ちゃんとしたサイドテーブルを買って専用の照明も付けてみたいなことって、今までやったことがなかったんですよね。椅子とかでも普通に代用できるし特に困ってもいなかったので。でも一度ベッドサイドの定番のセットみたいなものを改めてコーディネートしてみたいなあと思い。
サイドテーブルは選び始めると意外と難しくて結構混乱しながら探してたかも。つまるところベッドの横で台として使えるものなら何でもいいわけですけど、故に候補は無限にあるという。軽く数百は商品画像を見た気がする。
で自分は多分ヴィンテージでちょっと重みがある雰囲気のものが欲しいかな?と見当をつけて、最終的にイギリスの古い木製のものにしました。あんまり外連味のないロクロ脚、みたいな感じが気に入っています。
本来はシェードをかぶせるものだと思いますが、ロウソク型の電球が見えるのも燭台っぽくて好きなので、しばらくこのままでいこうかなと。ちなみにこの電球レトロな形ですがちゃんとLEDなのです。シャンデリア球ってやつですね。
最初はテーブルランプも良いなあと探していたのですが、いろいろ見るうちに壁に取り付ける道具っぽさが自分は好きかなと思い、この形に。部屋が広ければベッドの両サイドに二個シンメトリーに設置するのもやってみたかった。
ベッド周りのインテリアってやはり欧米の文化だからか、美意識が基本的にシンメトリーの美なんだなと、今回いろいろ見ていて改めて思いました。サイドテーブルもライトも二個セットが基本の世界というか。私はスペース的に無理なのでベッドの逆側は壁ですが。
あと今回ベッド周りをいじっていて感じたのが、ベッドメイキングって簡単なのに部屋全体のインテリアとしてのビジュアルにかなり効果があるんだなあということです。
と言っても私ができるのは好きな枕とクッションを重ねて置くとか、シーツ類のシワを伸ばすとかその程度なんですけど、それでも単純に見栄えや気分が違う。海外の人たちがマナーのようにベッドメイキングを気にする理由がなんとなく分かりました。日本で言うところの「布団を上げておく」「座布団重ねておく」的な感覚なんだろうな。
とりあえず一通りは揃った、かなあ。とはいえこういうのって厳密には終わりがないですよね。またちょこちょこといじっていくと思います。
あと、私は基本的には金属!ヴィンテージ!理化学!博物館!みたいな趣味の人間なのですが、ベッド周りに関しては例外的に?結構乙女感覚が出てくるんだなとも思いました(笑)。わりとホッコリ感あるような。自分がそう思っているだけだろうか。眠る場所だからですかね。布が多いコーナーゆえもあるかも。
今一番気になるインテリアコーディネーターはこの人かも。クラシカルと装飾性と全体のバランス感覚とがすごい。どこかファンタジックな雰囲気もあります。
こちらも気になるコーディネーターさん。この動画は女優のエマ・ロバーツ(ジュリア・ロバーツの姪ね)のおうち訪問なのですが、この邸宅全体のコーディネートをしたのがPierce&Wardという女性二人のデュオです。クラシカルで装飾的なところはBeata Heumanと共通するものがありますが、もう少し今っぽいひねりが効いている感じかな。
海外のインテリア紹介を見ていると「うちは本当に狭いのですが……」と説明している家が日本の一般的な住宅の二倍くらいあるのだが?? みたいなことが普通にあるじゃないですか(笑)。
Apartment Therapyは海外の1K的な間取りとか本当に結構狭めのおうちもたくさん紹介しているので、日本人もわりあい参考にしやすいのではないかと。ちなみに、世界の中でも日本のアパートをしのぐレベルで狭いかもといえばパリの屋根裏部屋かも。でもおしゃれ。
ちょっと番外編。これという動画があまり見つからなかったのだけど、Roman and Williamsは個人的に好みすぎるインテリアコーディネーターなので紹介したくて。ご夫婦です。超がつくくらいの大物なので仕事は多岐に渡りますが、一番好きなのは彼らのスタジオかな。
こういう嗜好のインテリアの極点、という感じがする。私はもちろん大好きです。
あとインテリアユーチューバーさん系もまとめて。
これ、日本国内ですよ。都内だよ!
映画「ミーン・ガールズ」(懐!)にも出演していたという俳優さん。でありつつすごく洗練されたライフスタイル全般を紹介している方。絵もカリグラフィーも陶芸もDIYも服も料理もなんでも器用にこなしてしまう。自室のアンティークのベッドが素敵。
クラシカルかつシックな趣味でおしゃれな方。なのですが壁紙全部貼った後に「やばい、これ好きじゃないかもしれん……」と青くなりながら全部一からやり直してたりとか、なんだか人間らしくて魅力的。
趣味の良い方だなあと。元プロップスタイリストさんらしい。小物の合わせ方とかスリフト(リサイクルショップ)の活用方法とか、感覚的にかなり共感するものがあります。好き嫌いについてサクサク意見するのもキャラが立っていて面白い。
モデル兼インフルエンサーさん?でいいのかな。男性です。この方のセンスもとても好き。若いのにひとつひとつの物を選ぶ目がかなり鋭い方とお見受けします。
なんだか海外の動画ばかりになってしまったのですが、特に他意はないのであります。というか日本にもインテリアが素晴らしくて好きな方はたくさんいるのですが、そういう方たちってほぼ動画にはなってないというのが主な理由な気がする。雑誌で見る感じというか。
日本の方でいうとこぐれひでこさんとか昔から憧れだなあ。今のおうちももちろん素敵ですが、以前住まわれていた青い床タイルのおうちはもはやちょっと伝説的かも。











