20191211

ブルーそしてブルー


し前になりますが道立近代美術館の「アイヌの美しき手仕事 柳宗悦と芹沢銈介のコレクションから」を見てきました。
アイヌの刺繍等は北海道にいるとわりあい目にするものではあって、地下鉄の駅構内にも飾られていたりします。が、まとまった数の作品を見られるとやはり見ごたえがありました。昔からアイヌのデザインや素材が好きで、自分にとってはどこか近くて遠いデザインともいえるかもしれません。
上の写真は特に気に入った刺繍のもの。アイヌ刺繍は紺や生成りの色のイメージが強かったのですが、水色が少し入るとどこかモダンな感じがして新鮮でした。北欧の伝統的なデザインにも通じますよね。



藍色のデニムのような素材の服が多いからか、すごく今っぽいというか若い男の人がそのまま着ていてもお洒落に見えそうなものが多かったです。個性や濃さもありつつ全体的にはどこかさらっとしたセンスなんですよね。そもそも昔の人の普段着とかワークウェアって大体センスいいよね。



近代美術館の建築やインテリアが好きです。ごく普通にシンプルだけどなんとも言えずシック。日本がお金持ちだった時代に建てられたモダン建築だなあと。資材とかひとつひとつ綺麗なんですよねなんか。
庁舎とか美術館とか博物館とか、ミッドセンチュリー前後あたりのモダンで丁寧に作られた建物ってまだ日本中に現役で使われつつ残っていると思いますが、そういうさらっと豪華なものが日常で見られるのもあと10年20年くらいで最後なのかなあと思ったりするこの頃。




大丸の前を通ったら広場で大勢の人たちがキャーとかワーとかなっていて、音楽のライブでもやってるのかな?と見てみるとNHK杯を巨大モニターで観戦していたのでした。フィギュアってもうほんとに国民的スポーツなのだなあ。昔と隔世の感。写真はたぶん山本くんのキスクラのときかな?

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