20160620

コズミックファクトリー


分の過去ログから。2011年にサッポロファクトリーで撮った写真です(その時のブログ)。天球儀や古い工場の巨大な部品を組み合わせたようなこのオブジェがとても好きで。この時初めて説明文を見つけてそれについて書いたのでした。作品名は「コズミック ファクトリー プラズマ エニグマ(宇宙工房のエネルギーと謎)」。


このオブジェを作ったアーティストはピーター・シャイアーという人なのですが、最近彼の名前を雑誌等で目にします。&Premiamとか、今月のポパイにもけっこう大きく取り上げられていました。マグカップが日本でも人気のようで。何に驚いたって名前であっファクトリーのオブジェの人だ!と思い出した自分に驚いた。
2011年の時点では日本語のサイトにシャイヤーさんの情報は商業系で数件あるかないかだったと思います。個人ブログとかだとゼロだったかも。おかげで英語全然できないのに英文を検索して調べる羽目になってウ……となってたので記憶に残ってるんだと思う(笑)。今は日本語の情報も増えたようです。
そんなに注目してる人もいなかったであろう地元の二十数年前のオブジェが、少なくともその作者は人気になっているようでなんとなく嬉しいのでありました。



今月のポパイには創刊号をそのまま復刻したという付録が付いていますが、私も数年前から同じ号のそういうものを持っています。ただしサイズがこんな。タイムスリップグリコのおまけです。超ちっちゃいですが虫眼鏡を使うとわりと読めます。すごい印刷技術。オリーブと4年の学習も持ってます。
今のポパイ、大ファン!とかでもないですが(女だし)、木下編集長以降のポパイは素直にすごいなと思っています。クラス一の優等生をあえて否定しても意味ないよなあみたいな感覚。装丁から違うもんな。ポパイのリニューアル後、日本のファッションのたくさんのことが一気に変わったなと思います。というか、もともとあったものが可視化されたというほうが近いのか。





元の図書館で昔の本を借りるとたまに付いているもの。若い人は何か分かりますかね?学校の図書館ならまだあるところもあるか。「耳をすませば」でも出てきますね。 この文、普通に読めば本汚さないでねってことだろうけど、本の内容を悪用するべからずってダブルミーニングにも取れるような。とかこれに遭遇すると思います。モリスさんは模様の本(?)とかいっぱい持ってたのだろうか。




『駆込み女と駆出し男』
面白くてびっくり。評判は目にしていましたが期待の10倍くらい面白かったです。展開がどんどん転がって、伏線の回収を楽しむミステリー的な面白さもありました。
台詞が凝っている。気の利いた日本語の流れが楽しいです。雰囲気が勝ちすぎてもはや聞き取れない箇所とかあるんですが、それすら味という感じ。凝った台詞って上手く作らないと上滑りすると思うのですが、役者さんも達者な人ばかりでハマってました。
 陽月華さんを見られて嬉しいのと満島さんは迫力あるなあと。陽月さんはスパッと漢らしいのに芯が清純少女的なところが魅力だと思うのですが、まさにそういう役でよかった。大泉さんも軽やかでイイ塩梅。大泉洋というと、道民ゆえ「水曜どうでしょう」の初期とかリアルタイムでなんとなく見ていた記憶。誰だか知らないけどやたら華のある人が出ているので全国ネットの番組だなと思いきやローカル番組で。初見からそういう印象の人ってスターになるものなのだなあ。

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