20201010

ちいさくて、厳格

っすら不便と気づきつつもすごく不便ではないので買わないまま何年も経っていたもの、それは自室に置く時計。スマホやパソコンがあるので時刻が分からないわけではないのがネックで。
つまり腕時計をつけ忘れたときと同じジレンマなんですよね。あれば一瞬で時刻が分かるけど、なくても二瞬くらいで分かる。一瞬差(?)くらいの不便さであるために、購入を先送りにし続けてしまうという。腕時計もなくて超困りはしないけど、腕で見たほうが速いは速い。

でまあ何がきっかけだったのか、なんとなくもう買おうという気持ちになり、初めてBRAUNの時計を購入しました。手のひらサイズ。一番シンプルで簡素なモデルなのかな。
まあ一度は使ってみたいしくらいの感覚で選んだのですが、実際に手に取り使っていくうちに段々しみじみとコレ良いなあ、不思議な時計だなあと感心するようになりまして。

素材はぱっと見まあまあチープです。というか安いので。無印より安いかも。でも佇まいが妙に「高い」のです。プラスチッキーな黒い小さな箱なのに。謎の気高さみたいな雰囲気すら漂っている。
つまり字体や素材感や、その他いろいろな面を含めた全体のバランスがすごく考えられているということなのだろうなと。完成度の高い普及品のプロダクトデザインとはこういうものなのかと改めて知ったような。ブラウンってすごいなあ。熱狂的なファンが多い理由が少し分かった気がしました。さすがAppleの元ネタ。
私はアナログにしましたがデジタルのと迷いました。これもすごくかわいい。


 
イルカラーあまり塗らないのですが、たまにふと色を置きたくなります。指の先に色がついてるのってよく考えるとなんか面白いよね。 短い爪に季節に応じた良いなあと思える色をしゃっと塗っただけ、みたいな感じが基本的には好きです。肌が弱くて爪で掻くとダメージになるのであまり伸ばせないというのがそもそもの理由ですが。

Ducatoのネイルは色出しがかわいいななんだかセンスがいいなと以前から思っていて、店頭で見かけたブラックベリーという色が秋らしくて気に入ったので買ってみました。そういう名前の携帯があったな。
シャンティって井田コーポレーションなんだなあ。化粧品会社って百年企業が普通にたくさんあるのが面白いですよね。近江兄弟社とか、子供の頃リップクリームの裏側の社名を見てオジサンの兄弟の姿を想像したりしていた。新しい感覚も必要だけど、変わらない安心感も必要なものだからなのかな。十年二十年単位で同じ化粧水を使い続ける人とか、全然いるでしょうしね。

0 件のコメント:

コメントを投稿