私は基本的には普通の新品を普通~に着る人間ですが、そこに少し味を足すのに古着を使う感覚があります。ベーシックなシャツとかでも古着は不思議と雰囲気が濃いですし。
あとまあ昔の服はものが良いよね。デニムもファストファッションに見慣れた目からすると驚くほど生地が厚かったり。ボタンが凝ってたり、ニットがハンドメイドだったり。もう作れなさそうなものも多いなあと。
てな前置きはわりとどうでもよくて(そうなのか)、自分が好きでたまにお邪魔する古着屋さんを記録帖代わりに書いておきたいと思います。どのお店もかわいいですよ。おすすめです。
主にユーロワーク系が多いお店だと思います。女性が着る古着としては渋くてかなりメンズライク寄りかな。私が好きなカラーでもあります。フレンチワークジャケットやジャーマントレーナーや軍ものが常に揃っている印象。ヴィンテージ家具もあるよ。そういうお店がパルコの3階の真ん中にあるのが面白いなあ。時流を感じる。
4丁目プラザ(ファッションビル)の7階は「自由市場」という雑貨屋や古着屋が所狭しと並ぶ独特の空間です。かつて氷室冴子さんの少女小説にも登場した場所。時代でお店の移り変わりはあるけど、今私が好きな古着屋さんはこちら。カジュアルでパタゴニアとかある感じで、私が行くお店の中では一番トレンド的かも。おしゃれです。
同じく4プラ自由市場。上のscenerityさんから5秒くらい。ガーリーでクラシカルなイメージのお店。かわいいワンピースとかが揃っている印象。ブーツやバッグも豊富。
★BRIC-A-BRAC
同じく上のお店たちから5秒のアクセサリーショップ。札幌市民は中高生時代に一度は訪れるお店。そうですあそこです。100円とか300円とかサン宝石的な価格でアクセが買える蚤の市的なお店。そして、これ書くの迷ったんですけど書いてしまおう。小声で教えますが、ここは古いものが好きな人が見るとまあまあ衝撃的なお店でもあるのです。みなまでは言いませぬのでぜひ実際にお店をじっくりご覧ください。
札幌の古着好きな女性で知らない人はあまりいないかも? 大人が通うヴィンテージショップといえばここなイメージ。クラシカルでレディな雰囲気です。十数年前からお店が移転するたびにひっそりとお邪魔しています。ステラプレイス(デパート)にお店が入って行きやすい。1920年代や30年代のドレスもあり目の保養。ブランドのセレクトも独特で面白いです。古着というより少し前のマークジェイコブスとかケイトスペードとかもあってへーなるほど!となる。
移転前のoogという店名だった頃に結構行っていました。ヴンダーカンマーみたいなインテリアが楽しいお店だった。移転後の場所は地下のザ通行路の前な感じがなんか面白い。以前の妖しさは少し薄れてトレンド的でカジュアルな服が増えたかなと思います。かわいいアクセサリーが豊富。
あと古着屋さんって店員さんと服オタトークができるというのも良いなあと(笑)。喋るのが得意なわけではないし邪魔になってもいけないので適度にとは心がけていますが。
個人的な感覚ですがマニアックな服のお話ができる女性ってなぜか大抵古着屋のお姉さんです。男性だといわゆる普通の洋服屋の方でもマニアックな方はいる印象ですが、女性は単純に少ないんですね多分。でその数少ない女性はなぜか古着屋さんの店員である確率が高いというか。あくまで私個人の印象ですよ。
あ、番外編として。いわゆるヴィンテージショップではない、リサイクル・リユース系ショップを見るのも結構好きです。オフハウスとかセカストとかそういうやつ。大量に並ぶ服の中から素材や縫製が良きものをぱっと見で選別できるようになるという謎の(あまりほかに使い道のない)技が身についてしまう。
ちなみに欧米のヴィンテージとよく見間違えるほどしっかりした作りのファストブランドがありまして。それは……かのユニクロです。ほんとに。ユニクロの服って多分20年後とかにはヴィンテージになってるんじゃないかな。
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