20231012

半世紀のアリス

回のブログでKENZOは80年代以前にアリスの絵のアパレルを出しているのでは? と書いたのですが。その後ふと検索してみたところ、ヤフオクのログでまさにそういうストールを発見しました。おおこれだ~。
ケンゾー KENZO 不思議の国のアリス スカーフ マフラー ストール
私が昔写真で見たのもこれの色違いだと思います。かわいい。 タグの感じからしても80年代以前、70年代の可能性も全然あると思う。JUNGLE JAP時代かなあ。

日本というかおそらく世界にも「ガーリーなアリスのアパレル」がほぼ無いであろう時代ですよね。それでこの完成度。さすが。
私はKENZOって日本のガーリーファッションの祖先の一つではと思っていて、アリスやその他のクラシカルなモチーフもおそらくこの辺りから広がっていったのかなあと想像しています。

ついでに手持ちのKENZOのヴィンテージのワンピースを載せてみます。当時のKENZOはこういう素朴でかわいらしい服を出していたというのが分かりやすいのではないかと。引っ張り出してきたのでシワシワしててすみません。
フランス製のKENZO Parisで麻100%。表記やサイズも全てフランス語。おそらく80年代のものかなあと思います。買ったのは数年前。
シンプルなシャツワンピースですが、着てみるとやはり作りがいいのが分かります。首回りとかシュッと体に沿う感じで。あと私はこのプリントが大好きで。持っている服の中でも1、2を争うくらい生地が好きです。毎年夏に一、二回は着てるかな。



田浩一が演出するショーが毎日のようにNHKの朝ドラで見られるという現象が起こっていて、現代を代表するショー演出家となるとそんなこともあるのだなあと驚いております。
オギーショーを、日本中の舞台等に興味のない人もある人もみんなが朝から目にしてあれやこれやと感想を言っているであろう、その状況自体がすごい。それも結局はオギーの才能ゆえに起こることなんだろうなあ。

黄色いチュチュのダンサーさんたちが乙女でかわいい。「胡蝶の舞」というタイトルからして荻田浩一的。音楽もちゃんと甲斐正人氏。いつもだけどNHK大阪の朝ドラってすごいな。文化というか。
この後もまたショーシーンが色々出てくるのだと思います。主人公が大人の歌手になってからの舞台も楽しみ。オギーショーのシックな女役さんみたいな感じも見たいなあ。

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