイ・マルの娘さんでもあります。そう、つまり「地下鉄のザジ」や「さよなら子供たち」の監督の娘さんがアナ・ウィンターに後継として指名されたのですね。いろんなことがあるものだなあ。

20250924

鉱物の茶箱

抹茶の茶箱です。わりとお茶を点てたりする人間です。本格的にではなく本当にただ点てて飲んでるだけですが。
その流れでお茶道具を詰めて持ち運ぶ茶箱というものを知り、自分用のをひとつ組んでみたいなあと思い。のんびり道具を集めていったので一年くらいかかっていると思います。もっとかな。

シルバーの蓋つきのガラス瓶は金平糖の振出にしようかと買ったのですが、大きさ的に茶入れ向きかも。イギリスのものだったような。後ろにあるブリキの箱もイギリス製です。どちらもヴィンテージ。
青い試験管みたいなものはブルジョワ社の香水イブニング・イン・パリの古い瓶。これも振出になるかなあと思ったんですが、口が狭いので超小さい金平糖しか入らなさそう。茶巾筒に見立てた白い瓶と菓子入れに見立てた箱も古いもので日本製です。
茶碗はカフェオレボウル、茶匙はジャムスプーンです。このふたつのみ新品の作家さんもので、私にも買えるお値段で合いそうなものを探しました。
どれも見立てで本来の用途とは違うんですが、そこを考えるのが醍醐味でもあるかも。メルカリやネット検索を駆使しました。

自分的に出色は茶筅筒(真ん中右の茶筅が入ってるガラスの)。茶筅筒って多分、茶箱の道具の中で見立ての代用が最も難しいのです。形状が特殊ですし。で古いものや作家ものを探したり、自作する方も多いようです。私も長いこと適当なものが見つからず。
数か月経ったある日、近所の閉業間近のアンティークショップのインスタをたまたま眺めていたら、画面の隅に小さく小さくこれが写っていて。えっ何かわからないけどサイズと形状的に茶筅筒にぴったりでは……!?と。後日お店を訪れたらまだあった。結局それがそのお店での最後の買い物に。家で手持ちの茶筅に嵌めるとあつらえたようにピッタリでした。こういうことってあるんだな~。ちなみに、本来はおそらく理化学用品の漏斗的なものではないかと。

茶箱に一応名前もつけました。「鉱物の箱」です。最初は特にテーマもなくなんとなく集めていたのですが、その途中である日ふと、ああ私は鉱物のような茶箱を作りたいんだなあと感じ。最終的にかなり自分っぽい箱になった気がします。
とはいえまだ本当の完成はしていなくて、道具を包む布を考えたり、ちょこちょこいじって中身は細かく変えていくと思います。完璧に完成だ!と思える日は来ないのかもしれないなあ。


★堀内明美『旅する茶箱: 匣はこ 筥ハコ 匳HAKO』
茶箱に関する本はいろいろあるのですが、堀内明美さんの本はどれも素敵なのでおすすめです。眺めているだけでも楽しいですよ。

★多田けい子『44の茶箱あそび 小さな箱から広がる物語』
多田けい子さんの茶箱もセンスとアイディアに溢れていて見ごたえがあります。


ふくいひろこさんの茶箱の連載がウェブで読めます。

20250902

アートの箱

幌も例年よりは確実に暑い夏ですが、他の地域の気温の凄まじさを見るとこちらの気温くらいで文句は言えないのかしら、となるこの頃です。いやでもしかし暑いよなあ。今の札幌で昔の東京の夏くらいなのでは。
昔の北海道の夏なんて暑いどころか明確に寒かったですからね。中学生の頃に新聞のファッション関連の記事で「北海道は夏でも気温が上がらないので本州で売れるような涼しい服があまり売れない」みたいな内容を読んで、確かにそんなの着たら寒いよね~と思ったのを覚えてます。今からするともはや別の国の話のようだ。地球、ヤバいのね……。


上の写真は道立近代美術館です。「金閣・銀閣 相国寺展」を見てきました。内容をほとんど知らずに行ったのですが、伊藤若冲、また伊藤若冲、ついでに伊藤若冲、それから狩野探幽、で長沢芦雪、あと円山応挙、みたいな感じで私でも知っているような人の絵がガンガン出てくるので後半はほとんど疲れてました(笑)。いやもちろん作品は素晴らしかったんだけど。生の文化作品って連続で大量に見ると濃いよね。
国宝の天目茶碗も来ていたのですが、いわゆる一般的な茶碗の半分くらいの大きさだったのが面白かったです。茶箱用みたいな小ささ。歴史的な立派な茶碗ってちょっと困惑するくらい大きいものが多かったりするので、あの小ささはなんかかわいかった。


私は近代美術館の何が好きって建物自体が好きなんですよね。昭和中期に建てられた美術館としてはある種一般的な、ごく王道の建物だと思いますが、細部まで丁寧に作られていて綺麗だなと思います。資材もお金がかかった感じがするし、いつもちゃんと手入れされてるし。
ロビーは吹き抜けの回廊になっていてそこがとても好き。この二階部分には喫茶室もあります。やはり回廊型の本郷新美術館も好きなので、私はなんかそういう形の美術館が好きなのだろうか。
設計は太田實という人だそうです。今知った。




リス=紗良・オット「ナイトフォール」

最近一番聴いているアルバム。AppleMusicをうろうろしていて見つけました。ピアニストのアリス=紗良・オット氏のことは一応知っていたのですが、きちんと聴くのは初めて。なんとなく聴き始めたのですがとても好みでした。
夕暮れ、光と闇といったものがコンセプトのアルバムで、確かに全体的に音色が暗くて静けさと重さがある。その暗さが良い!という感じ。選曲もシック。私の好きな(みんな好きな)サティのグノシエンヌも入っています。その表現もまた色彩が暗くて良い。私の今まで聴いたグノシエンヌの中で最もシリアスかも。
しかしアリスさん、ピアノがめちゃくちゃ上手い。いやプロのピアニストつかまえて何言ってんねんて話ですが、プロにしたってめちゃくちゃ上手い。めちゃくちゃ上手い人の演奏特有の、音色からサーッと脳内にひとりでに景色が広がるような感覚を味わえるアルバムです。

20250718

資材ノ館にて

屋のカーテンレールを作成。私の部屋、古いからかなんか妙な作りで絶妙にカーテンレールが取り付けにくいんですよ。でこれまでは窓枠の内側に取り付けていて、特に不便があるわけでもなかったんですがもう少し上に移動させたいなあとずっと気になっていて。

しかし上に移動させるにしても、横の壁に作り付けのクローゼットがあって、上の戸と下の戸の間の5センチ幅くらいしかレールが付けられそうな余裕がないという。
既製品でそこに収まるサイズのものもあるにはあるんですが、自分でパーツを買って作った方が良いだろうと思い。カーテンは短めのが一枚なので強度はそれほどいらないし、そもそもデザイン的に凝ったものより「ただの棒」みたいなやつのほうが好きなんですよね。

で、ホームセンターで金属のポールと、それを壁に留める首長ゲンコというものを3つ購入。
こういうの。本来はタオル掛けなんかを作るのに使う感じのもの。ネジも付属してたけどちょっと短めだったので、念のためもう少し長さのあるネジを別に購入。
取り付けはただドライバーでグルグルやって終わりなので簡単なんですが、今の時期は夕方でも室内であれこれ動いてると暑い。汗だくになってしまいました。こちらもまあまあ暑いこの頃です。
壁の通気口とほんの少し被るような被らないような位置に取り付けたので、欲を言えばあと5ミリ下でもよかったかなあ。まあいいか。直すのも別に簡単なのですが面倒である。

しかし私はどうも、ホームセンターで売られているこういう素気のないパーツ類が好きです。余計な装飾がなくて数十年前から同じ形状で売られているような、ただの資材!みたいなものがやたら好き。デザインとして美しいと思うし。
最終的に欲しい完成品はどういうものか?を細かく洗い出して、それに合うサイズや素材をパズル的に頭の中で組み合わせて、適したパーツを見つけて調達するまでが一番楽しいかもしれない。こういうパーツ類って無限にあるし緻密な工業製品でもあり、こんなの作りたいな~というのに使えるものは大抵存在しますし。安いしね。
ホームセンターの資材館とか意味もなく延々見て回れるタイプの人間です。そういえば、V系バンド色々な十字架の「LOST CHILD」という曲を見かけた時、これ自分のことかな???と若干思った。ネジというか資材好き的な意味で……。MVに電影と少年CQのルアンちゃんが出演してます。




ンテリア関連の動画を見るのが好きなのですが、これは最近見つけたフォルナセッティ一族のお屋敷案内。あの女の人の顔のお皿のブランドね。親子による会社なことはなんとなく知ってましたが、どんな人たちでどんなお家なのかは見たことがなかったのでじっくり見られて楽しい。当然というべきか、すごく高度で濃厚なクラシカル美邸宅という感じだ。

20250603

すてきな模造真珠

術の森美術館の「コスチュームジュエリー 美の変革者たち」を見てきました。監修されているコスチュームジュエリー研究家の小瀧千佐子さんも以前から個人的に気になっていた方で、札幌でも見られるんだ! と思い行ってきました。 

コスチュームジュエリーとは、平たく言うとダイヤモンドやエメラルドのような宝石が使われていないジュエリーのことです。ファッション的・モード的な、デザインやボリュームに富んだものが多いのも特徴。
実際、今回見た一番の感想が「でっかい!」だったかも。展覧会に映える大きめのものが選ばれていたとは思うのですが、にしても全体的にでかい。宝石や金銀を使わず、デザインに振り切れるからこそ、思い切った大きさに作れるということでもありますね。


あとなんだか面白かったのが、宝石でないとはいえどれも高級品ではあるわけですが、庶民の私にもどこか見覚えのあるくらいの高級感でもあったことです。
これが王族や貴族の宝飾展だったらば、わ~見たことない豪華さ!という感じだったと思うのですが、コスチュームジュエリーは私でも知らなくはないなという高級感なんですよね。素材感とか細かい作りの部分も。もちろん十分立派なのですが。
私が持っているような手頃なヴィンテージジュエリーたちの、元ネタがこれらの作品たちなことも多いのだろうなとも。トップデザイナーが作り、当時の多数のメーカーがその真似をして一般向けに大量生産されたであろうものたち。これは今のファッション界も同じ構造ですね。


シャネル・スキャパレリ・ディオールという20世紀モード史の巨匠のコスチュームジュエリーが一堂に会しているのも今回の目玉だと思います。
作品としてとにかく美しかったのはスキャパレリ。特にメタルでできたリボンモチーフのネックレスとかサーカスモチーフのものたちが好きだったなあ。高級素材ではないからこその、そこを逆に活用したデザインを、コスチュームジュエリーの初期にして既に理解しきって作られた作品たちに感じました。それこそシュルレアリスム的というか。


その一方で、もしも今日パッとこの中のどれかを身に着けて出掛けなければいけないとしたら、咄嗟にスキャパレリよりシャネルのネックレスか何かを掴んで行くかもなあと思ったのも事実。なんか壊れにくそうだし(笑)。シャネルはファンタジーではなく現実のためのアイテムを作った人ですよね。この2人がライバルであったのも納得。シャネルのジュエリーだとビザンチン系のゴツゴツっとしたものたちが好きでした。色遣いが独特。

長すぎる模造パールのネックレスとツイードのシャネルスーツ。どちらも現在に至るまでシャネルのアイコン中のアイコンですね。私も結局1920年代のパールのネックレスを二連三連にみたいなのが永遠に好きだもんな……。

 
ディオールのドレスとパリュール(ジュエリーのセット)。1950年代のものなのでまさしくニュールック時代。このドレスは実物がすごく小さくて、昔のレディの華奢さを感じました。ドレスの黒とジュエリーの水色という組み合わせが上品。


スミレモチーフも色々。下のガラスの葉のものは私が持っているヴィンテージのスミレっぽいイヤリングを思い出しました。使いたいんだけど落とすのが怖くてほぼ使ったことがない。

このあたりは高級モードブランドともまた違って、アメリカのトリファリ、ケネス・ジェイ・レーン、ミリアム・ハスケル等のコスチュームジュエリーブランドのものです。これらのブランドは私も昔からよく見かけるので知っています。つまり華やかなものもありつつ大衆向けでもあって、小さいものなら今もネットオークションやヴィンテージショップ等で数千円から入手できるはず。高級でもあり身近でもある、それがコスチュームジュエリーなんですね。

 
トリファリの生き物ブローチシリーズ。かわいい。上はルーサイトの透明系、下はエナメル彩。海の物モチーフのジュエリーも好きです。マリンだし、博物でもあるし。あとなぜか昔からホタテっぽい貝柄デザインのジュエリーが好き(笑)。


手前から、ルーサイトの船のブローチ、ベークライトのブレスレット、セルロイドの櫛。このあたりの20世紀初頭の素材やデザインが好きです。「一昔前の科学」ぽい素材や存在感のアイテムがどうも好きなんですな。


 
SPURの小瀧さんの以前の動画も。コスチュームジュエリーについて分かりやすく解説されていて、コレクションも見られます。

20250524

ガーリー・テキスタイル

のスミレ。スミレはやっぱりこの首が「くねっ」となっているところが好き。この花瓶は見た目が気に入って買ったのですが、使うと何を挿しても不思議と様になるなあと思います。作家さんものなので形とかが計算されているのだろうか。

 
スミレといえば、スミレ柄のハンカチはなんとはなしに集まっていくつか持っているな? と思いました。特にコレクションしているわけでもないですが、親戚からもらったり、これスミレだよーと教えてもらったりもして。多分ハンカチの柄としてはまあまああるモチーフなのもあるかも。「スミレのハンカチ」という存在自体が物としてなんかかわいいもんな。


これもそこまで意識はしていなかったけれど集まったハンカチシリーズ。ケイタマルヤマ。ケイタさんは世界の伝統的ないろいろな柄を、日本的にガーリーに今っぽくテキスタイルに昇華させるのが上手いなあと思います。

ガーリー寄りの洋服ブランドで、テキスタイルをブルーミング中西とか川辺製のライセンス商品のハンカチやスカーフとして一般層にも流通させるデザイナーの系譜ってある気がする。KENZO→アツキオオニシ→ケイタマルヤマ みたいな。KENZOは70年代からかな。ピンクハウスも入るかも。デパートの1階で買う感じのね。
昔から日本のファッション界の大きな要素として生地作りがあって、それこそギャルソンからミナペルホネンからユニクロまで、生地・素材開発を抜きには語れないですよね。その中でわりあい「絵」「柄」のテキスタイル創作に特化した系統が、KENZOさんや金子功さんやケイタさんではと。絵柄自体が特徴なので価格帯の違うライセンス製品化にも向いている。
あとこういうガーリーなテキスタイルを創作する志向って、現在のロリータブランドとかにも繋がる気が。デザイナーが手掛けたオリジナルプリントが尊ばれる感覚というか。

ケイタマルヤマの歴代のテキスタイルをデザイナー自ら解説するページ。私は96年のエッフェル塔柄のワンピースを今も持っているのですが、大石卓さんという方のイラストだと30年越しに初めて知りました。なんだか嬉しい。

 
普段使いに今一番愛用しているのはリバティのハンカチかな。これはイオンのハンカチ売り場で見かけて購入した川辺のライセンスものですが、主張しすぎない美しい柄、使いやすい生地感、お手頃価格、と三拍子揃っていてやはり餅は餅屋だなあと。しかもリバティ社にはこの数万倍の柄が存在するわけですからね。

20250504

ギャルinポストモダン

保友香『ガングロ族の最期 ギャル文化の研究』
これ面白かったです。若者カルチャーに興味のある方にはおすすめ。なかなかインパクトのある表紙ですが中身はかなり真面目な文化研究本で濃いです。でも読みやすい。タイトルは『モヒカン族の最後』のオマージュでしょうね。

狭義のギャルカルチャーは1990年代前半に渋谷で始まったもので、東京の中高一貫の有名私立の女子高生たちが最初、というのは知識にはありました。ギャルって元々は庶民のヤンキー系ではなく、むしろその逆とも言える都会のお嬢さんたちが始めたカルチャーなんですよね。私の5年とか上かな。体感でもルーズソックスブームの最初がその辺りの学年の人たちという記憶です。
で個人的に昔からなんとなく気になっていたのが、そもそもその有名私立高の女の子たちはなぜ肌を焼いたのか? なぜ「海」っぽい見た目を取り入れたのか? 多分LAとか海外志向由来なのだろうけど、具体的にはどこから来たテイストなのか? ということです。
この本は私のこれらの疑問にすべて見事に答えてくれているのです。すごい。つまり元祖渋谷ギャルである彼女たちにも、更に先輩や先輩の先輩にあたる人たちがいるわけですね。
最初の最初を辿るとガングロギャルってココ・シャネルにまで遡れるらしいです。な、なるほど。確かにフランス人って異様に日焼け肌への執着があるイメージ。これは現代のフランス国民が雇い主からバカンスの権利を獲得したこととも密接な関係があるのだそうな。

私はアトピー性敏感肌&日光湿疹も若干、という日焼けには最悪の相性の肌質を持って生まれたため肌を焼くことはない人生でした。健康な肉体を持ってこそのギャルなのだなあとしみじみ納得。
しかしフランス的な小麦色の肌やそれに調和したファッションは素敵だなと思うし(ブリジット・バルドーって言われてみるとすごくギャル)、肌質と時代の両方が合っていたら焼くのもやぶさかでなかった気がする。あと、私個人はオタクで全然ギャルではありませんが、うちの血筋は若干ギャルだと思う(?)。
友達にはギャルもいたので、カルチャーとしては自分と近くはなくすごく遠くもなく、くらい。私は服オタクで服屋と名の付く場所はなんでも見たい人間だったので、若い頃はギャルショップも出入りしていました。安いアクセが豊富なので、今でいうGUとかZARAとかH&M的な使い方をしていた記憶。90~00年代前半はファストファッション定着前で、安価なトレンド系は実質ギャルショップしかなかったかも。今のギャルは多分、SHEINだろうなあ。


余談。あの渋谷109のビルは札幌出身の竹山実という建築家の手によるものです。竹山実は、サッポロファクトリー、中村記念病院、北見北斗病院等、私が子供の頃から不思議な見た目だなあ……と何気に思っていた地元の建物たちの建築家で。大人になってそれらや109が同じ人に作られたと知りへえ~となりました。
竹山実自身はコンセプチュアルでポストモダンな、インテリっぽい作風の人だと思いますが、109はご存じ日本を代表するギャルの聖地。世界観としてはなかなか逆というか。そのこと自体が面白いなあと思います。つまり109って日本で最も有名なポストモダン建築とも言えるのでは。
ちなみに109は最初は普通の大人向けの商業施設で、ギャルブランド特化のビルではありませんでした。それがなぜ今のような業態になったのか?の経緯も、『ガングロ族の最期』を読むと分かります。

少し前にサッポロファクトリーに映画を見に行った時に撮ったもの。