今年スニーカー初めて履いた。という程度にはやはり北海道の冬は長いなあ。
スニーカーは白が昔から好きです。合わせやすいからとかもあるけど物体として白スニーカーがなんか好き。「ズック」って感じがするからだろうか。中3のとき雑誌で見たスペルガの白を街中のムラサキスポーツまで買いに行ったなあ。あれもかなりのズック感。
写真のジーパンはLeeです。糸の紡ぎ方が普通の仏式ではなく英式だとかで、しっかりした布地なのに履き心地が柔らかくて楽ちん。結構テロンとしてます。その分いかにもなデニム感は高くないかも。
デニムって厚くて固いほうが風合いとしては好きなんだけど履いててラクなのはストレッチ入りやペラっとしたものだよな~。今はいてるストレッチのGAPのとか、モモヒキなの!?っていうラクさだもん。両方欲しがるのはないものねだりってことなのだろうね。
Leeはザ定番な老舗メーカーですが、どこかお洒落な雰囲気があるところが好きです。ボタンとかステッチとか、普通なのにかわいい感じが。女性向けのショップでよく扱われるのも納得。デニムジャケットもLeeの101J?が好きかなあ。真ん中にジグザグのステッチがあるやつ。
そういえば最近気づいたことなのですが。私ロリータ系というかガーリー系なブランドだとJane、MILK、エミキュ、あとまあカネコ系あたりが昔から好きなのです。
最近はあまり着ないけど、たとえばJaneやMILKの古いカーディガンを羽織るとかはある。で、今の自分の相当さっぱりしたカジュアルにもそれらって普通に合わせられるんですよね。実は基調がベーシック同士で違和感がないのです。質がよいので長持ちするし。
つまり私の好きなガーリー系ブランドって一言で言い表すと「ジーンズと合わせられる」なのではと。少女的であっても貴族趣味だけではなく、20世紀以降のモダニズムとかアメリカナイズも範囲とするブランド。なんだか納得してしまいました。
極の誘ひ 詩人吉田一穂展 ―あゝ麗はしい距離(ディスタンス)、(北海道立文学館)
池澤夏樹氏の館長就任以来、私が好きな人や作品の特別展が続く道立文学館。次は吉田一穂が来る……! はい、好きです。このピンポイント感。
そもそも私は「好きなものを見つけた!と思ったらそこに池澤夏樹がいる(あとがきとか編集とか帯文とかで)」という体験を数えきれずしておりまして。好きの感覚が似すぎているのだと思う。いや池澤先生に向かって恐れ多いですが。
つまり池澤さんが館長になった文学館で私の好みの題材が連発するのは当然といえば当然なのだな。むしろなぜ今まで気づかなかったのか。
ちなみに「好きなものを見つけたと思ったら既にそこにいる人」の音楽版が細野さんです。このバンド好き!このクラシック好き!→あっ細野さんいる。がめっちゃある。
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