20160519

パンセ


のスミレです。あまり存在を認識していなかったけれどそういえばあったやつ。なので細かい種類はわからない。野の花だからか基本元気で特別手入れをしなくてもサクサク咲きますね。




黒葉菫。葉がほかのスミレに比べてかなり濃い色です。スミレってやっぱり顔みたいだなあ。私にはブルドッグに見える。「パンセ」はフランス語で思考とか思想の意味で、頭を垂れて物思いに耽る人にもたとえられたのだそうで。「花の名随筆3 三月の花」という本のスミレの項で読みました。
去年はすごい勢いで葉を虫に喰われていたのですが、特に対策もせず放っておいたら(おい)今年は全然喰われないようで。なんでだろう。虫側も味に飽きるとかあるのだろうか。




最近読んだスミレの本4種。表記がちょうど「すみれ」・「スミレ」・「菫」と全パターン(?)ある。どれも面白かったです。スミレの本ってなぜかあまりハズレらしいハズレというのがない気がする。そもそもニッチだから適当に作るみたいなことも起こらないのだろうか。
松田瓊子「すみれノオト」は装丁の細部まで「わかってる」感が強くてこれきっと有名な方の仕事だろうなあと思ったら名久井さんでした。
「バラの村、スミレの村」は写真もよいですが文章が特に面白かったです。スミレの歴史が読みやすくまとめられていて勉強になりました。フランスでスミレの町というとトゥールーズしか知らなかったのですが、こちらで紹介されているのはトゥーレット・シュル・ルーという村。小さくてかわいらしい村がスミレに溢れていて素敵です。


Mimas@Instagram
上記の本たち含め、読書記録はインスタグラムに都度載せています。ノートの記録が続かなくて人の目があれば続くのでは……という下心?でなんとなく始めたんですが、自分の場合は合ってたようで一応続いています。撮って書く形式を最初に決めてしまったので深く考えずにサカサカアップできるのが良かったのかな。

0 件のコメント:

コメントを投稿