シャネルのオンブルプルミエールクレーム。使いやすくて最近よく使っています。ヨレがほぼゼロ。朝つけて夜までまぶたが基本同じ状態です。大抵指で塗ってます。ちゃんとグラデーションにもなるし。
色はメモリー。ブラウンだしわりとゴールドだしオレンジだし、本来なら私はかなり肌がくすみやすい系統の色だと思うんだけどこれはなぜか大丈夫。偏光っぽい深みゆえかブロンズっぽいからなのか。シャネルの巧みさなのか。
どうも単色アイシャドウが好きで。そもそも私は複数の色で目元を成立させるやり方というのを未だに本質的に理解できてない気がする。色の組み合わせとかよくわからない。逆に言うとケヴィン・オークィンとかパット・マクグラスとかセルジュ・ルタンスとか、メイキャップの歴史に残る天才の多くって明らかに生まれつきの色彩の才能があるなあ。上手な人のを見るのは好きです。
で今のトレンド的にアイカラーは単色でもOKというのと、顔立ち的に作りこむメイクがそもそも映えないほうというのをいいことに単色で済ませることが多いです。楽だなあ。
最近はこんな感じが多いです。Diorのシャドウも単色のベージュ。おもに下瞼に。ファンデーションはあまり塗らないのでミッフィー日焼け止めの上にお粉、の上にRMKのスティックハイライトを。これは光りすぎず濡れ感が出て好きです。デパコスなのに2000円とかだし。ちふれのチークは色も小ささも好き。眉は最近リキッドを使ってみてます。これはMEDIA。リップはMAC。
私はどうもベージュとかブラウンのメイクに憧れがあるなあ。自分には基本難しい色味なのですが。だからこそ憧れるのかも。その系統の色でもなんとか使えるものや使い方を探して使っている感じですね。
印象に残っているメイク関連の本いろいろ。
草場妙子さんの『TODAY'S MAKE-UP』は一言でいうとお洒落。今の感覚を捉えた一冊だと思います。ファッションのトレンド面からもきちんとお洒落なメイク本って実は珍しい気がします。職人仕事なので技術中心になるのが普通なのかも。この本はその点がすごく軽やか。
山本桂子さんの『お化粧しないは不良のはじまり』は読んだのが結構前なのですが、すごく面白かった記憶。お化粧の近代~現代史を社会学的な見方を交えて、楽しくバラエティに富みつつ読ませてくれる一般書ならこれではないかと。オススメ。
渡辺サブロオさんは私がファンなので。表紙がめっちゃかわいい。頭に和菓子。装丁全体がワトゥサ的な美意識に貫かれている。サブロオさんのお弟子さんである中野明海さんも出てます。中野さんは安室ちゃんのメイクさんです。
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