20211209

シューシャインボーイ

しぶりに靴磨き。革靴はまあまあ履くのでたまにはやります。しかしモノグサなのでこまめにやるという感じではない。帰宅したときに玄関で馬毛ブラシで泥や埃を払うのだけは普段からやっておいて、磨くのはひと月に一度とか数か月に一度とかです。
そして冬の玄関は寒くてすべてのやる気が削がれていくので、室内で新聞敷いてやります。

磨き方はステインリムーバーで軽く拭く→クリームを塗る→豚毛ブラシで馴染ませる→ワックスを塗る。普通だ。クロスは古いシーツを切ったものを使ってます。
私は靴磨きがわりと好きなのでワックスまで一応やりますけど、基本的には汚れ落としの馬毛ブラシと栄養のクリームがあれば十分じゃないかな。どっちも千円とかで買えると思う。
この感じって人間のスキンケアに似てるなと思います。汚れ落とし(洗顔)と保湿はやっておくと清潔感があっていい感じ。それ以上のワックスや細かい道具(化粧品)へのこだわりは人によりけりで、やったらやったで綺麗だしやらなくても特別問題はないよね的な。

個人的には服がカジュアルなほうなので、靴だけがやたら光っていると浮いてしまう気がしてワックスはあまり光らせないようにはしています。そんな技術もないが。

写真の靴。ローファーはアウトレットで買った歩きやすいリーガル。紐靴はフランス製のサービスシューズ。ブーツは15年とか前のマーチン。当時はイングランド製しかなくて普通に買ったら自動的にそうなったんですが、今マーチンのイングランド製って倍くらいするはず。ちゃんとした質の普通の靴とか服って高くなったよねえ。
 
サフィールのワックス。見た目がかわいくて好きです。蜂マーク。以前はワックスって楽しいけど匂いが苦手だったのですが、これは平気です。原材料が天然系だそうで、そのぶん蜜蝋等の強い匂いはするんですけど石油系のツンとくる感じではないので。ものによって違うのだなあ。おフランス製ですがお手頃です。



菓楼の札幌本館。久しぶりにお友達と。すごく洋館という感じですが、実際元はすごく洋館です。大正時代に建てられた北海道庁図書館でそのあと美術館になったり文書館になったりした建物。私の世代だと文書館のイメージで、上の世代の人は美術館のイメージらしい。
数年前に菓子ブランドの北菓楼が安藤忠雄設計でリニューアルした店舗ですが、外観はほぼ変わらず写真のような特徴的な部分も残してあります。カフェもあり。中心部から遠くない場所に雰囲気のある古い建物のこういう場所があるのはなかなか嬉しい。

ちなみに写真の奥に鎮座する球体、なんか不思議な感じがしません?これ、本当に何なのか謎らしいです。昔からこの建物にあるんだけど資料がなくて何なのかよくわからないらしい。そんなことあるのか(笑)。

0 件のコメント:

コメントを投稿